どうもこんにちは。
ビビり散らかしウーマン・あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
最近、髪の毛も散らかり始めました。秋ですね。
2024年もあと2ヶ月、木枯らしが吹くころには今年に見切りをつけて未来を見据える私です。
で、とりあえず今年を振り返っていたら、「今年やりたいこととか」の中に「高速道路に乗れるようになる」というどちゃくそ低レベルの目標があったのを思い出しました。
今年で免許取得から10年が経って日常的に車も使ってるんですけど、高速には乗れません。
だって怖いじゃないですか。
世の中たいていの失敗は許されるけど、高速でのミスは死に直結しかねないんですよ!
なにせ私は、見極試験に受からず教習所を退校した経験があるレベルのドライブテクです。
尚運転が荒すぎてついたあだ名はイニシャルD。
とはいえ、タイムイズマネーなる言葉もありますし、いい加減克服しようと思い立ったら吉日です。
先日、ひとり高速チャレンジをしてまいりました。
はじめての高速道路が怖すぎる
どうしたらいいかわからん
という方向けに、高速へ乗る際にした準備と心構えをまとめました。
技術的な方面に関しては、ドライビングスクールのYouTubeでも見てください。
ただ、彼らはメンタル面のサポートはしてくれないので、運転が苦手な人間だからこその視点から書いていきます。
ぶっちゃけ自分用の備忘録ですね。
それでは31歳の【ひとりでできるもん】スタートです!
Contents
低難易度の場所で練習
何事も低いレベルからの練習が大事。
明日にでも首都高に乗らなきゃ一族が惨殺される、とかじゃない限り地方の高速道路で練習しましょう。
東京在住……?
電車で地方へ行ってレンタカーでも借りろ!
金曜日や土曜日、平日の夕方なんかは混みそうなので、明け方か平日の昼間がおすすめ。
……どんな暇人だよって感じですけど。
渋滞を予想するサイトもありますが、まあそこまで気にしなくてもよいでしょう。
どのI.C.(インター)で乗りどこへ行くか計画を立てます。
今回は、長野の中央から長野自動車道を使って新潟へ行くことにしました。
最悪、乗る場所は最寄りインターでなくても構いません。
最寄りのJCTはわけがわからんほど事故が多発していて怖かったので、隣町まで走って乗っています。
Googleマップを駆使して予習
ここからは運転中に写真を撮っている余裕はないため、Googleマップのスクショを使用いたします。
乗るインターが決まったら、
- インターに入るまでの道路(入り方)
- 料金所(レーン)
- 進行方向
をGoogleマップのストリートビューを使ってシミュレーションします。
これで余計なパニックは防げるはず。
まったく、便利な世の中になったもんだ。
特に料金所のレーンは重要で、普段高速に乗らない人は恐らくETCを搭載してないため、ETC専用レーンに行ってしまったらなかなかに悲惨。
基本はいちばん左ですが、念のため確認しておきましょう。
なおスマートI.C.なるものはETCしか使えないようです。
なにがスマートじゃ、現金支払いはバカかデブってことかいな。
で、料金所から出たら進行方向の分岐があるので、どちら方向へ行くかも事前に頭へ入れておきます。
ここは料金所から出てくる車が錯綜し、そっちに注意を向けたいため予習が必要。
今回は新潟なので長野方面の左ですね。
ここでミスると真逆へ行く羽目になり、しばらく戻れません。
慣れない人間がこれをやると十中八九パニックに陥ると思うので、土地勘がない場所で乗る際は要注意です。
ナビがあるから、と油断してたらいつの間にか首都高に導かれていた……とかあるらしいので(実際知り合いが何度かやっている)地図で標識を見ておいた方がいいと思います。
あとは当たり前ですけど降りるインター名も確認しておきます。
YouTubeなどでドライビングテクの復習
吉田沙保里似の教官と高速教習をした日もいまは昔、竹取の翁といふもの有けりなので、ドライブテクの復習をします。
なにはともあれ、高速初心者にとって恐ろしいのは合流。
ここでいきなり衝突とかした日には目も当てられん。
一般道だと道に合流する際は一時停止をするのに、加速という常識外のことやらせるわけだからね、高速道路は。
自校のお兄さんたちがYouTubeにさまざまな動画を上げているので、適当に確認しましょう。
絶対に笑ってはいけない高速道路、的なタイトルはなんなのでしょうか。
個人的に下記の動画はわかりやすかったですね。
本線へ入るタイミングの見極め方が「後ろの車の流れを見て」とか抽象的なものが多い中、サイドミラーに写った後続車の大きさを例にして視覚的に説明してくれたからイメージが付きやすかったです。
あとはひたすらイメージトレーニング。
高速道路へ乗る直前にやること
イメトレが終わったらいよいよ実践。
とにもかくにも、避けたいのが路上でのトラブルです。
そのためにまずはガソリンの補充をしましょう。
高速にもガソスタはありますが、合流回数が増えるから余計なストップはしたくない。PAとかも極力寄らない方針です。
そして忘れがちですが、タイヤの空気圧も確認します。
なんちゃらかんちゃら現象とかいう、やたらカッコイイ名前のものを起こしてタイヤがバーストしたら洒落にならん。
タイヤの高速回転によりゴムが波のように変形してしまう現象
過重やタイヤの空気圧が低いことなどによって起こる
その状態で走行を続けるとタイヤの摩耗が急激に進み、最悪バースト(破裂)して事故る
ドア横に目安の気圧が書いてありますが、とにかく心配なのでガソスタのお兄さんにやってもらいました。
セルフで給油した際に店員さんに「タイヤの空気圧見て下さい」といえばやってもらえます。(完全セルフは無理かもですが)
てんぱりすぎて、
空気のタイヤ圧みてください!!
って言ってました。恥。
高速に乗るので高めに入れてもらいます。
ここら辺はお店の人もプロなので訊いてくれましたが、そうでないなら自分で言った方がよさげです。
店の人にやってもらうと基本は有料なようで、200円ほどかかりました。
いざゆかん
さて、いよいよ高速。
ナビはONにしておく。私はナビを搭載してないので、Googleマップを使っています。
こいつがあると少なくとも逆走は防げるはずです。
料金所、分岐が過ぎるとオンランプの緩やかなカーブが始まります。
ここは40キロの速度を守ります。
まあ、こんなところでかっ飛ばしても曲がれないだろうけど。
もし前に車が走っていた場合、十分に車間を開けるための区間です。
仮に前の人がビビリ散らかして加速しなかったりブレーキを踏んだりしても、ここで車間を開けておくと事故をぎりぎり防げるからだそうです。
ブレーキなんて踏まれたら合流は詰みそうですけどね。
そうなった場合にどうするのかは知らん。
前方に車がいないのが理想ですが、いた場合に事故らないようゆとりを持ちましょう。
【速度40キロ制限が終わりまっせ】の標識が見え始めたら、アクセルを全開で踏む。
とにかく踏む、ベタ踏み。
エッセちゃんが狂ったような音を出していたけど、気にせず踏む。少なくとも80キロ。
ここでビビると余計に恐ろしいことになります。
で、40キロ制限終了と同時にガードレールが無くなりアミアミが現れるので、アミアミを目安にウインカー(右)を出します。
アミアミが終わるあたりはまだ早いので、合流せずしばらく合流車線を走ります。
あまりに早く合流すると本線を走っている車がこちらに気づかず減速が遅れてぶつかる可能性ある――という理由から、合流車線は目一杯使ったほうがいいようです。
ここが非常に怖いですね。
ちゃんと加速すれば本線を走っている人と同じ速度になるため、後ろから来る車にぶつかられることは原理上ありません。
(後ろの車がクソ加速して突っ込んできたら知らん)。
わかっているけど……怖いんですよね。
後ろも怖いけど、本線を並走している奴がいたら一番怖い。それは行かせた方がいいようです。
ここでなんと後ろ(合流車線)からバイクがやってきました。
これはシミュレーション外のできごとです。
とはいえあいつらは自由な鳥みたいなもんだから、加速クレーンなどお構いなしにすげえ手前で合流して飛んで行きました。
そんな鳥に気を取られている間に、合流車線も終わりが近づいてきます。
今回は本線を走っている車がいなかったので、緊張したけど簡単に合流できました。
高速合流ガチャで言ったら最高の引きですね。SSR!
もし本線が混んでいたりしたら、バイクに気を取られて注意がおろそかになったかもしれません。
まったく、ロシアンルーレットかよ。
80キロ(法定速度)くらいで左を走り続ける
乗ってしまえば渋滞や事故、動物の飛び出しがない限り安心。
最低速度を下回らないように維持しながら左レーンを走り続けます。
変に焦らず、一定の速度で大丈夫です。速く行きたい人は勝手に右に行きます。
煽られたら知らん。運がなかったと思うしかない。
ちなみに長野は結構「動物注意」の看板が多くて、実際に飛び出してくる場合もあるとかないとか。
高速教習の際に「もし動物が飛び出してきたらどうするんですか?」と尋ねたところ、
ハンドルを切ると事故るから轢け
とのことでした。
どっちにしろ事故やんけ。本当、高速は運ゲー。
左走行族になるつもりが、途中工事やら作業やらで3回も車線が減少してレーン変更を余儀なくされ殺意が芽生えました。
一車線になるから右にいっとけよ、みたいなやつが腹立つ。
なぜ左の人間が右へいかなくてはいけないのか。右が来いっ。
まあ、作業は大抵左だから仕方ないのだけど。
とにかく、何もない限りは左を走るのが安全です。
有名な実験ですが、車線変更をしまくってグネグネしたところで到着時間は大差ないらしいですので。
降りるまでが高速です
今回、上越JCTを避けるためにわざわざ手前の上越高田インターで降りることにしていたのに、途中で更埴JCTに引っかかりました。
やめろ、色んな情報をいっぺんに出すな混乱する!!
車線変更をしなくてはいけない場合があるのでJCTは嫌ですね。
結局2時間ほど走ったのですが、1時間30分くらいは県内でした。縮め。
出口が来たら、出ます。何を当たり前のことを言ってるんだって話ですが。
ナビを入れていると出口を教えてくれるので便利ですね。
ランプでは減速、最後の注意点は料金所で間違わないことくらいでしょうか。
感覚がバグっているので、しばらくはメーターを見つつ走らないと周りの車を煽りそうになります。
結論、高速道路は運ゲー&ガチャ
運よく合流が楽にできたので心穏やかに乗れました。
反省点としてはインターに入る際すでに緊張でトイレに行きたくなっていたことですね。
2時間以上トイレを我慢しながら走ることになり、精神衛生というか普通に身体にもよくない。
トイレは済ませておきましょう。
そのうちPAに入る(出る)練習もしたいところです。
多くの人からは「高速の練習ってなに?」と思われるかもわかりませんが、運転の苦手な人は合流での引きがすべてなので、慣れるまでは空いている高速で練習するのが一番でしょうね。
ということで、驚くほど程度の低い話にお付き合いくださりありがとうございました。
緊張するけど事前にしっかり準備をし、冷静さを保って事故を防ぎましょう。
それではよき高速ライフを!
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こっちまで緊張してしまいました笑
ジャンクションと合流はめっちゃ緊張しますよね…
それにしても動物は轢けはさすがの教えです笑
諦めて自損しろってことか…肝に銘じます
>かざひなさん
コメントありがとうございます~
合流は実際に事故が多いですし、ぶつかったときの被害を写真や映像で知ってるから想像しちゃいますよね…
そちらも動物が多そうなのでいざというときは覚悟してください