どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
最近は南雲先生への憧れが増すあまり日課に倒立を取り入れている私ですが、脳の血管が切れてお陀仏する日も近いかもしれません。
さて。青春18きっぷを使って和歌山へ行きました。
いやー、いいすね、和歌山。
もともと南紀が好きで三重~和歌山には毎年のように足を運んでいましたけど、和歌山市まではあまり行ったことがありませんでした(遠すぎ)。
訪れてみると加太さかな線のファンシーさ、田の浦・雑賀崎方面の町並み…。
いや、おまえ青春18きっぷ使えてなくね?というツッコミはさておき、漁村というのは信州人の憧れでもあります。
ちなみに雑賀崎は「日本のアマルフィ」といわれているらしいですが、アマルフィを知らない私は似ているのかわかりません。
そんなわけで和歌山まで行ったので、観光をしつつ2022年4月から放送しているアニメ「サマータイムレンダ」の聖地巡礼をしてきました。
いやはや、久々にハマった作品ですな。
舞台が和歌山市なのになぜか香川県まで聖地が広がっているらしく、今回そちらはノータッチです。
マップ作成やガバガバカット合わせなどもしているので、参考にしてみてください。
ちなみに私はアニメ派。原作はアニメ終わったら買う。
生まれて初めてネタバレを踏まないよう細心の注意を払っているので、アニメ登場シーンのみのカットを使用しています。
Contents
サマータイムレンダ聖地巡礼マップ
マップ内の番号と目次の順番はだいたい合わせています。
この順番で回ると巡りやすいかもしれません。
スポットまとめ&カット合わせ
和歌山市駅
和歌山市駅の周辺は、2話で「沼男」のストーリを解説するシーンで登場するのみ。
雑賀崎方面と加太の中間に位置するので、泊まりで散策するなら和歌山市駅を拠点にするといいかもしれないです。
こちらは南海鉄道のホーム。
後ろの電光掲示板にある「特急サザン」も合わせてみたけど、拡大しないと見えないですね。
位置はズレているけど、車体は同じです。
こちらは加太線を走る「めでたいさかな電車」の「かい」。
他にも「なな」「さち」「かしら」の3種類があり、3日間で全種コンプしました。カワイイ!
加太周辺の散策は車より歩きの方が楽なので、和歌山市駅から加太線に乗っていくルートがおすすめです。
こちらも南海鉄道のホーム。曖昧な記憶で撮ったら逆側だった。
![和歌山市駅](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/wakayamashieki.jpg)
なお、改札右側には潮のパネルが設置中。
……いや、おまえそんな格好したことなくない?
和歌山市の駅前。
改札を出るとすぐアーチが見えるので迷わない。
田の浦中道
海沿いの町を山側から見下ろせる田の浦中道。
バス停「田の浦中道」の近くにある階段から見た景色です。
階段がわかりにくいのですが、黄緑色の壁をした家が目印です。
パースがついた2枚目は20mm前後の画角だと入らない。
せっかくなのでパノラマ合成で再現してみるもイマイチ。
晴れていたら綺麗だったでしょうね。
5話。陰に飲まれていく島のワンシーン。
上記の階段を下ったところから見上げて撮っています
田ノ浦漁港(浪早ビーチ駐車場付近)
![](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/08/summertime92-1024x577.jpg)
田の浦中道から徒歩20分ほどの場所にある港。ちょくちょく登場します。
しかし作中のように上架場とヤシの木をセットで撮ることはできません。
ヤシの下が駐車場(浪早ビーチ駐車場)なので、車が写ってしまうんですよね……。
お盆シーズンということもあり、BBQを楽しむパリピがたくさんいました。
慎平と潮が喧嘩していたシーン(回想)。
やや合わないけれど、概ねOKって感じ。
夕~夜のシーンは画像が暗すぎて、晴天下だとまったくスマホのディスプレイが見えなかったので困りましたね……。あれ、どうにかならないものでしょうか。
雑賀崎漁港
田の浦から徒歩15分ほどの港。
ずっと「ざっかざき」だと思っており、漢字変換がされずにイライラしていましたが、読み方は「さいかざき」みたいです。
夕陽・夜景スポットとして普通に撮ってみたいですね、ここは。
具体的な撮影位置がわからず迷ったのですが、最終的に雑賀崎船台の近くから撮っています。
日本のアマルフィらしいです。ほへ~
![](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/1440144_s.jpg)
![](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/saigazaki.jpg)
比較(左モノホン)。ほへ~。
加太観光協会
加太駅前にある観光案内所。
澪と朱鷺ちゃんが雨宿りをしていた場所です(10話)。
中はこんな感じ。サマータイムレンダのポスターも貼ってあった。
![加太駅前観光案内所](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/kadaeki.jpg)
![加太駅前観光案内所](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/kadaeki2.jpg)
だからこんな格好していたこと――ハッ! これからするのか!?
つまり潮が生存する世界が……
加太小学校裏
3話。3人が影について話すシーン。
KADASCHOOLの文字を細かく再現してます。
窓、イケメンだな。男気もあって医者志望なんて優良株なのに3回も振られててかわいそう。なんとかしてあげて。
ちなみにフェンスの向こう側はプールになっています。
数分前のシーンはプールサイドで話していることから、3人は中に入ったようです。
いやいや、卒業生とはいえ勝手にプール入っちゃダメでしょ。
とはいえ、そのうち教室に侵入して体育館を火の海にするわけだから何でもいいのか。
旧丸治醤油付近
3話。堤川沿いにある旧丸治醤油のレンガ造りの建物が目印です。
撮影は建物の対岸からしています。
作画だと堤防がめちゃくちゃ高く見えますが、実際はそうでもありません。
近くの側溝の中からアオリ構図で撮っても上のようにはなりませんでした。
![サワガニ](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/kani.jpg)
カニいた!
小嶋一商店
しおりちゃんの家であるコバマートのモデル。
小嶋一商店さんという和菓子屋です。
加太名物であるよもぎ餅も実際に販売しているようですが、必ず買えるわけではなく私が行ったときにはありませんでした。
店に入ったものの餅がなくて気まずくなり、サッと撮影してお暇しました。
こういうときにコミュ力が欲しいですねえ……。
二階の住宅部分も再現されています。
お向かいさんの看板はありませんでした。
余談ではありますが、慎平が好きな「グリーンソフト」はヨモギではなく抹茶ソフトのようです。
玉林園という地元の製茶会社が出しており、和歌山ではセブンイレブンにも売っていました。見た目は90年代によく食べた安っぽいソフトクリーム。
オジバ商店付近の道
小嶋一商店のすぐ近く。根津さん登場時に出てきたオジバ商店付近の路地です。再現率が高い。
ここら近辺は昔ながらの商店街がまだ残っている場所で、オジバ商店さんは古民家風のカフェとのこと。
狭い路地のわりには車通りがそこそこあるので、撮影の際は要注意です。
キシモト商店付近
3話。雨宿りをした商店前。
この日は閉まっていましたが、揚げパンのお店っぽいです。
一体どこから見てる構図なの? 店内?
実際には青い掲示板はありません。
塀は隣の神社(加太春日神社)のものです。
周辺には古い商店が立ち並んでおり、雰囲気のある場所でした。
そういえばマンホールがあったな、と思って撮っておいたけど毬のやつじゃなかった……。
しまいし荘
巨乳好きの亭主が営む民宿「なかむら」――のモデルになったしまいし荘。
現在は営業していないらしく、老朽化が進んでいます。
友ヶ島汽船のりば
![友ヶ島汽船のりば](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/08/summertime05.jpg)
堤川沿いを歩くと辿りつく友ヶ島汽船のりば。
ここから、日都ヶ島のモデルとなった友ヶ島へのフェリーが出ています。
フェリー乗船についての情報は後述。
フェリーは2種類あり、運よく作中に出てくる方のモデルに乗れました。
実際の席は向かい合っていないため、おっぱいダイブは出来なさそうです。
また、船の奥側にも席が続くので、このカットを撮りたい人は乗ってから手前側の席に座ってください。
![友ヶ島](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/summertime110.jpg)
船の後ろ側からは島が一望できる(帰り)。
淡嶋神社
3話。お祭り会場の境内前。
ただし境内自体は香川の神社がモデルのようです。
人形がたくさん奉納されていました。夜行ったら軽いホラー……。
噂によると女性はパンツ(使用済み)を奉納できるらしいですがマジですか??
友ヶ島桟橋
友ヶ島の桟橋。
実際には船が着くのは右手側です。
友ヶ島案内センター
桟橋のすぐ横にある案内センター。
派出所のモデルっぽいです(2話)。
天照神社
2話。南雲先生がぶら下がってた松の木。天照神社の前にあります。
確かに足がかけられなくもない形をしているけれど、実際には高いし枝は太いしで登るのも無理そう。
第一砲台跡
14話。竜之介が倒れていた場所。
第一砲台は近くに眺めの良い広場があったり灯台があったりするけど、砲台跡としては小規模(立ち入れない)。
第二砲台跡
海辺に面していることもあり壊れ具合がすさまじく、入ることはできない。
第三砲台跡
6話ほか、たびたび登場する砲台跡。
もっとも保存状態がよいので、観光スポットとしても人気が高い場所です。
上3つのカットは内側から外を撮っています。
内部は繋がっており、散策もできますが真っ暗なので懐中電灯やスマホのライトを点灯しましょう。
第四砲台跡、虎島も舞台ではありますが、台風による崩落で通行止めになっています。
それ以外にも島内は立ち入り禁止箇所があるので、必ず案内所で確認してから向かってください。
あとマムシ注意やハチ注意の看板がありました。
実際にスズメバチが何度か周囲を飛んでいきました。怖い。
各スポットへのアクセスまとめ
加太周辺
![加太](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/kada.jpg)
各スポットが住宅街や細い路地に面しているので、徒歩や自転車、バイクなど小回りが利くものでの探訪がおすすめです。
南海鉄道の加太線で行くのが1番よいでしょう。
和歌山市駅からは25分ほど。片道340円(私鉄だから地味に高い)。
加太線は30分に1本のペースで電車が出ているので、そこまで待たされることもありません。
また、加太の町は徒歩で回っても1時間半~2時間くらいです。
雑賀崎・田の浦方面
![雑賀崎](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/saigazaki2.jpg)
公共交通機関はバスしかないので、電車で来た人はやや行きづらいのが難点。
電車だと最寄り駅からは徒歩1時間です。う~ん……地味に嫌だ。
リッチな人はタクシーでもいいかもしれません。おそらく3,000円ほどです。
プアな私はバスを利用しました。片道30分ほど。400円。
和歌山市駅の正面から出ています。
乗り換えると時間もお金もかかるので、1本で行ける時間を探してみましょう。
田の浦中道~雑賀崎を見て再びバスに乗るのにかかった時間は、およそ2時間です。
友ヶ島
![](https://shimotsuki29.com/wp-content/uploads/2022/09/tomogashima-1.jpg)
友ヶ島へ行けるのは、友ヶ島フェリーのみです。
季節により運行時間が変わったり、天候によっては運休になったりするので、公式サイトで確認してください。
時期によってはかなり混雑するようで。
9時から16時までおよそ1時間に1本のペースで出ていますが、友ヶ島からの最終便は16時半なので要注意ですね。
Google検索に「友ヶ島 帰れなくなった」というのがあってギョッとしました。
いちおう、宿泊施設っぽいのがあったり野宿できたりするようですが……。
まあ、和歌山なので凍死するようなことはないでしょう。知らんけど。
島の散策は時間がかかり、10時の便で出発して13時半の便で戻ってきました。
今回は聖地のみをざっと周って島の半分だけを見ましたけど、じっくり1週するとなるとさらに1~2時間かかりそうです。
まとめ
いや~、最終日の午後以外は天気が悪かったのが悔やまれますが、充実した3日間でした。
市内だけとはいえ意外と広いので、しっかり巡るとなると移動に時間がかかります。
とはいえ私が行き当たりばったりでアクセスを調べていなかったせいもあるので、ルートを決めておけば1日半~2日くらいでまわれるはずです。
今回はあまり一般的な観光はできなかったので、今度行ったらタマちゃんが駅長を務める貴志駅へ行ったり、夜景を撮ったり、温泉に入ったりしたいですね。
あと海鮮も食べたいです。
なぜか信州人が和歌山に来て「信州そば 信濃路」を食べる、というよくわからないこともしてしまいました。美味しかったですが。
友ヶ島は島の半分側ですがぐるりと巡ったので、別記事でまとめようと思います。
アニメが終わったところで香川県(男木島)の方にも行ってみたいですね。
それでは。
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和歌山人ですが、さすがにココまで調べたのはすごいと思います。でもまだ残っている様ですので、また和歌山に来てください。ちなみに 雑賀崎(さいかざき)と読みます。
ありがとうございます、地元の方に言っていただけると嬉しいです。
海のある景色が美しかったので、ぜひ夏にまた訪れたいと思います。
賀は濁らないのですね、失礼しました。