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痛い怪我・ハプニングランキング8【子供はバカ】

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どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

人間って、痛覚に敏感ですよね。

小指をタンスの角にぶつけただけで大騒ぎしたりして。
痛覚を感じたところで対処できないならそんな痛み必要ない気がしません?

指が、

ちょっと怪我したんで消毒とかしてくださいね

って言ってくれれば済む話なんですよ。ったく気が利かねえな、本当。

それはそれとして。

今回はまったく脈絡なく『人生で痛かったハプニングランキング』を作ったので載せていきます。

こうやって過去を振り返るのも大事。
皆さんもぜひ、痛かった出来事を回想して震える『仮想ドM体験』をしてみてください!

8位.時をかける少女になる

「時をかける少女」って知ってますか?
筒井康隆氏の小説で、少女が時をかけるお話なんですけど……って、こんな説明ならない方がマシですね。

原作は短編であっけないので、私は細田守監督のアニメの方が好きです。

主人公が自転車で坂を下っていたら、ブレーキが壊れてそのまま遮断器が降りた踏切に突入!! というダイレクトな事故シーンが冒頭にあるんですけど……

とにかく遮断器が強い。

――のは置いておいて、実際に起きたら大惨事です。周囲の人はベジタリアンにならざるを得ないトラウマを抱えるでしょう。

踏切突進ではないのですが、このレベルで宙を舞ってしまったことがありました。

小学校の頃、猛スピードで自転車を漕いですれ違いざまにハイタッチをする、という奇行が私と友達の間で流行りました。

自転車にのる女の子たち

流行ったといっても正味2日くらいです。ソッコー事故ったので。

子どもとはいえチャリが出す速度はエグイ。何が楽しかったのか今となっては理解できませんが、千の風になった我々は飽くことなくハイタッチを繰り返します。

でも所詮は小学生ですよ。私と友人のチャリが正面衝突ですよ。

私は自分の自転車から放り出されて遥か前方までアイキャンフライ。背中をゴン、頭もゴン、タンスにゴン、って感じの衝撃。本当に千の風になるところでした。

友人は爆風で飛ばされた兵士みたく城本クリニックをしたらしいです。

それでいて無傷だったのはマジ奇跡。フィジカルゴリラかよ。
友達も何故か無傷だった。ゴリラかよ。
ちなみに自転車も無事だった。全員ゴリラ。

7位.両手両足を縛り顔面強打

なにが起きたの?ってタイトルじゃないですか。当の私も何が起きたかよく分からない事故でしたね、あれは。

家に膝丈よりちょっと高いゴミ箱があります。
買い換えろよってくらいボロボロ。

ゴミ箱

で、小学校3年生くらいの頃でしょうかね。両手両足を縛って、このゴミ箱をジャンプしようとしたんですよ。理由? 知りませんよそんなの。

余裕そうに見えるじゃないですか。当時の私も楽勝だと思いました。
多分「スーパーマリオ」のやり過ぎだったのでしょうね。
人間のジャンプ力を過信してたのかもしれません。

両手足をガムテープでぐるぐるにして……、ぴょんぴょん飛びながらゴミ箱の前まで行って、立ち幅跳びをしてやりましたよ。

いやー、助走もつけず手を使わないと、人って全然跳べないみたいです。

ゴミ箱の中身を盛大にまき散らしながら、顔面スライディングをかましました。

散乱したゴミ、痛みに悶えながら芋虫のようにウネる私。そして舌を噛んで口から流血。

何事? って感じ。もはや暴行現場にしか見えないよ。
そのあと立ち上がるのにも一苦労でした。強固にガムテープ結び過ぎて取れねーですし。なんであんなことしたんだろ……。

6位.ローリングチェア回転

家にクルクル回るソファがありました。こういうの。

この手の椅子は、ひっくり返すと中国テーブルみたいな回転装置がついています。これで満漢全席ごっこできるんじゃねえのかって感じのやつが。

まあ、子どもだったら乗るじゃないですか
この上で回転できたら面白そうだな、って。

でも自分の体重を支えられるだけの腕力もありませんし、よほど鍛えた人じゃないと遠心力に耐えられないんですよ。

でもそれに気づけないんですよね、子供だから。

最初に飛び乗った兄が「うぇーい」って半回転したところで頭から着地しました。
実際には「うぇ」くらいで言葉は途切れ、およそ人体が発してはいけない鈍い音が響き渡っていましたね。

普通それ見たらやばいな、って思うじゃないですか。自分はやめとこって。
それなのに「私もやるー」って飛び乗る私。目見えてねえのかな? 頭に脳みそ詰まってねえのかな?

案の定、頭からゴン、タンスにゴン。
回転ソファって怖いですねえ。

5位.キャスターチェストで大回転

下着とか服とか入れておくキャスター付きのチェストってあるじゃないですか。
引き出しタイプのやつです。

あれ、引き出しを取り出すと中が空洞になりますよね。で、なかには一番上の蓋まで外せるタイプのものまであるんです。……いや、うちのチェストが壊れていただけかもしれませんが。

つまりはキャスター付きの土管みたくなるのです。

入りますよね、そりゃ。

キャスター付きチェストに入る人

だって入って滑らしたら絶対面白いじゃないですか。ゴーカートみたいで。

私が頭だけ出して、兄がそれを押して、「うえーい」って遊んでいました。もうね、アトラクション。時速20kmくらい出ますもの。気分はさながらコーヒーカップでハッスルするキッズ。くるくるー! きゃー楽し~~~って。ライター辞めた方がいいレベルの語彙力よ。

で、お察しの通り転倒。

手足が動かせない状態でキャスターが倒れていくときの恐怖、わかりますか? 世界がスローモーションになった気がしましたが、そんなことはなく次の瞬間には除夜の鐘が脳内に響いていました。

タンスにご~~~~ん。

4位.黒ひげ危機一髪体験

小学校高学年の頃、ケントという遊びが流行りました。いわゆる缶蹴りです。

ですが、タッチする対象が缶ではなく電柱だったり、木だったり……。最初に規定したものなら何でもOK、というのがケントのルールでした。つまり、木でケントをする場合は缶を踏む代わりに木にタッチすればいいというものです。これなら缶がなくても遊べます。

ある日ケントをしているとき、鬼の姿が見えなかったので私は柱を目指し駆けだしました。

それを阻止しようと同じく走ってきた鬼の男子は、クラス一のデブ!(いつの間にか瘦せてイケメンになり今はスタバで店長してるらしい)。なんか柔道(絶対重量級)が強い子らしくて。

まさに鬼の形相で私に向かって走ってきます。

彼も悪気があったわけじゃなく、猛スピードだったから止まれなかったのでしょうね。勢いあまって私にタックルを食らわしやがりましてですね。

ええ、完全にルール違反ですよ。ケントってそういう肉弾戦じゃねえから。

ところで、走っている最中に側面からタックルを食らうとどうなると思います
飛ぶんですよ、人って。半錐揉み状に。

黒髭危機一髪みたく直立姿勢のまま横に飛び、唐突な事故を理解する間もなく側頭部からアスファルトに着地しました。

脳内に星が瞬きましたね。っていうか、あのとき脳の大事な部分が損傷して今こんなに馬鹿になったんじゃねえのか説すらあります。

あれ以来、可哀そうなので飛び出した黒髭はちゃんとキャッチするようになりました

事故の体験は後々に生かさねばなりませんからね。

3位.縫合麻酔

幼稚園の頃、家からバス停へ行く道でうっかり転びました。そしたらなんと、手をついた先にグレーチングが待ち構えていたのです。

グレーチングというのは側溝に蓋をする金属の網のことでして(私も今知った)、

バリ取りが不十分だったのか、ただ運が悪かったのか、パカッと手のひらが裂けて血が吹きだしてきました。

痛いと思うでしょう?

ところが鋭く切れすぎて、痛みがありません。よく出血量の多い怪我ほどそのときは痛みを感じない、みたいな話がありますがまさにそんな感じです。

とはいえ貼った絆創膏は一瞬で剥がれるし、ハンカチも血が滴ってくるしで、騒然となった周囲のママさん達に勧められて病院へ行きました。

縫いますって。ビビるよね。人体って縫えるの!? 針と糸で!? 初めての恐怖体験ですよ。

で、その前の麻酔が痛すぎてですね。
予防接種でも泣かないことで定評のあったらしい私がギャン泣きしました。

でも幼稚園の年少ですからね。幼い補正があるだけで、もしかしたら今なら耐えられるかもしれません。私は強い子。

麻酔のおかげで縫うときはケロりとして、看護師さんとお話してた記憶があります。3針縫いました。

未だに跡が少し残っています。……って、あれ? 私の生命線短くね?

手の傷

2位.宗教みたいな歯医者での麻酔

小学校1年生の頃、人生初の虫歯になりました。

チョコレートを食べまくっていたのに夜の歯磨きをサボったせいです。
でも歯医者は痛いと噂に聞いていたので、しばらくは隠していました。

そしたらあたりまえ体操ですが、悪化したのです。歯の痛みはいけません。おそらく強靭な肉体を持つアメリカ兵ですら悶絶して耐えられないでしょう。

で、結局歯医者へ連行されました。
お決まりの「どうしてこんなんになるまでうんうん」から治療が始まります。

かなり虫歯の根が深かったため、治療前に麻酔が必要と言われました。

歯茎に注射ですよ? 正気の沙汰じゃないよ。最初に考えついた人、ドSかサイコパスとしか思えませんね。

今までに行なった注射の中でもっとも痛い注射でした。なんたって歯茎ですもん

あと関係ないですけど、この歯医者さんは子どものおでこに水晶の欠片のような石をテープで貼り付けて、「この魔法の石が痛みを吸い取ってくれるから大丈夫だよ~」といった、まやかしを使っておりました。

やかましい、普通に痛いわ!
なんなんあの宗教じみた歯医者。許さんぞ。

1位.ノー麻酔で足の切開手術

ふとももの虫刺されを汚ねえ手で触ったら化膿しました。5歳くらいのときです。

人の脚とは思えない状態に腫れあがり、いよいよ姿形も歩き方もゾンビさながらになったので、病院へ行きました。もっと早う行けやって感じですが。

切開をして膿を出すしかありません、という事態に。まあ当然ですね。

しかし、麻酔をしないとのこと。

歯だって注射する時代ですよ?
それがノー麻酔で太ももにメスを突き刺して肉を割くなんて、昭和初期かよ。戦時中しか許されねえからな、そんな処置。

太ももの半分くらいまでメスが入っているんですよ。もう手術じゃなくて拷問。いっそ気絶したい!

しかも「痛かったら手を上げてね~」とか歯医者みたいな優しさを見せたくせに、いざ痛いと叫んだら「はーい、頑張ろうね~」ホジホジホジ~~。

う゛そ゛つ゛き゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛~~~~!!!!!!!

麻酔はしてもしなくても痛い。

結論:子どもはバカ

人生で痛いことはすべて子供時代の体験。

本当に子どもは何をしでかすかわかったものじゃありません。

まだベビーカーに乗っているころ、兄が縄跳びを括りつけて室伏メリーゴーランドをしたら転倒して頭削られたらしいですし。

傘で飛べると思って高い塀から飛び降りましたし。

ちなみに『死ぬかと思ったランキング』堂々の第一位は、お風呂で浮き輪に乗っかってバカンスごっごをしてたら、尻がハマった上に横転しておぼれかけたときですね。

浮き輪
浮き輪に尻がハマる

そりゃ子供の死亡率も高いですわって感じです。

しかしだからといって、危ないものをすべて取り除いてあげよう、などと思ってはいけません。

子どもは痛い経験を通し、何が危険か、何をすると怪我をするのか学んでいくからです。

だから私はもう回転椅子の上に乗ったり、ローラーチェストの中に入ったりしません。
浮き輪に尻をはめたりしないのです。

痛みも、ときに学び。

これからはきっと不用意な怪我をせずに済むでしょう。安心安心。

……え? 人生で一番の痛みは出産? 怖っ

おわり

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