どうもこんにちは、あまぼし(@S_amaboshi)です。
(なんで今日のタイトル、某ちゃんねるのスレッドみたいになってるの……?)
今日は第1回お料理コーナー『信州人直伝・おやきを作ろう!』の回になります。
唐突に始まる料理回、2回目以降があるかはわかりません。
長野県のソウルフード(郷土料理)
小麦粉やそば粉を水で練って伸ばした皮で、餡子やナス、野沢菜、切り干し大根などの具を包んで焼いたもの
稲作に適していなかった寒冷地を中心に、同様の食品が存在する
以前ご紹介した諏訪湖遊覧船のりばで購入できる、3種のバッタ商品(バッタソフト・バッタおやき・バッタ飴)
そのひとつであるバッタおやきが、バッタ(イナゴ)を抜きに「おやきとしてどうなの……?」というクオリティーだったため、自作をしてみよう! という試みです。
前回の記事を読んでいない方は、そちらから読んでいただければわかりやすいかと思います。
今回の記事では、
- (他県民にとっては)衝撃的過ぎる絵面の『バッタおやき』の作り方
- ナス・林檎・かぼちゃ3種類のおやきの作り方
を中心に信州の郷土料理を紹介していきます。
外はカリッと中はもっちり、手軽に作れるおやき。
普通のレシピも載せていますので、ちょっとしたおやつに作ってみてはいかがでしょうか。
おやきの作り方(前半) 生地の材料・作り方
生地の材料(小6個分)
☆薄力粉 100g
☆強力粉 100g ※なければ薄力粉のみでもよい
お湯 150ml
☆塩 少々
☆砂糖 少々
☆を混ぜ、お湯を少しずつ加えながら耳たぶより少し柔らかくなるまで練っていきます。
丸めて1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
おやき具の作り方
生地を寝かしている間に、具材を作っていきます。
いなごだけじゃさすがに(食べるモチベが上がらない)……と思い、今回はプラスでりんご・ナス・かぼちゃ味を作ることにしました。
りんご(2個分)
こいつだけやたらと写真映りがよくて腹立たしいです。
材料
りんご 半分
砂糖 大さじ1/2
シナモン 少々(好みで)
用意したのはこちらの紅玉。
暴行を受けたかのようにボコボコしています。
先月の兄の誕生日に『マンホールサイズのアップルパイを作ろう』と思い、5個500円で購入した代物です。
3個目のりんごを剥いている最中に「いや、そんなのオーブンに入らなくね?」と冷静になって普通サイズにしたため、余ってしまったものになります。
よくよく考えれば4分割して作って最後に合わせれば良かったんですね。
それはさておき、りんごを1センチ角に切ったら耐熱皿に砂糖と一緒に入れ、レンジで3分加熱(600w)
フォークで荒く潰していきます。
好みでシナモンを振ってもいいでしょう。
ナス(2個分)
材料
ナス 1本
☆砂糖 小さじ1/2
☆味噌 大さじ1/2
☆豆板醤 小さじ1/2(好みで)
☆水 大さじ1
サラダ油 大さじ1
次はおやきの王道・ナス。
ナスを縦に切ってから斜めに切り、熱した油で炒めていきます。(中火)
ナスと油の相性は最高なので、ナスの揚げびたしなどを考えた人にはノーベル賞をあげたいですね。
火が通りしんなりしてきたら、☆をすべて混ぜてかける。
油ハネ(というか味噌ハネ)するので、要注意です。
少ししょっぱいかもしれませんが、おやきに入れるため問題ありません。
カボチャ(10個分はつくれるくらい)
このために作った、というより前日たまたま夕食にカボチャの煮つけを作っていたため利用された数合わせ。
そのため分量が多めになっています。
たくさんつくっておかずとして食べてもおいしいです。
材料
カボチャ 小~中1/4
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 小さじ1
水 200cc
個人的に甘いカボチャが好きなので、醤油はほとんど入れません。
マーマレードで煮ると爽やかな風味が出るので、私は好きです。
カボチャは種とワタを取り、一口大に切ります。
カボチャ以外の材料をすべて鍋に入れ、ひと煮たちさせたらカボチャを入れ、弱火~弱めの中火で煮込みます(落し蓋をして、約10分~15分)
カボチャに竹串が刺さるくらいになり、煮汁がなくなってきたら完成。
フォークで荒く潰して、おやきの具仕様にします。
ここでクリームチーズとレーズンを追加すると、デパ地下のおかずみたいになっておいしいです!(デパ地下のおかず食べたことないけど!)
レーズンは多分、おやきにはあまり向いていないかなぁ……。
イナゴ
缶詰
手抜きぃ!
製造者・原田商店。
近所のスーパーで、商品一掃処分ワゴンに大量詰めされていました。
なんで仕入れたん、こんなもの。
どうでもいいけどラベル逆さまやんけ!
食べてみたい~という物好きさんはこちらから購入どうぞ。
あとわざわざ缶詰まで買ってきたのに、冷蔵庫にいなごのパックがあったんですね。
ばあさんのご飯のお供でしょう。
なんか腹が立ったので、缶詰の余りをこっそり混ぜておきました。
気になる缶詰の中身ですが……
うわぁっ!!
開封早々びっくりさせてくれます。
これなんてもう完全に殺人現場。
馬鹿はさておきお皿に盛りつけます(おやきとして包むため盛りつける意味はない)
なかなかに凄まじい絵面ですね。
ここが日本なのか疑ってしまうレベルです。
さて、今回の具材が全部出そろったところで並べてみました。
こうやって見るとイナゴの違和感が消えるので驚きです。
ちょうど生地も1時間ほど寝かしたので、包んでいきましょう!
おやきの作り方(後半)
1時間寝かした生地を6等分にして、破けない程度に薄く延ばしていきます。
(女性の手のひらいっぱい程度)
そしてスプーン1杯(大さじ1杯)分ほどの具材をのせて、平らになるように包んでいきます。
包むところは動画を撮っていたので、後から包み方の画像を出す予定でした。
……ですが、容量の問題かなにかの手違いか、始まって3秒で動画が終わるという事故が発生したため、ここは割愛します。
包み終わりはこんな感じ。
「さてはコイツ、料理ができないな?」という不器用感がここからも伝わることかと思います。
と思いながら作っていて、最後で2個分生地が足りないことに気づきました。
こんな割り算もミスりますが、これでも元経理部です。
包み目を下にして、油を引いたフライパンの上に乗せます。(中火)
両面を焼き、焼き色が付いたら水(50mlほど)を入れて軽く蒸し焼きにするともちっとした食感のおやきになります。
完成!
なんというか、生地の雰囲気は餃子に一番近いですね。
適当に並べて適当に焼いたので、『どれがイナゴかわからなくなる』というロシアンルーレット的な現象が起こりました。
ナス2、カボチャ2、りんごとイナゴが1個ずつ。
愛ゆえか、一発で当ててしまいました。
こちら、衝撃のバッタ(イナゴ)おやき。
どうでしょう。
前回の購入したバッタおやきに比べると、生地がもっちりして見えませんか?
「わからねーよ!」と思うかもしれませんが、少なくとも手でちぎれる、という時点で柔らかさの勝利です。
(諏訪湖遊覧船のりばで購入したおやきは、かた過ぎてちぎることができなかった……)
イナゴに大差はないので、味自体は大して変わりません。
ただ、レンジでチンしたおやきと焼きたてでは圧倒的な差があります。
いやはや、市販のものに買ってしまったか……とそこはかとない優越感でいっぱい。
明日からはニートを辞めておやき屋でも始めようかと思います。
という冗談はさておき、(これ以上言うと諏訪湖遊覧船のりばから怒られてしまう)
おやきはとても手軽でリーズナブル、それでいてそこそこおいしいおやつです。
材料も小麦粉さえあれば生地が作れて、具材はナスや切り干し大根といったおかずからりんごやあんこ、チーズやお肉とバリエーションも豊富。
ちょっとしたおやつに簡単に作れますので、ぜひ一度作ってみてください。
おすすめはチーズコーンや肉みそといった洋風ですね!
以上です
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