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【治験体験談&持ち物まとめ】ニート女、長期治験で荒稼ぎ

長期治験持ち物まとめ
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どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

原因は調査中ですが、「職を失ったら銀行口座が減っていく一方」という怪現象に悩まされています。

一時期は月の光熱費やカードの引き落としもままならず、恐ろしい催促が押し寄せました。

殿、殿中でござる殿中でござる!

すずめ

ええいやかましい!! 銀行を襲うぞ! シネイ!

などと実に危険な精神状態で、陽気なギャング団になるか身売りをするかの二択を迫られたのです。

ゆで卵を正確に茹でる体内時計は持ち合わせていても信号はしょっちゅう引っ掛かるので、逃走できずに捕まるだろうと強盗は諦め、おとなしく身を売る決心をしました。

とはいえ20代も後半。

腹や尻も弛みはじめ売る春もないので、治験バイト(またの名を有償ボランティア)を行うことにしました
ええ、あの人体実験じみた、グレーゾーンの世界です。

20代女性、それも地方在住となると良い案件は多くありません。
しかし、運よく合致する好条件な長期治験が見つかりました。

期間はなんと1ヶ月超。

出生時以来、入院経験がない私はためらいましたが、ふと見た謝礼金の額に目がくらみ、気づくと申請を終えていたのです。

はー、恐ろし、洗脳かな?

初めての治験バイトだったこともあり、

すずめ

副作用で死んだり、知能指数が70くらい下がったりするのかな?

と戦々恐々でしたが、無事に故郷の土を踏むことができました。
今回はそんな1ヶ月の体験談及び、長期治験の持ち物の紹介をします。

治験を受けるけど何も分からず不安だよおおおお!

といった方の役に立てれば幸いです。

実際に「長期治験を受けるかもしれない」方から、詳細を尋ねるDMをいただきました。
もちろん試験によって異なりますが、もしもお問い合わせをいただけたらブログでは書けない内容もご説明いたします。
ぜひお気軽に、メールやTwitterのDMなどからお問い合わせください。

治験を受けるまでの流れ&検診に受かるために

治験を受けたいと思ったら?

まず初心者が治験を受けたいと思ったら、案件紹介サイトに登録しておきましょう。

とりあえずいろいろなサイトに登録しておくと案件が見つけやすくなります。
(プロフィールに合致した情報も送ってくれる!)

コーメディカルクラブ 花粉症から糖尿病まで
首都圏を中心に20代から登録可能
治験ボランティア「JCVN」 首都圏中心。モニターもあり
クリニカルボランティアサポート サプリや美容品もあり女性もOK

登録は無料ですし、そもそも治験は交通費以外のお金が一切かからない無職に優しいシステムになっています(交通費も支給)。

健康診断を突破する方法

希望しても身体状態が悪いと、試験に参加できません。

参加までの具体的な流れや、健康診断に受かって治験をスタートさせるコツは別記事で紹介しています。

参考にしてみてください。

治験に受かるコツ
【治験で受かるには?】参加までの流れと事前検診までに行うこと「治験バイト」とも呼ばれる有償ボランティアに参加しました。希望者が必ず受けられるわけではなく、事前の検診を突破しなくてはいけない治験。それなりに高い倍率を突破して治験に参加できましたので、流れや事前検診に受かるコツなどをまとめました。...

治験の持ち物

1ヶ月も家を離れて生活した経験がないので、持ち物には迷いました。

……が、結果からいうと大して物を持たずとも問題なく過ごせます。

治験が終わった直後は、

すずめ

あれ? こんなに少ない物で生きられるなら、自分ミニマリストになれるんじゃね?

とか錯覚しましたが、ゴミ屋敷なう。

一週間の旅行に出かけるほどの荷物で十分です。

入れ物は、旅行用の小ぶりなトランクと日常使いのリュックに入れました。
他の被験者さんも、トランクケースや旅行用カバン1つが主な荷物でした。

治験の荷物を入れたトランク

具体的に持っていったものは以下の通り。

必需品&生活用品

病院から指定されたものや、生活に欠かせないもの中心。

  • 財布&身分証(使うのは最初だけ)
  • 日程表や献立表、治験のしおり等
  • 上着(病衣が支給されるため、羽織り物のみ2着)
  • 下着類(インナー、靴下は任意)7日分
  • スリッパ
  • 歯ブラシ歯磨き粉・歯間ブラシなどの衛生用品
  • 洗顔フォーム
  • ハンドクリーム
  • リップクリーム
  • 生理用品
  • 化粧水や乳液など(化粧品・整髪料は禁止)
  • 剃刀や爪切りなどの刃物は没収。使用の際のみ出してもらえる
    電気シェーバーはOKとのこと
  • 目薬類ほか、薬はすべて禁止
  • ホットアイマスクは没収されたぴえん
  • シャンプー・リンス・ボディソープは病院にあった
  • タオル・バスタオルもシャワーのたびに貸与された
  • 飲食類は一切持ち込めない
  • タバコも禁止(まあ、喫煙者はそもそも受からないけど)

などなど。
ここら辺はだいたいどの治験でも共通しているでしょう。

下着類に関しては最初、

洗濯施設がないため検査日数分の下着を用意して来て下さい

と書いてあって、

すずめ

どこの世界に30枚も下着持ってる奴がおんねん
カバンの中下着でいっぱいになるわ!!

と思わずツッコんでしまいましたが、どうやら手違いだったらしく週1で洗濯をしてもらえました。
そのため7日分だけ用意しています。

歯磨き粉は大きいサイズでないと1ヶ月もちません

ケースに入る小さいものを持っていったせいで、最後の3日くらいはキレイキレイ(泡)で歯をキレイキレイする羽目になりました。

キレイキレイで歯磨き

びっくりなことに、舌がちょっとひりつく以外なにも違和感ないんですよね。

あとは人によるかもしれませんが、化粧水などの美容品や衛生グッズ等々。

マスクはコロナ禍で常時着用が義務付けられていたので、毎朝新しいものが支給されました。

これらをそろえておけば、とりあえず生活はできます。

また今回は長丁場だったため、必要なものがあれば自宅から郵送してもらったり、通販で買ったりしてよいとのお達しがでました。

そのため長期の治験の方が最初の荷造りに神経質にならなくてもよいのかもしれません。

あれば快適なもの&暇つぶしグッズなど

暇つぶしグッズについては別記事で詳細を解説していますが、一応こちらでも紹介します。

  • スマホ
  • PC
  • 紙とペン
  • 書籍やKindle
  • 充電器
  • 延長コードやタップ類
  • 電池
  • アイマスク
  • イヤホン
  • フェイスタオル
  • ゲーム機
  • DVD
  • Ipodやウォークマン
  • 勉強道具

上記グッズはなくても生活はできるけど、拷問クラスの暇を味わうことになります。

病院側でも多少は娯楽品を用意してくれていますが、慣れ親しんだ自分のものの方がよいでしょう。

荷物が重くなるため、書籍類をたくさん持っていくのはあまりオススメできません。
(トランク重すぎて新宿あたりで死にかけた)

【オススメはKindle!】

個人的に持って行ってよかったと思ったのは、マイクロファイバータイプの布巾。
濡らしてアイマスク代わりに使用しました。

乾燥がひどく、目薬が使えない状況はドライアイには辛すぎます。

熱湯と冷水がでるウォーターサーバーがあったので、熱湯を拝借してはホットアイマスクを作っていました。

1日の終わりにほっと一息、一休さん。
蒸気でアイマスクは没収されてしまったので、お手製アイマスクには助けられました。

chikentsuraikoto
【治験体験談】長期治験の辛い点と暇つぶし方法1ヶ月超の治験バイト(ボランティア)に参加しました。過ごしてみて辛いことや良いことがあったので、体験談としてメリット・デメリットをまとめました。また暇つぶし方法についても紹介していますので、長期治験を受ける方は参考にしてみてください。...

治験中の過ごし方

詳細は書けませんが、1日のスケジュールは大まかにこんな感じ。

  • 7時~8時頃 起床~バイタルチェック・採血など
  • 9時 朝食と投薬
  • 昼食まで自由
  • 14時 昼食
  • 18時頃 シャワー
  • 夕食まで自由
  • 21時 夕食
  • 23時 就寝

検査が多い日は1時間に1回採血をしたり、心電図を途中で撮ったり、1日中尿検査をしたりしていました。

とはいえそんな日は正味5日ほど。
ほとんどの日はPCで作業したり、読書をしたりとのんびりできます。

1ヶ月の間は運動ができない・外出禁止・日光をあまり浴びられない、といった軽い監禁状態でしたが、それ以外はリズムの整った健康的な生活だったと思います。

なんでも、コロナ以前はたまに外へお散歩があったとかなかったとか。

普段から自分ルーチンに沿った生活をしているので、スケジュールに突発的なことが発生しない治験中はとても楽に過ごせました。

逆に、日々悩まされていた、

すずめ

牛丼食べたい! ケーキ食べたい! お山行く! 買い物!

そんな衝動的な行動が強制的にセーブされたので、自分にとっては療養施設みたいなものだったのかもしれません。

ああ、懐かしいよ。なんちゃらクリニック(名前忘れた)。

で、謝礼はいくらのなの? というお話

お金を掘り当てた人

やたらと訊かれたマネーのお話。
先月、無事謝礼金が振り込まれたので発表しようかと思います。

1ヶ月の入院治験で、およそ80万円をいただくことができました(交通費など込)

今の私の年収に換算すると3年分くらいでしょうか。
これをもってタイにでも渡って暮らしたい。
もしくはセブ島。マ〇ブ氏みたいになれるかな。

高額すぎて最初は腕の1本や2本や3本は捧げる覚悟でしたが、そんなSF的マットな世界観ではありませんでした。
(撮影禁止なため生活風景の写真はありません)

スケジュールは厳守だったものの、スタッフさんも家畜ではなく人に対する扱いをしてくれた気がします。
被験者が快適に過ごせるよう、気を使ってもらえました。

こういう世界があると知ると、いっそう普通労働の意欲が下がりますね。

長期治験の感想&まとめ

今まで更新した記事の中でも、もっともブログタイトルに即した話だったのではないでしょうか。

  • 労働が嫌すぎる
  • 健康だけど金がない
  • 暇はあるけど金がない

そんな人生ツムツムな方にオススメしたいのが長期治験バイト。

自分の体が世のため人のために使われたかと思うと、なんだか労働をしてないのに働いた達成感が得られますね。疑似労働。

もう2度と会うことはないであろう病院のスタッフさん、同じ釜のタダ飯を食らった本名も知らぬ同室の被験者さん達

人生の中にこんな不思議な生活があったんだと思うと、いい思い出です。
非日常体験を味わいたい人にもうってつけですね。

とはいえ副作用があることも事実なので、初めて実験が行われる新薬に関しては注意が必要です。
説明をよく聞いたうえ、自己責任にて受けてください。

こうも良条件の治験は今後そうそうないかもしれませんが、銀行口座の数字がゼロに近づいたときにはお世話になりたいです。

一生で1度は体験してみてはいかがでしょうか。

働かずはたらかずなお わがくらし楽にならざり ぢつと手を見る

こいつ遊びほうけてたからな、今の私と同じやで!

以上

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