どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
旅行へ行く機会が増えたので、『トラベル三脚』が欲しいなぁと思いまして……
さっそく購入してみたのがコレ。
Manfrotto(マンフロット)のトラベル三脚
Element スモール MKELES5BK-BH
先日の旅行中、現地までAmazonさんに届けてもらったやつですね。
マンフロットはイタリアの三脚メーカになります。
そんなわけで今回は『Elementスモール・MKELES5BK-BH』に関して、
- 実際に使ってみての感想
- 他製品(SLIK エイブル 300FX)との比較
- メリット・デメリット
- 旅行に持って行って感じたこと
などを踏まえつつ紹介していきます。
以下のような方はぜひ目を通してみてください。
では、Let’s Read!
Contents
トラベル三脚を選ぶ際に重視した点
私は普段、星景写真を撮っているため、三脚はすでに持っています。
SLIKの「エイブル 300 FX」
SLIK 三脚 エイブル 300 FX 3段 中型 107935
値段のわりに丈夫で使い勝手も良いのですが、いかんせん重い。
重さは約2.5kg、縮めたサイズも60センチを超えてしまうため旅行には向きません。
そんなわけで今回の三脚選びは「旅行に持って行けること」を前提に、以下の3点を重視しました。
- 軽くてコンパクト
(重量1,5kg以下、縮長40cm以内が理想) - 耐荷重は少なくとも4kg以上
- 全長130cm以上
まあ、いろいろと注文の多い料理店なわけですが、お目に叶うものがあるか探します。
「いいんじゃないかな~」と思い比較したのが、下記の4点。
品名 | Element スモール MKELES5BK-BH | MKBFRA4BL-BH | カメラ三脚 | TC2335 |
メーカー | Manfrotto | Manfrotto | Amazonベーシック | K&F Concept |
自重 | 1.15kg | 1.4kg | 1.11kg | 0.84kg |
全高 | 143cm | 144cm | 135.5cm | 134.8cm |
縮長 | 32cm | 41cm | 31cm | 34.5cm |
最低高 | 36cm | 34cm | 30.5cm | 42.7cm |
耐荷重 | 4kg | 4kg | 3.6kg | 10kg |
素材 | アルミ | アルミ | カーボン | カーボン |
雲台タイプ | 自由雲台 | 自由雲台 | 自由雲台 | 自由雲台 |
開脚段数 | 5段 | 4段 | 5段 | 5段 |
価格※ | 9,999円 | 14,800円 | 8,980円 | 16,680円 |
※(2020年1月現在・Amazonでの価格)
意外と上記3点を満たしてくれる商品がないんです。
(Amazonベーシックは、やや耐荷重が足りないですね……)
で、いろいろと吟味した結果、Element スモールMKELES5BK-BHに決定!
価格ですよ!
今回の予算は1万円前後、高くても15,000円以内でした。
Elementにはカーボン製のものと、耐荷重が8kg(ビッグ)のものもあります。
カーボン製の三脚には以前から憧れがありましたが、500gの軽量化で7,000円は惜しいような気がして、アルミ製にしました。
また、しばらくはそこまで重い機材を使うこともないだろうと、スモールを選んでいます。
予算を度外視するのであれば、K&F Concept のTC2335でしょうか。
かなり軽量かつコンパクト。
それでいて耐荷重10kgというのはすごいです。
という方にはやはりElement スモールのアルミ製がおすすめです。
BKはブラックの略なので、他の色はそれぞれ別の品番になります。
赤、青、シルバーがあります。
デザイン性もいいんですよね。
マンフロットElementスモール三脚の特徴について
Elementスモール(MKELES5BK-BH)の特徴や機能についてまとめていきます。
比較対象として、「SLIK エイブル 300 FX」を用いました。
入っているのは三脚本体と、収納袋、説明書、六角レンチと金属製の石突。
Elementスモールの縮長は32cm!
何と言っても32cmというコンパクトさ。
SLIK エイブル 300 FXは65cmですから、約2分の1になります。
このくらいのサイズになると、リュックの横ポケットにも収納可能。
重さは1,15kgなので、だいたい1lのペットボトル1本分くらいです。
これ以上重いと、旅の道中ストレスになりかねません。
Elementスモールを持って電車を乗り継いだり海岸や林道を歩いたりしましたが、重荷だとは感じませんでした。
セットアップ 全高は143cm
雲台側に折りたたまれているため、回転させて組み立てていきます。
開いていくとカチカチと音が鳴るので、どこら辺まで開いてよいかわかりやすいです。
足を引き出さない状態の、最低高。
36cmになります。
単純な高さだとSLIK エイブル 300 FXの方が2cm低いのですが、Elementスモールは面積が狭く場所をとりません。
さらに回転させ、2回目のカチっという音まで開脚させた場合。
3回目のカチッまで開いた、もっとも角度の小さい状態(約21°)
ちょうど座って扱えるくらいの高さになります。
Elementスモールは5段階まで足が伸ばせるので、伸ばしていきましょう。
固定方式はツイストロック式です。
三脚のナットを回して締めることで、長さを調節するタイプ
耐久性に優れ見た目がスマートであるが、展開速度が遅くなる
折り込むようにロックする「ロックレバータイプ」もあり、早く展開ができる
一方で、故障しやすいデメリットもある
(画像 Amazon.co.jpより)
1~4段階までの状態
私の身長は約152センチ、座高は85センチになります。
そしてすべて脚を引き出し、雲台下のセンターポールも伸ばした状態がこちら。
全高は143cmまで伸びるようになっています!
ここまで組み立てるのに要した時間は1分5秒。
コンパクトの状態に戻す時間も同じくらいかかりました。
展開速度が劣ると言えど、1分ほどで組み立てることができます。
しかしながら5段まですべて開くとやや不安定。
足も細いため、強風時には注意をした方がよいでしょう。
SLIK エイブル 300 FXと比べると、やや頼りないです。
一番下のすべり止めは外して、金属製の石突を入れることが可能です。
荷物掛けのフックが付いているのがありがたいですね。
ウエイトを追加し、安定さとバランスを保つことが可能です。
ヘッド・雲台
角度がわかるメモリ付き。
雲台は自由雲台。
つまみを緩めると好きな方向に動かせます。
カメラを取りつける部分はクイックリリースプレートです。
(カメラ等と接続するプレートが、雲台から離れるタイプのもの)
SLIK エイブル 300 FXは固定されているタイプのため、角度によっては付けにくいことがありました。
またカメラやレンズが重いと、高い位置で支えながらネジを締めるのが地味に辛かったです。
Elementスモールだと、プレートにカメラをつけてからはめ込むだけ。
アルカスイスの互換プレートですので、同じアルカスイス互換の三脚であれば、カメラを外すことなくプレート交換だけで済みます。
これはありがたいです。
Elementスモールのメリット・デメリット
最後にメリット・デメリットを簡単にまとめます。
とはいえコンパクトなトラベル三脚にするためには、4~5段階になるのは当然のこと。
普通の使い方をしていれば問題ありません。
まとめ
三脚選びは「あっちを取ればこっちが駄目で……」というように、最適なものを見つけることが難しいです。
今回は
- コンパクトで軽い
- 耐荷重4kg
- 安価
という3点をなによりも重視した結果、マンフロットのElementスモール(mkeles5bk bh)に行き着きました。
トラベル三脚選びの参考になれば幸いです。
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