どうもこんにちは。
高ボッチでのベストショットに挑戦し続けるあまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
前回の話から引き続き、高ボッチ高原についての話をしていきます。
上記の記事では、高ボッチ高原へ初めて訪れる人向けに、
- アクセスや駐車場の情報
- キャンプや宿泊は可能なのか?
など、高ボッチ高原の利用方法についての紹介をしました。
今回は、高ボッチ高原での写真撮影についてです。
高ボッチ高原は、「雲海」「夕焼け・夜景」「星空」のシチュエーションが人気ですが、この記事では夕方~早朝にかけて撮影できる「夕焼け・夜景・星景」をまとめました。
実際訪れた感想もあるので、参考にしていただければ嬉しいです。
絶景なのでカップルなんぞがいちゃつくのもアリですが、一応山なのでデート向きではないかも。
そんな気持ちで高ボッチへ度々足を運ぶのですが、なかなかいい写真が撮れません。
好条件を引くのが難しいんですね……ガチャですよ。
山の天気は難しい、ということだけは頭の片隅に置いておいてください!
それではLet’go Takaboooocchi!
Contents
高ボッチ高原での夕焼けについて
高ボッチ高原での夕焼け おすすめの季節
高ボッチ高原では天気の良い日に行くと、360度あかね色に染まる山際を望むことができます。
マジックアワー・ゴールデンアワーを狙うならおすすめの季節は晩秋。
10月の後半~11月の後半、秋から冬に移りゆくころです。
春~夏は大気中にただよう花粉や黄砂、湿度の高さが原因で全体的に霞んでいるため、夕方には空ががぼやけてしまいます。
日中晴れていても夕方になると霞んでしまう……。
とくに諏訪の平を見渡す南側は、いつ行っても少しもやついてますね。
私の運が悪いのでしょうか。
一方で、大気中の水蒸気量が多いときに発生する反薄明光線(天割れ)は、夏にだけ見られる現象で、たまに諏訪湖側でも美しい景色が広がります。
また「夕焼けは夏の季語」であるように、夏の方が雲が綺麗に焼けるときがあったり……。
運ゲーですね。
空気が程よく乾燥して澄んできた秋~冬にかけては、雲のない日がねらい目。
もちろん秋ならいつでも晴れているというわけでもなく、雲ある日はこんな感じになります。
高ボッチ高原での夕焼けが見られる時間帯
どんな夕焼け・夕陽のシチュエーションを見たいかによって異なるのですが、
- 山に沈んでいく太陽が見たいなら日没の5~10分前
- トワイライト(薄暮・黄昏時ともいう)を狙うなら、日没前後10分~30分
- 日没5分前~日没後5分くらいの間は、太陽と真逆である東側の空もオレンジに輝く
絶景を見るチャンスは日没30分前~日没後30分です。
夏と秋の終わりでは2時間近く日没時間が変わります。
日の出・日の入りマップなどを使い、あらかじめ日没時間を確かめておきましょう。
この時間帯は、分刻みで見える景色が変わっていくので目を離せません。
高ボッチは360度どこを見回しても綺麗ですが、おすすめは西の空と南東の方角。
高ボッチ高原で夕焼けを撮るなら山頂
高ボッチでもっとも綺麗な夕焼けシーンを楽しめるのは、山頂です。
山頂では、正面(南東)に諏訪湖と諏訪の平・富士山と南アルプス連峰・八ヶ岳連峰が広がります。
オレンジ色の中に山々のシルエット。
広角写真しかないのは、今のカメラの望遠レンズをまだ持ってないからです……欲しい。
西側の景色も圧巻で、見どころは御嶽山や乗鞍岳と沈む太陽。
あまりに富士山が綺麗に見えないんで、個人的には諏訪湖側の景色よりこっちが好きですね。
山頂までの間に休憩所があるのですが、ここの小窓から覗く夕焼けも綺麗で、写真撮影をすると絵画やスクリーンのように切り出した感じになります。
西側は諏訪湖側と違いもやがかっていることが少なく、日没後も長い間明るい空を楽しませてくれます。
もしも諏訪湖側が曇ってしまい夕焼けや夜景を楽しめなくても、諦めずに西側の空を見上げてみましょう。
高ボッチ高原での夜景について
夕陽が沈むと、今度は夜景。
朝から晩まで長い時間いろいろな景色を楽しめるのが、高ボッチ高原の魅力です。
高ボッチ高原での夜景 おすすめの時期
ある程度晴れていれば、夜景自体はいつでも見られます。
ただ、富士山や南アルプスといった「山々のシルエットも含めた夜景を撮りたい!」という場合は、やはり空気が澄んでいる秋~冬がおすすめ。
乾燥している方が、街の明かりもキラキラと尖った光に感じられます。
また、10月後半からは冠雪富士も狙いたいですね。
高ボッチ高原で夜景が見られる時間帯
街に明かりが灯って夜景っぽくなるのは、だいたい日没後30分くらいからです。
日も落ちて空の色が紺色になったころ、街明かりが目立つようになってきます。
空は真っ暗よりもやや明るい方がよさげ。
夏場は大体19時頃から。
冬場は17時半ころにはあたりが暗いため、早めの夜景を楽しめます。
夏に行った際は天気が悪かったのですが、これくらいの夜景は見えました。
とはいえ何度も行っているうちに、
夕方より早朝の方が夜景が綺麗では??
ということに気づいてしまいました。
あたりまえです。早朝の方が空気中のちりが少ないんですから。
そんなわけで最近は秋の雲海撮影とともに夜景も撮っています。
雲海が出過ぎると夜景が消えるので、ほどほどに雲があるくらいが街明かりが一番きれいにみえます。
午前2時半~朝5時くらいがねらい目でしょうか。
- 秋頃~冬にかけて空気が澄んでいる時期
- 日没後すぐ、または明け方前などやや空が明るい方がよし
- 夕方よりも早朝の方が綺麗
高ボッチ高原での夜景 おすすめの撮影スポット
山頂や見晴れの丘、第一と第二駐車場の間にある駐車場周辺など、諏訪平が見渡せる場所であれば夜景撮影はできます。
見晴れの丘は第一駐車場の正面に位置し、徒歩数十秒。
この階段を上った先にあります。
山頂までは400m歩かなくてはいけないのに対して、こちらはやや手軽に行けます。
(ただ階段がわりと急なので夜は注意)
頂上からだと、伊那方面(やや西より)の夜景もわずかに望めます。
長野という場所がいかに山合いの一部にだけ人が住んでいるのか、街の明かりを見るとすぐにわかって面白いですね。
高ボッチ高原での星空について
高ボッチはとりわけ星空が有名というわけではありません。
むしろ東~南側に諏訪方面の光害があるので、星撮りでわざわざ来る人は少ないはずです。
それでも私は家から近いため、霧ヶ峰方面や木曽方面へ行く元気がないときなどによく行っていました。
東山ルートが閉鎖されてからは時間がかかるようになったので、少し足が遠のいています。
標高が高いこともあり、松本や諏訪の光害が入らない場所であれば綺麗な星空が見えるんですよね。
高ボッチ高原での星空 おすすめの時期
規制解除後の4月、または10月~11月頃がよく見えます。
- 夏の星座(天の川)を見るなら4月
- 冬の星座を見るなら10~11月
でしょうか。
真夏は天気が悪かったりガスったりと、まともに星が見れたためしがほぼありません。
蚊もいなくて過ごしやすくはあるんですけどね……。
高ボッチ高原で星空を見るスポット
前述のとおり高ボッチは諏訪と松本方面の光が強いので、この2つを避ける場所が星空を見るのに適しています。
(雲海+星空、夜景+星空を撮りたいなら別ですが…)
第一駐車場と第二駐車場の間にある電波塔周辺が一番星を見やすい場所だと思っています。
ちょうど諏訪方面・松本方面両方の明かりが遮られ、駐車場がないため人も少ないからです。
とはいえ、キャップ場が出来てからは夜でも車の往来が激しくなり、ヘッドライトで明る照らされることが増えました。
いよいよ高ボッチも星を撮るには厳しくなりましたな……。
電波塔がちょうどよいランドマーク的な存在としてあるので、これを入れるのがお決まりになっています。
まとめ
少々冷え込みますが、高ボッチ高原では夕方~夜にかけて美しい夕焼けと夜景を楽しむことができます。
一時期『君の名は。』に出て来る『糸守湖』の聖地として、この諏訪湖を一望できるスポットは人気を集めました。
まあ、新海監督としては諏訪湖ではなく、松原湖や大月湖をイメージしたらしいですけど。(新海監督は小海の出身なので)
糸守湖に明確なモデルは存在しませんが、もしかしたら作画班の中に諏訪湖をイメージした人もいるのかもしれません。
雰囲気としては高ボッチからの諏訪湖より、立石公園からの諏訪湖の方が近いですね。
山頂でありながら400m前まで車で来られるという立地の良さで、平日での多くの人で賑わっている場所です。
「山なんて行ったことない……」という人でも簡単に行ける場所ですので、ぜび高ボッチでの絶景を楽しんでください!
以上です。
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