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6D Mark2が星空撮影におススメな4つの理由【作例ありカメラレビュー】

キャノン6dMark2

どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

すずめ
すずめ
 綺麗な星空を撮りたいけど、どんなカメラを使えばいいの!?

ということをかれこれ3年以上考えていました。
(というか今も模索中です)

そんなわけで今回は、『星空撮影(星景撮影)』という観点から、キャノンのフルサイズ一眼レフ・EOS 6DMarkⅡのレビューを行っていきます。

下記の方に向けた内容になっていますよっと。

  • 星空撮影に興味がある人・挑戦してみたい人
  • 星空撮影に適したカメラ(フルサイズ機)を探している人
  • 6DMark2が星空撮影に適しているか知りたい人
  • カメラボディに10万円以上の予算が出せる人

この記事は、あくまで初心者~脱初心者・中級者向けに書いています。
Kissシリーズなどの入門機で物足りなくなってきた人、という感じですね。

ちょっとイイカメラで星空を撮ってみたい~ 

という欲が沸いてきた方は、ぜひ読んでみてください。

今回は『星空撮影』に焦点を当てているので、その他のシーンについてはあまり触れていません。
また別記事で書きたいです。

それではレビュー始めていきます。

このカメラ、正式名称は『CANON EOS 6D Mark II』ですが、長いうえに表記揺れが凄まじいです
(なぜかMarkiiの表記が圧倒的に多い)
そんなわけで本記事での表記は『6DMark2』に統一しています
キャノンEF50mm F1.8 STM単焦点レンズを初心者におススメする4つの理由「初めて単焦点レンズを買う」そんな人におススメしたいのが、キャノンのEF50mmF1.8STMです。撒き餌レンズとも呼ばれるほど安価で使い勝手が良く、とても初心者向けの一本。今回はキャノンのEF50mmF1.8STMの魅力を細かく紹介します。...

6DMark2の基本スペック

6D Mark2の基本スペックにも軽く触れておきます。
星空撮影についてのみ知りたい方は、読み飛ばしてください。

6Dmark2が星空撮影に向いている4つの理由

6Dmark2は、フルサイズ一眼レフである『EOS 6D』の後継機として、2017年に発売されました。
今までのキャノンフルサイズ機や6Dと比べて、注目すべきは以下の3点。

  1. タッチ式バリアングルモニター
  2. 安価かつ軽量
  3. 高速かつ高精度のオートフォーカス(AF)

① タッチ式バリアングルモニター

バリアングルとは、操作画面がカメラ本体から離れて、回るモニターのことです。

キャノン6Dmark2

実はこれ、EOSのフルサイズでは、初めての搭載なんですね。
詳しくは後述しますが、ロー&ハイアングルからの撮影も、無理な体勢をとることなく撮影できるようになりました。

② 安価かつ軽量

フルサイズの一眼カメラは、価格が高いです。
相場はだいたい20万円から。
参考までに、キャノンが2019年12月時点で生産しているフルサイズ機モデルの価格一覧を載せておきます。

機種EOS-1D X Mark IIEOS 5DsEOS 5Ds REOS 5D Mark IVEOS 6D
Mark II
公式価格¥745,800¥514,800¥547,800¥475,750¥247,500
価格.com¥457,661¥420,940¥389,800¥217,521¥130,000

今回は触れませんが、一応ミラーレスについても。

機種EOS REOS RaEOS RP
公式価格¥237,500¥298,000¥160,500
価格.com¥176,642
¥128,970
¥128,970

新作のEOS Raは『天体専門機』とのことで気になっています。

※ 公式価格はキャノンオンラインショップを参照しました。
(キャノンオンラインショップ高すぎィ)

これから、6DMark2が『安く手に入る方のフルサイズ機』であることがわかりますね。
また、同じくキャノンフルサイズ機の重量を比較した表がこちら。

機種EOS-1D X Mark IIEOS 5DsEOS 5Ds REOS 5D Mark IVEOS 6D
Mark II
重量1530g930g930g890g765g

現在6DMark2は、世界最軽量のフルサイズ一眼レフカメラです。

6Dも当初「世界最軽量のフルサイズ機」をうたい文句にしていました。
しかし6Dmark2はそれを上回る軽量化に成功したのです!

ダントツに軽いため、女性でも扱いやすいですね。
普段は箸より重いものは持たない私でも十分に扱えます笑

安価かつ軽量。

この2点により、6DMark2は現在もっともフルサイズ初心者に適した入門機(エントリー機)であると言えるのではないでしょうか。

まあ、実際にキャノンも「ミドルクラスモデル」という位置付けにしています。

③ 高速かつ高精度のオートフォーカス(AF)

6DMark2は、オールクロス45点AFセンサーを採用しました。
測距点(実際にピントが合うポイント)が45点になったのです。

ざっくり言うと、以前より短時間で、正確なピント合わせができるようになりました。

  • 測距点が中央に寄っている
  • 画面端にピントが合わせられない

といった話も耳にしますが、個人的には気になりません。

その他詳しいスペックについては一覧にまとめました。
参考にしてみてください。

6DMark2の基本スペック表

有効画素数約2620万画素
レンズマウントキャノンEFマウント
光学センサー技術フルサイズ
ファインダー倍率約0.71倍倍
シャッタースピード1/4000秒
ISO範囲100~40000
連続撮影速度約6.5コマ/秒

 

6DMark2が星空撮影に向いている4つ理由

ここからは『6DMark2で星空撮影をする』という点で、6DMark2の特徴を挙げていきます。

もちろん予算を上げるほど、6DMark2以上に高性能で、星空撮影に適したカメラはあります。
しかし今回はあくまで『ほどほどの価格』『初心者~中級者向け』を意識。

 エントリー機でもここまでやれるって教えてやるぜ!

まあ、そんな感じですね。

① バリアングルモニターの採用

上記でも軽く触れましたが、フルサイズ機で初めて採用されたバリアングル。
これは星空撮影をするにあたり、かなりプラスポイントです。
星空撮影は時にレンズを天頂に向けることから、モニターが地面と水平になります。

この状態のモニタを覗くにはしゃがむか、中腰になるかしかありません。
そんなときバリアングルだと、無理のない体勢で操作することができるのです。

中腰でひたすらモニタを見たり、しゃがんで見上げたりするのが辛かったので、ありがたいですね。
もちろん星空撮影以外でも、バリアングルは便利な機能です。

② フルサイズ機で、高感度撮影に対応(ISO 100~40000)

そもそも私がフルサイズ機の購入に踏み切ったのは、高感度での撮影をしたかったからです。

星空撮影は暗所での撮影になるため、被写体を明るく写すために高感度での撮影になります。(ISO数値を1600以上と言われています)

しかし感度を上げるほど、画像内にノイズが発生してしまいます。

こちらは、EOS KissX7にて高ISOで撮影した写真。
かなりザラついているのがわかるかと思います。

kissX7作例
TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD f/2.8 20秒 IOS 3200

そこで高感度に耐性のあるカメラが欲しくなりました。
高感度に耐性のあるカメラは、

  • フルサイズセンサーを搭載している(フルサイズ機)
  • 新しいモデル

という2点があげられます。

①に関しては、センサーサイズが大きい方が、取り込む光の量も多い(=明るくなる)からです。
②に関しては当たり前といえば当たり前ですが、技術も日々進歩しているためです。

上記の2点より、フルサイズ、かつ2017年に発売したモデルである6DMark2を候補に入れました。

6DMark2のISO範囲は100~40000です。
実用的には12800くらいまででしょうか。

ただ、6DMark2は発売当初から「低感度のダイナミックレンジが狭いと言われ続けています。(レタッチの際に白飛び、黒つぶれが生じやすくなる)

高感度でもそうかと言われると……「わからない」というのが正直な感想。
つまり初心者が気にするようなことではないと思われます。

③ バッテリーの持ちが良い

これはあくまで純正品を利用した場合で、かつ個人的な体感なのですが。
バッテリーの持ちが良いように感じます。

星空撮影は長時間の露光のため、一般的な撮影よりバッテリー消費が激しいです。
予備のバッテリーを買っていなかったのですが、撮影中にバッテリーが切れて困ることはありませんでした。

④ バルブタイマー・インターバルタイマー付

シャッターモードのバルブに、タイマーが付きました。
1秒~99時間59分59秒の範囲で露光時間の設定が可能です。
(※ バルブ=シャッターボタンを押している時間だけ露光される機能)

星の軌跡を追う写真を撮りたい場合には、ありがたい機能ですね。
……とはいえ長時間の露光は難易度が高く、比較明合成を用いてしまいますが。

設定した間隔と回数で、自動的に撮影するインターバルタイマーも着きました。
星の動きを追う「タイムラプスムービー」を作成する際に役立ちます。

どちらも星空撮影を行う人にとって嬉しい機能ですね。

6Dと6DMark2を比較 6Dの購入もアリ?

旧モデルである6Dも、いまだに根強い人気を得ているモデルです。

実は6DMark2を購入する前に、6Dにしようかとも迷いました。
同じような方が、もしかするといるのかもしれません。

色々比較して、6Dmark2が6Dと比べて優れている点、劣っている点をまとめます。

  1. バリアングルモニター
    めっちゃ押すな! って感じですが、まあこれは便利なので
  2. AFフォーカスが早い
    ただ星空撮影はオートフォーカスは使わないため、あまり意味がない
  3. Bluetooth機能搭載
    6DにもWi-Fiはアリ
  4. 軽量(6Dは760g)
  1. 高感度撮影でノイズが多い
    画素数は600万画素増えたものの、改善はあまりしていない
    =解像度は上がるが、ノイズは減らない
  2. 長時間露光でのノイズ低減機能が特別優れているわけではない。
  3. 6Dの方が価格が安い

あ、あれ……?
実は星空撮影という観点で見たら、6Dの方でも良いのではないか!?という結論に辿り付いてしまうんです。

それでも最終的に6DMark2を選んだのは……

すずめ
すずめ
 あ、新しいものがなんか……好きだから

クソみたいな理由。

今になってみると、ぶっちゃけ「6Dでよかったかな」とか思ってしまいます。

レビュー記事として破綻だよ!!

6Dと比べ大幅にノイズが軽減できるようになったわけではないですが、やはり画質は向上しています。

新モデルの中では6DMark2、古いモデルも含めてさらに安価なカメラで星空撮影に臨みたいなら6Dという感じでしょうか。
ここら辺は好みの問題というか、何を優先させるかという感じもしますね。

6DMark2の作例

最後に、実際に6DMark2で撮った星空を何点か載せて終わりにします。
参考にどうぞ……と言いたいところなのですが、かなり数は少ないです。

実質私が6DMark2を使っていたのは、3ヶ月ほどなので。
8月の終わりに購入して、台風やらが過ぎ去りようやく天候が落ち着いてきたころ逝ってしまわれたので、私の6DMark2は故人です。

彼が残した遺作をSIGMA 30mm F1.4 DC HSMお納めください。

使用レンズは『SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(Art)』と『TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD』になります。


 

『SIGMA 30mm F1.4 DC HSM』は安価だけど明るくてかなりおススメなレンズ。

撮影場所:長野県・高ボッチ山


(SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(Art) f/2 3.2秒 IOS 3200)


SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(Art) f/2 1.3秒 IOS 3200


(SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(Art) f/1.4 2秒 IOS 3200)


(TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD 16mm f/2.8 4秒 IOS 3200)


(SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(Art) f/1.4 1.3秒 IOS 6400)

 

こちらは月(月齢3)が出ている条件でも、星が良く写せました。
ギリギリ天の川が見えるかな、というくらいです。

全体的に撮影場所は遠くにある街明かりが明るく、そこまで暗い場所ではありません。

カメラレビューの記事でこんなことを言うのもあれですが、星空撮影は『撮影条件』と『明るいレンズ』がなにより重要ですね。
いや、もちろんカメラも大事ですけれど。

まとめ

総合的に見ると、『6DMark2は星空撮影に適している』という判断です。
少なくともKiss系の入門機から買い替えるのであれば、アリですね。

最近はミラーレスのフルサイズも強いので、いずれ比較ができればと考えています。

いずれにせよ、初心者~中級者の方にとっては、6DMark2での星空撮影は撮影方法次第では満足のいくものになるかと思います。

カメラ選びに迷ったらぜひ候補に入れてみてください。

すずめ
すずめ
ありがとう、6DMark2
君と過ごした日々は忘れない
6dMark2星空

以上

星景写真向きのカメラについて本気で考えてみました

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