どうもこんにちは、貧乏無職・あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
旅が好きでちょくちょく出かけるのですが、まあ宿泊施設が高い高い。
……で、いつのころからか一人旅ではネットカフェを利用することが多くなりました。
貧乏人の味方。
かれこれ20回以上は利用したかと思います。
しかし世間ではネットカフェ宿泊=危険というイメージが根強いです。
そのため初めてネットカフェで宿泊をしようとする人は、かなり不安を抱いているのではないでしょうか。
快適に眠ることはできるの?
今回は何度もネットカフェで宿泊をしてきた体験をもとに、これらの疑問に答えていきます。
「ネカフェ宿泊をしてみたいけど……」と不安を抱えた人の参考になれば幸いです。
最近行った青春18きっぷ旅でもネットカフェを利用しました!

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ネットカフェ宿泊のメリット
まずネットカフェ宿泊をするメリットですが、大きくは下の4つになります。
宿泊料が安い
もう、とにかく安い!
地域や店舗、利用時間によって金額はさまざまですが、ほとんどのお店が週末6時間ナイトパックでも1,000円台で利用できます。
8~9時間のパックにしても、高くて3,000円台。
(参考までに地元の自遊空間の料金表です)
一般的なビジネスホテルが3,500円台~7,000円台であるのと比べると、かなりオトクであると言えます。
最近ではゲストハウスなど、2,000円台~4,000円台で宿泊できる「民泊」も注目を集めはじめました。
それでもネットカフェ宿泊の安さはまだまだ魅力的です。
またほどんどの民泊では、スタッフや他の宿泊客と交流することになります。
それが良さではありますが、「どうしても他人と関わるのは嫌!」という人には苦痛に感じるもの。
そんな人にはやはりネットカフェ宿泊が最強なのです。
※ 地域によってはカプセルホテルの方が安かったりもするので、適宜比較することをおすすめします。
予約なしで当日に宿泊可能
ホテルや旅館は、予約をせずに当日行くと泊まれない可能性が高いです。
一方ネットカフェは、高確率で空きがあります。
「唐突な宿泊で宿がない!」という時に重宝するのがネットカフェ。
余談ですが、私が初めてネットカフェ宿泊をしたのは二十歳の時、巣鴨駅前の自由空間でした。
この日は普通にホテルを予約していたのですが、部屋に入ったら……いたんですよ。ええ、アレが。
そう、G!!
私ですね、長野生まれ長野育ちということもあって、人生初Gだったんですよ。
わかります? この恐怖。
慌てて部屋の外に追い出したんですが、安心もつかの間、なんと棚の隙間から2匹目のGィ!!
「これ絶対棚の下にもっといるやつぅ~~!」と恐怖し、部屋を退室。
フロントは閉まっていたので、半泣きのままホテルそのものをチェックアウトして宿無しになってしまいました。
深夜の東京、駅前。
いくらジジババの町とはいえあぶねーわ、と思い見つけたのがネットカフェでした。
休日でしたが部屋には空きがあり、なんとか一夜を明かすことができたのも今となってはいい思い出……のわけねえよ!!
つまり予約なし&深夜でも入店可能なのがネットカフェの強みです。
(まあ、ぶっちゃけネカフェの方がゴキブリいると思うけどね)
ソフトドリンク飲み放題

ネットカフェにはドリンクバーが付いており、飲み放題となっております。
ファミレスのようなドリンクバーがついているところもあれば、無料の自動販売機がついているところもあります。
ジュースだけでなくコーヒーや、ティーパックタイプのお茶、コンポタージュなどのスープ系などなど……。
最近ではソフトクリームまで食べられるところもあり、個人的にはプラスポイント。
快活クラブでは無料モーニング(パン・ポテト)が食べ放題で、実質朝食つきと言っても過言ではありません。
PC(インターネット)使い放題・漫画読み放題
いや、それが本来のネカフェの使い方だから……
という感じですが、漫画は読み放題で、PCも個室についています。
漫画は宿泊時に読んだことは少ないのですが、PCは重宝しています。
ホテルなどにもレンタルPCはありますが、普通は有料ですからね。
今はスマホがあれば事足りるとはいえ、PCの方が手早く調べられるます。
とくに旅行先を調べたくて、Googleマップやストリートビューを使う時。
なんだかんだスマホのGoogleマップって使いにくいんですよねぇ……。
その他には場所によってコインランドリーがついていたり、シャワールームがついているところもあります。
コンセントやUSBなんかも、下手なホテルより充実していたりします。
ネットカフェ宿泊は女性でも安心?
そんなこんなで便利なネットカフェなのですが、宿泊となると気になるのは安全性。
夜、それも女性一人となると「危険じゃない?」と心配になるかと思います。
結論からいうと、そこまで危険ではないです。
少なくとも、過去泊まったなかで「変質者がいた!」とか「置き引きにあった!」ということはありません。
大阪あい○ん地区に比べれば、まあいいんじゃねーの? って感じでしょうか。(基準がおかしい)
家の前歩いてても襲われる時は襲われるしね。
なんて話はさておき、思っていた以上に治安は良いです。
ただしどんな人がいるかわからないため、大手を振って「安全安全♪」と言える場所でもないことは確かです。
個人ブースといえど通常鍵はついていませんし、入口にあるドアが透けている店まである始末。(通路から丸見え)
たいていの人は服や毛布をかけるのですが、(こんな感じで)
かな~り心もとないですね。
ぶっちゃけ「金があるならホテル行け」というくらいに、おすすめはできません。
最近では
- 女性専用フロア
- 鍵付き完全個室
といったフロアや部屋を設けているネットカフェもあるので、できたらそういう場所を利用した方がよいでしょう。
ネットカフェ宿泊をする時に意識すること
「危険性はわかったけどそれでも泊まりたいんや!」って人には、とりあえず宿泊場所を決める前に確かめてほしい点が2つあります。
- シャワーがついているか
- フラットシートがあるか
シャワーがついているか
店舗によっては、シャワールームがついていません。
冬場なら1日くらいギリギリセーフ(?)……いや、そもそも旅行で1日歩いていたらシャワーくらいは浴びたいものですね。
何度かシャワー無しのところに泊まって温泉に行きましたが、
と思うような時もありました。
シャワールームの衛生面はピンキリですが、大手の方が綺麗な印象。
30分まで使えるところもあれば、15分なんてスピードを求められるところもあります。
有料・無料、アメニティの有無も店によって異なるので、公式サイトで調べておきましょう。
ちなみにリンスインシャンプーしかない店がほとんどなので、髪のきしみが気になる人は購入するか持参した方がいいです。
フラットシートがあるか
フラットシートがないネットカフェは近年そうそうないと思いますが、
宿泊するならフラットシート
これだけは覚えておきましょう。
フラットシートとは、ブース全体がマットになっているタイプの部屋です。
靴を脱いで寝っ転がれる席ですね。
カップルなんかがイチャイチャしてます。(見えてっからな!)
初めてネットカフェ宿泊をした時はフラットシートの存在を知らず、リクライニング席を選択してしまいました。
仮眠なら問題ないですが、リクライニング席は熟睡できません。
寝た気がまるでしないまま朝になり、節々が痛くなりました。
そんなわけで宿泊する場合は、必ずフラットシートを選択しましょう。
170センチ前後までの人なら足を伸ばせて寝られると思います。
(150センチ台前半の自分は余裕です)
うっかり間違えてリクライニング席にしてしまっても、大体の店舗は席の交換をしてくれます。
店員さんに尋ねてみてください。
ネットカフェ宿泊を快適にするために必要なもの
さてさて、安価で手軽に宿泊できるネットカフェですが、デメリットもあります。
というか元より宿泊施設ではないんで、寝るのにはフツーに適してません。
そんな中でも快眠を手にするため試した結果、少なくとも以下のアイテムが必須という結論にたどりつきました。
ネットカフェ宿泊の際にはぜひ持っていって欲しい物5選です。
耳栓
必須。
近隣の人が、時々ありえないいびきをたてている場合があります。
そうでなくとも、夜だというのに音楽ガンガンかけてる店舗がありやがります。
うるせー深夜にJpopかけるな、せめてオルゴールにしろ! とアンケートに書きかけました……。
そんなわけで耳栓を持っていきましょう。
場合によっては耳栓を突き抜けて音が届きますが、そうなったらもう運が悪かったと諦めるしかないですね。
マスク
暖房or冷房の効きがよく、乾燥で喉をやられます。
できればあると嬉しいアイテム。
また女性は顔を隠す効果もあるので、店舗ではつけておいた方がいいかもしれません。
アイマスク
鍵付きの完全個室ブースならいいのですが、一般ブースは天井がありません。
もちろんフロアは深夜でも消灯はしません。
普通に明るいです。
私は明かりがあると寝にくいタイプなので、アイマスクを着用しています。
「テレビ見ながら寝るぜ~」みたいな人は多分明かりとか気にならないはずなので、いらないアイテムですね。
毛布
寒いんですよ、案外。
冷房が効きすぎているのかなんなのか、真夏でも毛布は必須です。
もともと部屋に1つついているところが多いのですが、別で貸し出しもしてもらえます。
マットのビニールの肌触りが気持ち悪い、という人は下に敷いてもいいかもしれません。
ドアが透明な店舗では目隠しにつかうこともできますし、2枚あれば心強いです。
寝間着
かさばってしまうのですが、個人的には1日活動していた服でそのまま寝ることに抵抗があります。
とくにズボン。
普段はスキニーとかのパンツ系を履いているので、とてもじゃないがそれで寝る気にはなれません。
店舗によっては購入できますが、あらかじめネットカフェ宿泊が決まっているのなら、持っていった方がいいアイテムです。
席の上に監視カメラがついてると思うので、お店に向かってストリップショーをかまさないように。
トイレを利用しましょう。
まとめ
ネットカフェ宿泊のメリット・危険性・快適に眠るコツ……いろいろ書きましたが、やはり「鍵付き完全個室」以外はあまりおすすめできません。
工夫を凝らしても、やはり本来宿泊施設ではない場所なので。
寝不足気味になり、翌日まで疲れが残ることがしばしばあります。
とくに私は音や光があると熟睡できないタチなので、余計に向いていないのかもしれません。
とはいえ、予約なしで深夜でも入れるという利点があるため「突発的な旅行で宿がない~~!」という時の強い味方です。
深夜に使うドリンクバーがワクワクしたりするんですね(あまり深夜にブースを離れるのは危ないです)
危険性はあるものの最終手段としては悪くないので、貧乏旅行のお供にしてみてはどうでしょうか。
以上です。