【寝覚の床】浦島太郎伝説もある木曽の名勝が絶景だった!

寝覚の床

どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
浦島太郎伝説を調べていたら1日が溶けました。

いやー、 Wikipedia さんは恐ろしいですね。
玉手箱を開けずとも気付けば老人になっていそうです。

それはさておき。
青春18きっぷを消費するべく、長野県木曽郡上松市にある景勝地・寝覚の床を訪れました。

時は8月14日。
お盆の真っ只中です。

『お盆に水辺へ近づくと死者の魂に引きずり込まれる』という迷信もありますが、1ヶ月が過ぎた今でも足はあるので、まあ大丈夫だったのでしょう。

寝覚の床は、浦島太郎が玉手箱を開けて老人になった場所、というピンポイントな伝承が残っています。

巨大な奇岩とエメラルドグリーンの木曽川が、非日常を感じさせてくれる天然の名勝地。
今回はそんな寝覚の床の魅力を紹介します。

長野県にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください~

寝覚の床とは?

長野県上松市にある寝覚の床は、花崗岩が木曽川に侵食されてできた自然地形です。
日本五大名峡※の1つであり、大正時代に国の名勝指定も受けました。

帝釈峡(広島県)・長門峡(山口県)・豪渓(岡山県)・昇仙峡(山梨県)・寝覚の床(長野県)

岩には「床岩」「獅子岩」「屏風岩」「烏帽子岩」「象岩」「腰掛け岩」等の名前が付けられているものもあります。

寝覚の床

木曽に伝わる浦島太郎伝説

寝覚の床には、浦島太郎伝説が残されています。

海辺の話なのに、海無し県に伝承があるのは意外ですね。
太郎さん、相当頑張って歩いてきたのでしょう。

まるでドッペルゲンガーのように各地に伝承が存在している浦島太郎ですが、 竜宮城から戻った彼は、玉手箱を手に各地を旅して木曽にたどり着きます。

長年木曽の地で暮らした太郎は、やがて玉手箱を開けて老人おじいさんになってしまいました。

自分の姿を見た浦島太郎は目が覚めた気持ちになり、そこから寝覚の床という名称が付けられたとのことです。

それにしてもあの話は教訓じみていないので、結局浦島太郎はどういう選択をとるのが正解だったのでしょう。

……家族を心配して戻ってみたらこれですよ。

寝覚の床アクセス・駐車場

寝覚の床は、車でも電車でもアクセスのよい場所に位置しています。
今回、私は青春18きっぷを使って訪れました。

車の場合 伊那インターより50分

車の場合は伊那インターより約50分。
国道19線沿いに南下して、この看板が目印になります。

寝覚の床

最寄りの駐車場は1台500円。
(裏目覚めの駐車場は無料です)

電車の場合 上松駅より徒歩20分

電車の場合はJR上松駅で下車、 旧中山道を南下します。
どちゃくそ田舎。

上松町

パクリのかほりがするコンビニ発見。

タッチ

駅からの所要時間は約20~30分です。

営業時間・入場料

臨川寺

寝覚の床の入口は臨川寺(りんせんじ)の入り口と共通で、拝観料200円が必要になります。

裏寝覚から行くとタダという裏技もありますが、やや距離があり。
受付の人の話によると、たまに猿が出るようです。

営業時間は午前8時~午後17時。
お役所。

受付を過ぎてすぐのところにコインロッカーがあるので、不要な荷物は預けていきましょう。
道が険しいので、荷物が多いと大変です。

謎に自信過剰な私は、カメラバッグ+交換レンズのリュックを持ってクソみたいなお荷物を下げたままでした。
……修行かな?

松尾芭蕉も訪れた臨川寺

こちらが臨川寺の敷地内。

臨川寺

宝物館には浦島太郎にまつわる物品が展示されています。
(時間の関係上今回は寄っていません。
2020年8月現在、密を避けるために閉館している時もあるようです)

浦島太郎が残した弁財天像が祀られている本堂や、弁財天堂など。

寝覚の床

ちなみに弁財天堂以外は、文久の火災ですべて燃えて再建です。
老人になった浦島太郎が自分の姿を写したという池。

寝覚の床姿見の池
臨川寺

松尾芭蕉や正岡子規も訪れ一句読んだようです。
ではここで私も一句。

つまらない 失せもので去る 日ごろかな

……寝覚の床なんも関係ねえ。

どうでもいいですが、上松のゆるキャラが可愛いですね。

上松町

私の地元なんて鰻やぞ。

すわこ太郎

寝覚の床へ

休憩所と展望台の奥に、寝覚の床入口があります。

寝覚の床

続く階段と坂道。
道のりはまだまだですが、既に疲れてきました。

臨川寺

途中にあった展望台からの景色。

寝覚の床

ここから見るだけでええんやない? と身体が申しております。
展望台からは足場も悪く道がぬかるんでいるため、滑らないように進んでいきます。

サンダルやパンプスは危険なのでスニーカーがおすすめ

奇岩連なる自然地形が作った絶景!

寝覚の床

岩の大きさがお分かりいただけますでしょうか?
まるでゴミが人のようです。

5分ほど歩くと、岩の入口に着きました。

寝覚の床

こんなとこ登れる?
危険だからと公園の遊具が消える時代に逆行してますやん。

前を歩いていたお兄さんが派手に転び、「怖いっすね……」と照れ笑いをしながら去っていきました。

さらに前には高校生カップルのような男女。

荷物持つよ

え、重いからいいよ

大丈夫、両手に荷物持った方がバランス取れるから

ba・la・n・ce! イケメンか!!
部活を引退したから長髪始めました、という感じの野球部系男子。

バックとカメラを両肩に掛けてもまるでバランスが取れていない、おばお姉さん(27)の荷物も一緒に持っていただけないだろうか。

うっかり手をついてしまうことがあったので、両手は開けておくのが理想です。

まるで天然のアスレチック。

こうも険しいと死人が出てもおかしくないような……。
大丈夫?カサスの舞台になってない?

コロ禍でありながらもそこそこ人がいたので、普段はさらに賑わう場所なのかもしれません。

天然とは思えないアーティスティックな石。

寝覚の床

裏手に見えるのが浦島太郎を祀った浦島堂になります。

あのー、写真をお願いしてもいいですか?

ここで写真撮影のお願い。
よく見たら先ほどの爽やか学生カップルではありませんか。

本格的なカメラ持っているので……、どこをバックに撮ったらいいとかわかりますか?

すまんな、このカメラはカッコイイから持っているだけの見掛け倒しなんだよ……。

すずめ

うーん、ここら辺に立ってもらえば後ろの岩が写っていい感じに対比になるかもしれないです

寝覚の床

そんなわけで撮影。

どんなもんでしょう……?

最高っす! あざす!


末永く爆発していただきたいカップルであった。

さらに上を目指します。

浦島堂へ

寝覚の床浦島堂

登り始めて30分ほどして、ようやく浦島堂へたどり着きました。
サクサクと歩けば15分ほどで着けるのではないかと思います。

寝覚の床

お賽銭となぜか松ぼっくり 。

このお堂開けられるようで、救命用具が入っているらしいです。
急に現実感が出てきますね。
目が覚めました。

寝覚の床美術公園

寝覚の床を降りた横には、寝覚の床美術公園があります。
浦島太郎だけに、時空をテーマとした彫刻なのだとか。

寝覚の床

現代アートはわけわかめ。
イワークやんけ。

寝覚の床

高さ3mの日時計。
こうも影がぶっといと、15度程度動いてもわからなさそうです。

寝覚の床散策時の注意点

寝覚の床へ行く際は、下記の点を気をつけてましょう。

  • できるだけ荷物は少なく
  • スカートよりズボンが良い
  • スニーカーなど歩きやすい靴

特に足元ですね。
想像以上にハードでした。

散策中SAKUKEに参加している気分だった私は、翌日から足の痛みに襲われて1ヶ月経った今も治っておりません。

これが年でしょうか……?

上松駅~倉本駅間では車窓から寝覚の床が見える!

寝覚の床は JR中央西線の車窓(上松駅と倉本駅区間)から見ることもできます。

寝覚の床

ちょうどこの区間を通る時ですね。
進行方向が倉本駅の時は右手側、上松駅の時は左手側に見えます。

寝覚めの床が見えるのは一瞬ですが、中央西線は木曽川に沿って進むので ゆったりとした川の流れを楽しめるでしょう。

周辺施設

田舎あるあるですが、上松町は駅前より寝覚の床周辺の方が栄えています。
宿泊施設はめざめホテル、飲食店はねざめ亭・越前屋など。

駅前で昼食を済ませてしまった私はショックでした……。

ねざめ亭のトイレは全面ガラス張りで、寝覚の床が見渡せるのだとか。
変な性癖に目覚めそう。寝覚めだけに。

そんな面白いところ、事前に知ってたら絶対に行ってたのに。くう

近くには精肉店の ジビエ工房木曽。
ソフトクリームや猪まんなどが売っています。

ジビエは鹿・猪・ウサギ等の獣肉で、最近ちょっとしたブームらしいです。クセは大してありません。

猪まん

まとめ

以上寝覚の床まとめでした。

木曽には「木曽八景」と呼ばれる、八つの優れた風景様式があります。
寝覚の床も、そのうちの一つ 。

木曽の桟、 風越山、 小野の滝など、上松町だけでも多くの魅力的な風景が味わえます。

他の景色も見てみたいなあ、と思いつつ今日はこの辺で!

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