どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
1月8日~10日にかけて、滑り込みの青春18きっぷ旅を決行しました。
(冬の青春18きっぷ使用期間は12月10日~1月10日)
今回は企画形式にするなど、準備記事も書いていたのでまとめを報告します。
……一体誰得なんでしょうね? コレ
何があるの?
と、気になる方はぜひ読んでみてください。
今回の旅はダーツで決めた場所(岐阜)へ行きます。
また、費用は『ブログを始めてから5ヶ月分の収益』だけを持参。
「貧乏旅行を楽しもうぜ!」的な企画です。
旅のルールというか目標的なものは以下のとおり
- 限られた費用でやりくり
- 岐阜に2泊する
- 隣接する県にのみ、遠征可
- 1日1食は、その土地ならではの物を食べる
詳しくはコチラの記事をお読みください。
予算は、きっぷ代・宿泊代・食費もろもろ込みで、23,471円になります。
それでは青春18きっぷの貧乏旅行スタートです!!
Contents
1日目 長野~岐阜~高山ルート
1日目は岐阜市を経由し、高山市まで行くことにしました。
地元の駅 中央線
塩尻駅(6:34着) 中央本線
中津川駅(8:47着) 中央本線快速
名古屋駅(10:13着) 東海道本線
岐阜駅(10:46着)
予定はこんな感じで、長野の地元から岐阜まで約4時間かかるようです。
起床、4時半。
早すぎる。ばかクソ眠い。
おまけに天気、みぞれ。
駅へ行くまでに靴が浸水、という惨事に見舞われながらも始発で出発しました。
(今回は電車写真がゴミクオリティでお送りしております)
中央線はロングシートが多いんですよ。
前のオッサンを眺める趣味はないので、中津川まで寝ながら過ごす。
名古屋までの快速は特急みたいな内装でした。
豪華~。
通勤時間帯はややズレているものの、途中から満員でした。
そんな中、既にお腹が空いていたので、おやつ兼昼食のおにぎりを食す。
手元が滑り、ふりかけの量がえぐい。
ちなみにワカメと梅です。
バナナも上手く剥けない27歳。
一体何なら満足にできるんだい?
名古屋~(一ヶ月半ぶり)
岐阜へ行くのに、岐阜(中津川)から一度愛知に出ないといけない、という謎ルートを通り岐阜を目指します。
10時13分着の快速がしれっと遅れたせいで、岐阜行の電車に乗り過ごしました。
青春18きっぷ旅は、遅延で予定が狂うこともあります。
(とくに冬場は雪があるので)
その場での修正力が重要です。
そんな時のヤフー路線!
運よく大垣行きの快速も遅れていたため、そちらに乗ることができました。
(何もしてないけど)
岐阜駅前(北口)
予定より3分ほど遅れて岐阜に到着。
金の織田信長公像。
赤い列車。
岐阜駅、思ったより開けた駅でした。
バス乗り場がわかりやすいし、エントランスも歩道橋がめぐらせてあってオシャレ。
岐阜城方面を目指すので、13番のりばから乗車。
岐阜バスは停留所に電光板があり、バスの運行状況が見られます。便利。
長良公園と長良川
バスに乗り、岐阜城を目指す前に――
長良高校前で下車。
隣にある長良公園を散歩します。
観光地もいいけれど、旅行をした時は住宅街や普通の町並を歩いたりもします。
当たり前だけど、自分の知らないところでも人は生きているんですねぇ。(しみじみ)
長良公園にはいろんな植物がありました。
立て札がいいね。
『この季節、この場所にはこんな植物がある』というのは、メモしておくと小説を書く時に使えたりします。
……まあ、この情報を文に落とし込めたこと、ほとんどないけど。
この黄色い花が綺麗だったのですが、こいつだけお名前札がついておらず……。
蝋梅(ロウバイ)というらしいです。晩冬の季語。
植物を見ると、その土地の気候が大体わかります。
長野は茶色一色(+南天)って感じだから、色のある植物があるのは嬉しい。
長良川
大きい!
金華山上の岐阜城が見えます。
こういう河川敷は青春って感じがしますね。
ただ風が強すぎて髪の毛パーツが飛びそうだったので、長居はせず退散しました。
岐阜城(岐阜公園~金華山ロープウェイ乗り場)
岐阜公園と併設する形であるのが、岐阜城。
手軽に行ける城ではなく、金華山という山の上に立っています。
歩いて登るとなると、軽い登山です。
- めいそ想の小径(2.3km 60分) ☆初心者向け
- 鼻高ハイキングコース(1.5km 40分)
- 大参道ハイキングコース(0.9km 30分)
- 達目ハイキングコース(0.8km 30分)
- 東坂ハイキングコース(1.1km 30分)
- 百曲り登山道(1.1km 40分)
- 七曲がり登山道(1.9km 40分)
- 唐釜ハイキングコース(1.0km 40分)
- 馬の背登山道(1.1km 40分) ☆高難易度
- 大釜登山道(0.8km 35分)
時間の関係上、今回はロープウェイというショートカットを利用しました。テヘ
15分に1本運行しています。
ぎふ金華山 ロープウェー
【営業時間】
9:00~18:00(4/1~5/11)
8:00~18:00(5/12~10/16)
9:00~17:00(10/17~3/15)
【料金】
往復大人1,100円、小人550円
夜は夜景が綺麗で、デートスポットとして有名らしいです。カーッ
ロープウェイ乗り場には、お土産コーナーも併設しています。
今年の大河『麒麟がくる』は明智光秀が主人公なので、等身大蝋人形も。
城主だったこともある斎藤道三(……を演じる本木雅弘)
ロープウェイだと、所要時間は3分ほど。
上下の間、エレベーターガールのようなお姉さんが岐阜城・金華山について解説してくれました。
お姉さんは一体、一年で幾度同じ解説をするのでしょう……?
ロープウェイを下りてから、徒歩10分弱で城まで着きます。
途中急な階段もあるため、足が悪い人には厳しいかもしれません。
岐阜城(天守閣)
復興天守ではありますが、『日本の城100選』にも選ばれています。
今回は外見の見学のみで終わりにしました。
どうでもいいですが、城前の自動販売機がお城使用です。
小岩井に弱みでも握られているのか? というラインナップ。
展望台もあり、長良川を中心に広がる岐阜の町が見渡せます。
下は休憩所兼レストラン。
岐阜城アクセス・営業時間
【営業時間】
3月16日~5月11日 9:30~17:30
5月12日~10月16日 8:30~17:30 期間限定夜間開館あり
10月17日~3月15日 9:30~16:30 期間限定夜間開館あり
休業:無休
料金 大人:大人:200円
子供:子供:100円
【レストラン営業時間】
営業時間:10:00~16:00
バス「岐阜公園・歴史博物館前」で下車 徒歩3分
リス村
ロープウェイ降り口に、リス村というテーマパークがありました。
なんでもリスとの触れ合いができるようで。
金華山に生息するリスは、昭和11年3月に岐阜公園を中心に「躍進日本大博覧会」が開催されたとき、当時珍しいタイワンリスが観衆の見せ物として持ち込まれました。
この時にリスが集団で金華山に逃げ込み、野生化したと言われております。
(中略)
リス村はこの金華山の野生リスをそのまま自然のなかで子供たちと遊ばせたいと願って、永い年月をかけ調教して、昭和40年7月に日本で初めての「リス村」を開村しました。
リス村の周囲は「忍び返し」という外には出られない柵で囲い、自然を大切に、太陽と緑の環境の中でリスたちは自由にのびのび暮らしています。
ところどころツッコミどころはありますが、まあリスたちは幸せなのでしょう。
滞在時間は40分ほどしかいなかったので、かなり忙しなく過ごしてしまいました。
ロープウェイを乗り過ごしたため、バスまで2本乗り過ごす。
「あかん!」と思いきや、奇跡的に予定を遂行することができました。
14時台の電車で目指したのは隣の西岐阜駅!
ここから次の目的地・岐阜科学館へ向かいます。
岐阜科学館のプラネタリウム
旅プランが地味。
ですが他県に来たらできる限り科学館とか、天文台とか行っておきたいんだよね。
夏の時は三重・尾鷲にある天文台へ行きました。(閉館中でしたが)
今回は営業中なので、プラネタリウムの上映を観ます!
恒星投映機:コニカミノルタプラネタリウム社製(インフィニウム21D)
恒星数:約35万個
ドーム:直径20メートル
座席数:約200席
ドームは後ろ席の方がよく見える傾斜式
通路を挟んだ隣がカップルで、平日の昼間からいちゃついていました。カーッ
星数はやや少なく感じましたが、映像番組がKAGAYAの『銀河鉄道の夜』でして。
この番組を見るために足を運んだ、と言っても過言ではありません。
プラネタリウムは映像より生解説の方が好きなのですが、この作品は別格。
15年近く前の作品ではあるものの、いやー、これが不朽の名作なんです。
とはいえ県内のプラネタリウムではすでに上映が終わっているので、再びドームで見ることができて大変うれしいですね。
音楽がとてもいい。
手がけているのは、監督の弟である加賀谷玲さん。
どのBGMも作品に雰囲気の合った繊細な曲ばかりです。
本人がyoutubeで公開してるので、作業用BGMによくしています。
(作中では歌あり)
宮沢賢治やプラネタリウムが好きな方は、ぜひ一度観てみてはどうでしょう。
後悔しないです。
……もう上映館は少ないですが。
上映館一覧
http://www.gingatetudounoyoru.com/allsky/place_map.html
また、岐阜科学館には日本に3つしかないカールツァイス・イエナ社の投影機、ZKP-1が置かれています。
世界初のプラネタリウムは、ドイツのカール・ツァイス社が作りました。
東西分断後に会社も西のカールツァイス社、東のカールツァイス・イエナ社と2つに分かれます。
今ではカールツァイス・イエナ社のプラネタリウムは、北海道の旭川市科学館、兵庫県の明石科学館にしかありません。
(明石天文科学館のものは唯一の現役)
……で、写真はフツーに撮り忘れる。
思ったよりこじんまりと展示されていました。
岐阜科学館は自然や産業、実験等々、いくつかブースに展示品が分かれています。
プラネタリウムは子ども向け番組もありますし、子どもも大人も楽しめるのではないでしょうか。
岐阜科学館アクセス・開館情報
営業時間:午前9時30分~午後5時30分
休館日:月曜日
料金:高校生以上・310円(プラネタリウム 620円)
中学生以下・100円(プラネタリウム 200円)
アクセス:西岐阜駅から徒歩10分
とにかく時間がないので、ゆっくり回ることなく科学館をあとにしました。
今回の旅、詰め過ぎたよ!!
外に出たら雨。
動揺してブレてしまった『考える人』の像。
何度みても『トイレで力む人』
飛騨高山の町へ
1日目の最終地である高山駅を目指しました。
電車一本で行けるとはいえ、岐阜市から3時間半も掛かります。
外も暗いので、読書をして過ごす。
読んだのは奥田亜希子さんの「左目に映る星」
小学校のころに好きになった男子を忘れられないまま大人になった拗らせ女と、アイドルに人生を捧げるオタク男。
片目を瞑る癖だけで繋がった二人の話。
主人公の性格や内容が少し綿矢りささんの「勝手にふるえてろ」に似てる。
ラストなんかも。
で、そうこうしているうちに高山駅到着。
夜です。
観光地の駅前で、Amazonのお引き取りをする鋼のメンタルの持ち主。
いや、マジでなにやってんだ。馬鹿か。
店員さんクソ忙しそうだったただろうが!
と思い、以前より購入を検討していた『旅行用三脚』を頼んだのですが、間に合わなさそうだったので現地で受け取るようにしました。
旅行で荷物を増やすな。
しかも結局、期待した夜景が見られなかったので三脚は使わずじまいです。
まあ別の機会に使います。
宮川橋のライトアップ。
しかしあいにく雪ではなく雨。
徒歩1分のホテルに道を間違え30分かけて辿り着き、ようやく1日も終わりです。
ゲストハウスに泊まりました。
高山ラーメンを食べる
夕ご飯は「高山市で一番おいしい高山ラーメン」らしい『麺屋しらかわ』へ足を運ぶ。
夜は21時スタートの遅いお店。
本日唯一のちゃんとした食事です。
……が、21時半でしたが、スープ売切れで閉まっていました。
お腹が空いていたこともあり、このタヌキに原辰徳。
仕方が無いので、22時近くまでやっている数少ないお店『甚五郎』(甚八 安川店)へ入りました。
店員さんがとても感じのよいおばちゃんでしたね。
常連客? さんが多そうです。
シンプルな高山ラーメン(小)
600円というお安さもありがたいです。
極細の縮れ麵、あっさりとした醤油味。
醤油ベースのラーメンは普段食べないのですが、時間も時間だったので、胃に優しめのありがたい味でした。
甚五郎らーめん 甚八 安川店
営業時間:11時00分~14時30分, 18時30分~0時00分
定休日:日曜日・月曜日
高山駅から国分寺通りを徒歩10分
宿に傘を忘れ、冬の雨に打たれ続けながら1日目終了です。
思ったより長くなったため、前後半に分ける予定。
つづく
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Awesome post! Keep up the great work! 🙂
Its like you read my mind! You seem to grasp so much about this, such as you wrote