小説執筆・ライター

【名文書き写しで文章力UP!】「名作書き写し文章術」を毎日続けた結果

名作書き写し文章術

どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

文才というものは天性のものだから、もう文章力を鍛えるしかない。
そんな思いでおはようからおやすみまで、文章力を上げることばかり考えています。

そろそろお金を稼ぐことも考えないと生活できないよ……。

以前「写本(小説写経)はPCと手書きどちらがよいか」という記事で、文章を書き写すトレーニングについて書きました。

写本練習は約5ヶ月経った今も毎日継続中。

今回はその一環で行った練習方法を紹介します。
高橋フミアキ氏の「名作書き写し文章術」


これは名作を書き写すトレーニングの指南書です。

  • 写本にはどの作品を選べばよいのか
  • どんなことを意識しながら書き写せばよいのか

というポイントを教えてくれます。
今回は約3週間かけて「名作書き写し文章術」を終えた感想を、本の紹介とともに述べていきます。

写本練習をしてならったみたいけれど、どの作品を写せばよいか分からない
文章力を上げたくて何度が挑戦したけど、いつも挫折してしまう

そんな写本トレーニングに興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

名作書き写し文章術について

 長く読み継がれてきた名作ほど、内容はもちろん、文章表現も時代を超えて人々の心をつかむ力をもっています。そうした作品をそのまま真似て書き写すことで、自然に書く力が身に付いていきます。

「超入門 名作書き写し文章術」より

これをモットーに、『1日10分』のトレーニングで文章力の向上を目指すのが「名作書き写し文章術」です。

実際に指定された名文を書き写したり、お題にそって文章を書き上げたりする練習をします。

手書きでもPCでもよいそうですが、今回は大学ノートを利用しました。
B5 7mm 30line×30sheetのもの1冊で十分です。

なおAmazonでの評価。

超入門 名作書き写し文章術レビュー 超入門 名作書き写し文章術レビュー

この本のよい点は「とりあえず1日10分で良い」というところですね。

……私は1日1時間やりましたが。

書き写しの練習は毎日続けることが大切で、週に1日1時間やるより、1日10分でも毎日行うことに意味があります。

隙間時間で続けられるような内容になっているため、忙しい方にもおすすめ。

超入門 名作書き写し文章術レビュー
レビューでもある通り、この本で駄目なら他の方法でも続かない気がします。

難点は、「自己体験」や「スクール生の話」がやや多い点。
まあ、この手の本にはありがちなのでその点には目を瞑りましょう。

内容と比較すると少々値段が高いようにも感じました。

高橋フミアキ氏

高橋フミアキさんは、文章スクールを経営しながら講演や執筆を行うフリーライター。
文章術とか書き方テクニックとか、その手の著著を出しています。

高橋フミアキ……【前世療法プロフェッショナルコース】がなんかメッチャ怪しいですけど。
触れない方がいいかな?

書き写しを行った作品

宮沢賢治雨ニモ負ケズ「名作書き写し文章術」は5章構成になっており、2章と3章で実際に書き写すトレーニングを行います。

実際に書き写した作品は以下の通り。

  • 宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」
  • 高村光太郎「道程」
  • 萩原朔太郎「女よ」
  • 芥川龍之介「トロッコ」「蜘蛛の糸」
  • 梶井基次郎「檸檬」
  • 菊池寛(原作:アンデルセン ハンス・クリスチャン)「みにくいアヒルの子」

有名どころですので、読んだことある人もたくさんいるかと思います。
「みにくいアヒルの子」は若干長いですが、他はすべて短編&詩。

青空文庫でも読めます。

文章の書き写しだけを見ると、3月21日~4月5日まで、15日間かけて行いました。
1日1時間なので約15時間(ゆっくりめ)

1日10分ペースでやるのであれば、90日……だいたい3ヶ月で終わる計算です。

写本以外の「名作書き写しトレーニング」

第4章では、「『書き写す』から『自分の文章を書く』へ」をテーマに、書き写しではない文章を書いていくトレーニングが行われます。

第1章は「こんな人でも書けるようになりましたよ~」という著者のブランディングで、5章は文章におけるテクニック
1章はぶっちゃけ飛ばしても問題ない

ブレストストーリーについて

ブレインストーミング(ブレスト)による発想技法を活用した『ブレストストーリー』という文章トレーニングを行いました。

ブレインストーミングとは?

会議手法のひとつ
集団発想法とも呼ばれる
ひとつの議題において、10人以下の人数でアイディアを出し合う
固定概念にとらわれない創造を生むのを目的としている

  • 質より量を重視する
  • 判断・結論を出さない
  • 否定をせず自由な考えを歓迎する
  • アイディアを結合させて発展させる

といったルールが存在する

ブレストストーリーは、短いフレーズを重ねて、テーマに沿った文章を書いていく練習法です。
これにもいくつかルールが存在するようで……。

①書く時間をくぎる――1回10分
②質は問わない――駄文、乱文でもかまわない。とにかく言葉を吐き出す。
③量にこだわる――10分間で何文字書けるか量にこだわる

5つくらいお題が出たので、実際に書いてみたひとつを紹介します。

実際に書いてみた文章

テーマの1つにあった、「『出来事を中心』に朝の出来事を書く」というもの。
ある朝の私の行動を綴ってみました。
時間は10分間。

朝、目を覚ました。六時二十分。四月六日、月曜日。
日の出が早くなってきており、外は明るい。光時計が転がり落ちた。電気をつける。目薬を差す。肌寒いのでまだストーブは必須だ。着替えてからプランクと腕立て伏せをする。朝の読書「名作書き写し文章術」を1時間読む。朝食を食べる。昨夜の残りものの鮭のちゃんちゃん焼き。骨取り魚。魚は骨を取る作業が面倒なので、骨取り魚はありがたい。

廊下と玄関の掃き掃除をする。燃えるゴミの袋を2個持ち、ゴミ捨て場へ行く。連日片づけをしているから、部屋にはまだ3袋のゴミがある。しかし、ひと家庭で出せるゴミ袋の個数は決まっているらしい。

ゴミを出し終え河原沿いを散歩。国道20号線から脇に逸れる。一方通行道路。車はほとんど来ない。河原沿いの土手に、濃いピンク色の芝桜が群生している。対岸に並んだソメイヨシノはまだ咲いていない。種類が違うのだろう。僅かに花が開き始めた桜が2本だけあった。(410字)

こんな感じで、文章というよりかは短いフレーズの羅列です。
でもまあ重なるとちょっとした文章になるよね、という練習。

言葉を出すためのトレーニングになります。
いわゆる脳トレ。

名作書き写し文章術でなにが変わったか?

そんなわけで「名作書き写し文章術」をひと通り終えました。

かかった日付:3/19~4/10 22日
かかった時間:1日1時間×22=22時間

約20時間ほどで1冊を終わらせられるようです。
1日10分ずつ行ったら、だいたい4ヶ月半くらいはかかる計算ですね。

トレーニングを続けてどの程度変わったかというと、正直目を見張るような効果はありません。

しかし、

  1. 多少書くスピードが上がった
  2. 文章のリズムをさらに意識するようになった
  3. 一文に迷わず、とりあえず言葉を出してみるという書き方ができるようになった

という変化があったような気もします。

③に関しては、「文章を書きたいけどなかなか言葉がでてこない……」という人に有用なのではないでしょうか。

まとめ 文章トレーニングは続ければ多少の効果あり

写本トレーニングは賛否があるのものの、私は賛成派です。
……というか効果があると信じていなきゃやってられん。

「名作書き写し文章術」は、

  • 1日10分から始められるので隙間時間でできる
  • 書き写す文章を決めてくれてあるので、始めやすい

という点で、写本を始めてみたい人の良いとっかかりになります。

文章力を上げたいけどどうすればよいの?

という方は、ぜひこの機会に写本トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか。

天の声
天の声
君はいつまで書き写しをやっているんだい?
そろそろ次の作品を――

うるせえ!

以上

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