人生は 無意味なことの 積み重ね
どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
記念すべき158本目の記事です。
「何でもない日も記念日にしよう」と藤原基央さんも歌っておりましたので、何でもない記事も記念にしていくことに決めました。
さてさて、始まりましたね。
あまぼしすずめの「母ちゃんが草葉の陰で泣いてるぞシリーズ」
具体的にどの記事が該当するのかわかりませんが、強いて言えば私の人生そのものでしょうか。
突然ですがラブホに行ってきました。
あまりに脈絡がなくこれだけだと狂人みたいなので、経緯を説明します。
「おひとりさま」「ひとり○○」という言葉が流行り、早幾年。
ひとりラーメン、ひとり焼肉、ひとりカラオケ、ひとり人生ゲーム、ひとり交換日記、ひとりかくれんぼ……
残すところ「ひとりディズニー」と「ひとり生前葬」くらいまでロンリーを極めた私ですが、ふとやっていないものの存在に気づきました。
そう、ラブホです。
意味もなくメルヘンな装飾をほどこし、パチンコ店とためを張るネオンが眩しい愛の巣窟。
今回はこちらに突撃レポートをしてきた一部始終をまとめていきます。
世のラブホドウテイの皆さまは、将来、
ちょっとそこで休んでいかないかい?
とスマートに館内をエスコートできるよう、予習にご活用ください。
それではLet’s go lovehoteeeeeeeeeeeel!!!!!
ラブホ前で元同僚とニアミス
エンダアアアアアイアアアウィルァアルウェイズラァァァァビュウウウウウワアアアアア
って感じ。
最初からクライマックス。
まずですね、隣町のインター近くのホテルに行くことに決めたんですよ。
どうでもいいけど、インター付近にラブホありがちよね。
(これにはちゃんと理由があるのですが)
ホテルがある道沿いには小学校ととある会社の工場があるだけで、「この距離にラブホ……教育上大丈夫?」と青少年の未来を心配しつつ車を走らせていました。
もうラブホは目と鼻の先。
この道の先にあるのはラブホと某会社くらいです。
ふと見た会社の看板は、会社員時代の取引先でした。
へ~、あの会社ラブホの隣にあったのかあ
と通り過ぎようと思った時――
前からやってくる車が……
元職場の社用車!!!!!!!!!!
キョゲェェェェエエエエエエ!?!?!?
しかも乗っているのは見知った営業です。
とはいえ社を退いて2年。
私のことなぞ忘れているに違いありません。
いや、そうであってくださいお願いします。
すれ違いざまに目が合った気もするけれど!!
やりたいこともあり遠方に引っ越すので辞めます
え!? 結婚?
ウフフフ
ってクソみたいな嘘ついて辞めておいて、真昼間からラブホに行ってるとか「おまえのヤリたいことはなんだったんだ」って感じで酒の肴になりかねんので勘弁してください。
などと天の神様お父様、先祖代々の面々に祈りつつラブホ着。
まだ一歩も踏み入れてないのに1200字も使っちゃいましたよ。
ラブホ激戦区
この世のすべてがラブホに支配されたのかと錯覚を起こすラブホ激戦区。
その①
その②
その③
……動物園かよ。
こんなにも需要があるのでしょうか?
湧き出る疑問は尽きぬまま入店。
地方だけかもしれませんが、入店が見られぬよう車庫が地下にある傾向が強いですね。
常に前向きで生きるため後ろ向き駐車はしない主義ですが、今年3回目くらいのバック駐車になんとか成功。
ナンバーも隠せるので安心♪
いざラブホへ入室
入るとこのような部屋パネルがあるので、希望する部屋を選びます。
ライトが消えている部屋は「ゆうべは おたのしみでしたね?」の部屋。
だいぶお楽しみ中の人が多いようですが、平日の14時からこんなところでお楽しんでいる人たちの生態が気になるところです。
同族でしょうか?
希望する部屋を選んだら、その部屋へ。
部屋前のパネルが光っており入室できます。
フロントという概念がないため、店員と顔を合わせることもありません。
ところで全部の部屋のボタンを押したらどうなるのでしょう?
普通に迷惑なのでやりませんが気になるところです。
ラブホの部屋はビジホより豪華
都内で7500円くらいのビジホに泊まると、ベッドとテーブルしかないような6畳ほどの部屋があてがわれますよね?
それが! なんと! ラブホだと! この広さ!
……。
えー、誠に遺憾ながら部屋全体の広さがわかる写真を撮り忘れたため、公式画像を転用することをここにお詫びいたします。
(部屋は12畳くらいありました。おそらく)
ダブルかな? キングかな?
あまりの大きさに思わずダイブ。
エンダアアアアアイアアアウィルァアルウェイズラァァァァビュウウウウウワアアアアア
今後この部屋を使用するカップルは『行為中にムササビのような化け物が見える呪い』をかけて……っと。
ぜろいち に~ぜろ いちまるなな いちまるなな きゅに~っきゅっ
城〇クリニック♪
そろそろ部屋の内装を紹介していきたいかと思います。
ラブホ 住める
まずはご飯です。
腹が減っては戦はできぬということなのか、事後の栄養補給かは知りませんが、なかなか充実したメニュー群。
金額はややボッタです。
カラオケ店といったところでしょうか。
ピザたべたい
と思いましたが、なぜか来る前にかっぱ寿司へ寄ってしまった私は、今回メニューを頼むことができませんでした。
こういうツメの甘さが駄目よね。
入り口にはポットとコーヒーや紅茶。
冷蔵庫とサービズの水!
『今の小学生は知らないシリーズ』にエントリーできそうな、一昔前の旅館にあった冷蔵庫もあります。
ドリンクオーダーも可能ですが、部屋の備え付けだけでも十分そうです。
こちらはすべてにモザイクをかけないとアウトな玩具の販売機。
洗面台はビジホ顔負けの充実度。
化粧水の類はもちろん、男性用のケア用品もそろえているのはあれですね。ここから会社にも通えるよ、ってことです。
なんと洗濯機もあります。
突然の雨に遭い雨宿りのために寄った人用なのか、それとも洗濯が必要なほどヤバめなプレイに及んだ人用なのか……
謎は深まるばかりですが、これはもう住めますね。
実質住居。
私が名だたる文豪になった暁にはラブホに缶詰めします。
ラブホ 楽しむ
おっきなテレビ!(語彙力)
どうせなら42インチテレビを活用しようと思い『リングフィットネス』を持ってきました。
皆さまは身ひとつのフィットネスに励むのでしょうが、私は最先端のリングコンを使用します。
――が、ここでアクシデント!
肝心のケーブルを忘れるポカをやってしまったため、テレビが使用できません。
これじゃ家でやるのと変わんないよおおおぉぉ……!!!!
おそらく「ラブホでリングフィットネスをやる最初の人類」になれたことを誇りに思いながら、ダイナミックストレッチ!!
兄のユーザー名「ばなな」すらここでは卑猥に見えてきます。
さて。
リングフィットネスで程よく汗をかいたので、お風呂に入りましょう。
――と思ったらサウナがついているではないですか!
この狭さ、2人で入ったら興奮しますね。
しかしこんなところで事を致したらケツにヒーターが触れかねません。
とりあえず入ってみましたが、待てど暮らせど50度にも満たないせいか延々と座っていられました。
……サウナってこういうもんだっけ?
お風呂。
想像していたものと違う。
こんな家庭の風呂に毛が生えたようなやつじゃなくて、ディスコのミラーボールみたいなのがついているのが良かったのですが。
この無駄に広いスペース……。
こういう感じで使うヤツでしょ。私知ってる。
入浴剤もついていたので、泡ぶろにしてIN!
うわ~い!
さて、風呂後のティーをいただきましょうか。
ん~マンダム。
さながらアフター5のOLといったところですが、今は2時だし私は無職。
この後何をするわけでもないですが、ガウンの下は裸です。
そうこうしているうちに日も暮れ、良い子はおうちに帰る時間になりましたので撤退することにしました。
何を一番長くやっていたかと思えば、リングフィットネスです。
マジで何しに来たんだろう?
余談ですが、プラネタリウムを貸してくれる部屋もあるそうです。
アオ〇ンごっこかな?
お金がない
だいたいのラブホは後会計で、退出時に清算をするものになっています。
私、ここにきて大変なことに気づいてしまいました。
ええ、お金がないんです。財布の中に。
4000円(税込)の請求額に対して、どこを探しても3475円しかないんです。
コートの中も鞄の隅もこんなとこにあるはずもないのに……
あと525円!!!!
なにがいけないって、来る前に寄った「かっぱ寿司」ですよ。
こんな格好して、
とか連絡したら何事かと思われるよ。
厨房で皿洗いをしている姿まで想像しましたが、支払機を見たらカードが対応しているではありませんか!
ありがとう楽天カード!
もってて良かった楽天カード!
ラブホでスマートな会計ができるよう、財布の中には常に5000円くらいの現金かカードを入れておきましょうね。
記念撮影
夜のとばりも下り、いよいよ本格的な営業が始まったラブのホテル。
利用客に「A〇撮影かな?」と思われつつ記念撮影を終えました。
まさかラブホの前に三脚を立てて写真を撮る日が訪れようとは。
人生なにがあるかわかりませんね。
エンコウへ向かうJKというシチュエーションを意識しましたが、さすがに28歳も近くなると後ろ姿からもフレッシュさが失われます。
それにしてもいやに大きなリュック。
何が入っていると思いますか?
――そう、衣類です。
そして私がこのコートを着ているということは……。
もちろんこの下、何も着ていませんよ。
まとめ ~ラブホはひとりで行くところではない~
無事家に帰ってきて服を着た私は思いました。
ラブホはひとりで行く場所じゃないな、と。
あそこは誰かと一緒にピザを食べたり、リングフィットネスをしたりして遊ぶ場所です。
ひとりだと楽しさも半減。
4000字と4000円、そして3時間を費やして行き着いたゴミのような結論に、1ミリの成長も感じられません。
今後この経験をどう生かせばよいのかは見当つきませんが、皆さまがいつか「あ、この光景あのブログで見た!!」と思い出してくれる日がきたら幸いです。
ラブホは誰かと行こう。
【母ちゃんが草葉の陰で泣いてるぞシリーズ】
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相変わらずキレキレで、クッソ笑わせて貰いました
>くろっぷさん
あざすです!!
ありがたきお言葉です。
毎記事楽しく拝見しております!
実は私も、とにかくなにかをこじらせていた20代のころ1人ホテル経験あるのですが…費用対効果と言うか精神的喪失感というか…たくさんの失わくてもいいものを失ってしまいますね!
御一人様の扉を一つ開け、大人への階段をあがったあまぼしさんに幸アレ✨
そういや何年か前…食事券付き入浴チケットを人にもらったので、温泉のあるホテルへひとっぷろ浴びに行ったあとのバイキング(広~い宴会場in無数の家族連れ)に1人で行った時はさすがにタヒにたくなりました。まだまだ修行が足りませんね
>おたけさん
記事、読んでくださりありがとうございます。
すみません、そこまで深く考えずに向かったので、普通に楽しんで帰ってきました
家族連れ&カップルばかりのところに言っても、数人分のぜいたくを一人で受けていると思うとにこやかに過ごせるような気がします笑
以後、修行の参考にでもどうぞw!
カメラ関係の検索で見つけたこのブログ…
面白すぎました
頑張ってくださいね。
>おきらくごくらくさん
記事、読んでくださりありがとうございます!
カメラ記事から他の記事も読んでいただけたとのことで嬉しいです。
頑張ります~
amaboshiさん、こんにちは
ひとりでラブホも凄い行動力ですね。
さすがです。
アメニティも充実してビジネスホテルより全然楽しめそうですね。
そして最後に
第二弾だったのですね(笑)
もちろん裸にコートで運転されて
帰宅されたんですよね?
それも凄いです。
今回は快適な裸コートだったのでは。
>りのさん
コメントありがとうございます。
アメニティに関してはビジホ以上なのでは?と思います。
今回のが第二弾です。
もちろん裸コートでの運転でした。前回と違い人との接触がなかったため、あまりドキドキ感はありませんでした笑
再びありがとうございます。
裸コートはシリーズ化でしょうか(笑)
もう独特な着心地にも慣れてこられたのでは?
暖かいショッピングモールとかでの裸コートとか快適とドキドキが楽しめそうですね。
>シリーズ化してみようと思ってますが、これ以上どこに行けばよいのか迷い中です笑
人が多いところの方がスリルがありますね。
ばれたら通報ものですが…