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【青春18切符】4泊5日の貧乏旅行で費用を抑えたコツ

青春18きっぷ旅行費用の抑え方
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あ~職も無エ 金も無エ
技能も学もまったく無エ

どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

以前行った青春18きっぷ旅の話をまだ書ききれていないので、今日は費用の話をしたいと思います。

旅行ってお金のかかる趣味なんですよね。

プロになると野宿をしたり、山で狩りをしたりして自給自足の旅をするらしいのですが(それはもはや旅行なのか?)……。

なにぶんアマなもので、もろもろ費用が掛かってしまいます。

今回の記事は、

予算はどれくらいで考えればいいのかな?
学生だから費用抑えたいよ~泣

という、旅の予算・費用が気になる方にぜび読んでいただきたい記事です。

実際に行った貧乏旅行を振りかえりながら、『4泊5日の青春18きっぷ旅にはいくら必要なのか』を考えていきます。

青春18きっぷだけでなく普通の旅行にも共通な話ですので、参考にしてみてください。

この記事の内容
  • 青春18きっぷ旅(4泊5日)で実際にかかった費用
  • 旅行で費用を抑えるコツ

青春18きっぷの旅で必要な費用

青春18きっぷ旅行では、絶対に掛かってしまう費用が1つあります。

それが切符代、12,050円(税込・2022年現在)。

青春18きっぷ

これなしでは始まらない。

しかし、金券ショップ・ヤフオクなどで安く手に入れようと思えば、ここから節約できます。

(メルカリは規約で販売できないとのこと。)

JR公式で購入した場合、青春18きっぷの値段は1枚12,050円(税込)。

5日間、または5人が利用でき、1日にすると2,410円かかる計算ですね。

青春18きっぷ関しての基礎知識や使い方に関しては、こちらで解説しています。

野宿&断食で5日間過ごすならこれだけでいいのですが、さすがに頭おか旅行になるのでここに、

「食費」と「宿泊費」

を追加します。

つまり大きく分けて青春18きっぷ旅には、以下3つの費用が必要になります。

  • 交通費(18きっぷ代+あればバス・私鉄等)
  • 食費(1~3食×5日)
  • 宿泊代(4泊分)
  • 場合によっては観光費やおみやげ

ここら辺は普通の旅行と変わりないですね。

青春18きっぷ4泊5日旅行の予算と実際にかかった費用

ではここで、私が夏に行なった4泊5日旅の費用を振りかえってみたいと思います。

予算はざっくりと、「1日1万×5=5万円でよくね?」という感じで出しました。

(※ これから書いていく交通費の中には、青春18きっぷ代は含まれていません)

「合計額だけ知りたい!」という人は最後まで飛んでください。

青春18きっぷ旅 1日目の費用

  • 交通費: 2,740円(えちごときめき鉄道+あいの風とやま鉄道)
  • 食費: 1,640円
  • 宿代: 3,044円
  • その他: 798円(ロッカー200円+カッパ598円)

合計 8,222円。

初日ということもあり、無駄の多さが目立ちました。
カッパ代とかね。

北陸はJRではない第三セクター(えちごときめき鉄道・あいの風とやま鉄道)が幅を利かせているため、青春18きっぷ旅には向いていません

第三セクターとは?

民間と行政が運営している鉄道会社
かつては国鉄・JRの路線だったものが切り離され、引き継がれたものが多い

長野から新潟・富山を経由して金沢駅を目指しましたが、半分以上は青春18きっぷが使えませんでした。

食費に関しては、夜のみです。
朝は自宅で食べ、昼は持参したおにぎりとバナナを食べました。

「黒百合」というおでん居酒屋に入りましたが、酒なんて飲んだら一瞬で食費1,000円越えですわ。要注意。

きっぷ代を合わせると予算から592円オーバーです。

やっぱりカッパのせいか……。

青春18きっぷ旅 2日目の費用

  • 交通費: 2,330円(バス+船+智頭急行)
  • 食費: 993円
  • 宿代: 4,900円

合計 8,223円

カッパもないのに初日より高くなってんじゃねーか! ……1円だけど。

2日目は「本当に3食食べた?」と疑われる食費ですね。

朝はパンとヨーグルト(308円・このパンぱさぱさで不味い

青春18きっぷ食費

昼はおにぎり1個と野菜ジュース(243円)。

夜もおにぎり1個(230円) 姫路駅で買ったちょっとお高級なの。

おやつ100円(アルフォート)、水112円。

2日目は朝から晩までほとんど電車に乗りっぱなしだったため、食事処に入って食べることができませんでした

そのため基本はコンビニ。
青春18きっぷの旅あるあるらしいです。

沖島観光をしたので、そこまでのバス賃と船代がかかりました。

それよりも高かったのは智頭急行。
また三セクゥ!

コインランドリーが使いたいという理由だけでホテルにしましたが、ランドリー付きのネカフェに泊まるのもアリでしたね。

青春18きっぷ旅 3日目の費用

  • 交通費: 1,940円(智頭急行+バス)
  • 食費: 2,180円
  • 宿代: 2,990円

合計 7,110円

3日目は鳥取砂丘へ行ったため、そこまでのバス賃がそこそこかかっています。

ただレンタカーやタクシーを使うことを考えると、やはりバスは安価で済みますね。

あとはやっぱり智頭急行。

朝食だけで1000円使っているのですが、これはタコ代です。

朝食、タコ。
なんでこんなことになったのか、詳細はこちらの記事で語ってます。

昼はまたしてもおにぎりとバナナ。
夜だけがまともで、和歌山ちゃんぽんを食べました。

宿は結構いいところに泊まりましたが、楽天ポイントを使ったためこの値段。
ズルじゃねーか! とツッコまれてしまいそうですが目を瞑ってください!

青春18きっぷ旅 4日目の費用

  • 交通費: 510円
  • 食費: 1,696円
  • 宿代: 3,800円
  • その他: 3,404円(虫よけ・お土産)

合計 9,410円

交通費は「快速みえ」に乗った際、途中伊勢鉄道(第三セクター鉄道)を通過するために取られたものです。

トラップみたいでしたよ……。

朝も夜もおにぎりやらパンを食べてしのぎ、ほぼワンコインに抑えることに成功。

昼だけは尾鷲で海鮮丼(地魚丼)を食べました。

魚市場おととの地魚丼

めっちゃ美味しかったですね。

4日目は基本「散歩」でしたので、娯楽費はゼロです。

しかしお土産を3個購入したため予算はオーバーしてますね。

宿は予約せずにネカフェにでも泊まる予定だったのですが、めっちゃくちゃ疲れてしまい、誘惑に負けて電車の中でホテルをとりました。

くう……悔しい。

青春18きっぷ旅 最終日の費用

  • 交通費: 500円
  • 食費: 558円

合計 1,058円

めっちゃ安い!
まあ、宿がないですからね。

交通費の500円は、駅前に自転車を置いていたので、その駐車料金5日分です。

最終日は飯田線の秘境駅をめぐる旅でしたので、そもそも買い物する場所がありませんでした。

基本は電車に乗ったり、歩いたりしているだけ。

朝食代は前日に買ったおにぎり1個で92円。
てっがる~

ちなみにこういうアホみたいな食生活を5日続けた結果、家に帰って体重計に乗ったら体脂肪率が22%→16%まで落ちていました。(体重はあまり変化なし)

痩せたかったら貧乏旅行でもしてみたらどうでしょう?笑

4泊5日でかかった費用

そんなわけで、かかった費用をまとめるとこんな感じになります。

青春18きっぷ4泊5日旅の費用

きっぷ代 11,850円

【1日目】 8,222円
【2日目】 8,223円
【3日目】 7,110円
【4日目】 9,410円
【5日目】 1,058円

合計 45,873円

なんとか予算内には収まりました。

4泊5日で5万円以内というと、言うほど貧乏旅行という感じがしませんね。
中の下といった感じでしょうか。

実際に経験してみたところ、予算5万の4泊5日旅は特別辛くなことがわかりました。

青春18きっぷ旅の費用抑え方

優先事項を決める

「青春18きっぷ旅行を低予算でしたい!」という方はまず、なにを優先するのか決めましょう。

  • ○○(スポット)だけには行きたい
  • 食事は現地の美味しいものを食べたい
  • 宿はいいところに泊まりたい

こんな感じですね。

今回私は「写真」をメインにしていたため、娯楽費がほとんど発生していません。
しかし入場料が必要なスポットに行けば、当然その分費用が増えます。

絶対に譲れないポイントでは、予算を惜しまず使いましょう。
それ以外はガッツリ削る
という感じですね。

何も優先するものなどない、節約あるのみ

そんな仙人は諭吉1人と切符だけで多分大丈夫です。頑張って。

JR線だけで行ける場所を選ぶ

私は失敗しましたが、青春18きっぷだけで行ける場所を選ぶのも重要です。

JR以外の三セク、私鉄やバス、フェリーなどなど、切符が使えない公共交通機関はたくさんあります。

実際8,000円近くが交通費だったので、行先の段階で計算しておくのは有効です。

ただ、まったく他の交通機関を使わない、という旅行は難しいかもしれません。

行きたい場所が決まっている人には向かない方法ですが、「行き先は未定」という人は切符に合わせた旅をしてみたら節約になるでしょう。

青春18きっぷが使えない私鉄・第三セクターは下記をご参照ください。

宿泊代を抑える

個人的に一番抑えたいポイントは宿泊費だと思っています。

今回は安くしたつもりでしたが、振り返ってみると大して安くなかったと気付かされました。

あまり田舎に行きすぎると宿がない可能性もありますが、今は大抵の駅近くに「カプセルホテル」「ネットカフェ」「ゲストハウスなどの民泊」が存在します。

知人がいる・野宿をすると行った普通でない方法以外では、これらの格安施設を利用するのが宿代の節約になります。

【ネカフェ宿泊をするならコチラの記事を参考に!】

食費はほどほどに抑える

食費って、抑えようと思えばどこまでも削ることができるんですよね。
ちょっと恐ろしいです。

しかしせっかく旅行に来たのなら、それなりには現地のものを食べた方がいいのではないか、と思っています。

そのため今回の旅では【1日1食は食費を削らず、その土地のものを食べる】というルールを設けていました。

金沢のおでん、明石のタコ、和歌山のちゃんぽん、尾鷲の海鮮丼。

まあまあ、食べられたとは思います。
(本音はもっと食べたい)

食費を抑えたいという方には、ソイジョイとバナナ(房ごと)がおすすめです。
とくにバナナ。マジ有能。

反省点とまとめ

青春18きっぷ旅、費用の抑え方の話でした。

色々書きましたが、ほどほどが一番です。

あまりにも削り過ぎると苦痛になりますので、あくまで「安くても楽しめる」くらいの貧乏旅行に留めておくのがいいですね。

私も分相応な旅行ができたと思っています。
(収入ゼロのくせになにが分相応なんだろうか?)

一方「どこまで予算削れるのか?」というある種の『企画』にすれば、極貧貧乏旅行も楽しめるかもしれません。

こちらはいつかやってみたいと考えています。

青春18きっぷ旅=貧乏旅行というイメージがありますが、お金ではなく時間を費やす旅でしか得られないものもあるのかもしれません。

そこに気づいた時、青春18きっぷ旅の本当の魅力を味わうことができるのではないでしょうか。

自分でも「ちょっとなに言ってるのかわかりませんねえ」というレベルの発言をしつつ、終わりにさせていだたきます。

以上

【あまぼしすずめの青春18きっぷ旅シリーズ】

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