今、巷は空前のタピオカブーム!(いや、もう遅いわ!)
どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
前々からタピオカ自体はあったのに、なぜ今ごろなんでしょうね。
ゴミ問題、カロリー問題、健康被害問題(海外では飲み過ぎで病院送りになった人が何人かいるらしい)などなど、問題が多いこともあり年内にはブームも終息しそうですが……
そんなこともどうでもいいです。
ぶっちゃけおいしいよね? タピオカ。カエルの卵みたいだけど。
ジュース飲まない自分が唯一飲む甘い飲料がミルクティーだから、最高だと思うんですよ。
タピる顔じゃねーから静かにコンビニのやつを飲んでいます。
でもあいつ、カロリーは高いくせに栄養素はないという日本においてはゴミみたいな食材で、実際タピオカドリンクの飲み過ぎで太る人が相次いでいるようです。
うちの兄ちゃんも時々、「一週間ずっとタピオカミルクティー飲んじゃった」みたいなこと言いながら体重計乗って蒼ざめてますし。
女子か!
そんなわけで、カロリーが高いとか聞くとちょっと飲むのを躊躇ってしまうわけですが、スーパーにそれを打破しそうなまがい物商品を発見!
その名も『タピオカ風マンナン』
こいつはタピオカの代用になりうるのか、実際に飲んでみました。
タピオカ風マンナンとは
タピオカ風マンナンとは、『マンナン』を主な原材料にタピオカっぽく形成したものであり、あの蒟蒻ゼリーで有名なマンナンライ――ん?
……ん? 常吉……?
どこだ!? マンナンライフじゃないぞ!
いやー、てっきりですね。
マンナンとか書いてあるので、私、マンナンライフの商品かと思ってたんですよね。このブログ更新するまで。
ちゃうやん!
そもそもマンナンの蒟蒻ゼリーって、「お、クラッシュタイプ種類増えとるやん」って思ったらORIHIROだったり、
「パウチタイプでとるやん」って思ったらORIHIROだったり……、
結構まぎらわしい商品が多いんですよ。
蒟蒻菓子はもう全部マンナンライフだと思ってましたわ。
でもどうやら違うみたいで、『タピオカ風マンナン』は兵庫県明石市にある株式会社常吉商店というこんにゃく製品製造会社の商品みたいです。
どこだろう……企業HP等がないので、小さな会社なんだと思います。
まあ、あのマンナンライフですら本社は民家!? みたいな規模ですし、そんなものなのかもしれませんね。
タピオカとマンナンの違い
タピオカとマンナンはまったくの別物です。
タピオカはキャッサバの根茎(根)から採れるでんぷんを主成分にしています。
キャッサバのでんぷんは食品の粘度を高めるので、ポンデリングや白いたい焼きなどに使われているようで、あのもちもち食感はタピオカが出しているんですね。
うーん、どちらも大好きだ。
ローソンの白いたいやきはよく買う。
そういえば昔『白いたいやき脱サラの会』というのがありましたね……。
一方マンナンは、グルコマンナン・コンニャクマンナンとも呼ばれる水溶性の糖で、コンニャク芋の主成分です。
つまり簡単に言ってしまうと、
キャッサバからタピオカ
こんにゃく芋(マンナン)から蒟蒻が出来る
ということです。
サゴヤシからも同様のでんぷんが採れるためタピオカに使われていますが、キャッサバから作られるものの方が安価なため、現在で回っているタピオカはキャッサバが原材料であるようです。
ようはマンナンとは蒟蒻。
言ってしまえば蒟蒻はタピオカの代用になるのか、ということです。
先日こんにゃくの甘辛を食べながら、「蒟蒻を丸い粒粒にしたらタピオカの代用にならないだろうか……」と考えていたので、タイムリーな商品である。
タピオカ風マンナンを実食
では早速実食、といきたいところだが待っていただきたい。
商品名にはブラックタピオカとあります。……蒟蒻なのにいいんですかねぇ。
と思ってよくよく見てみたら、
入っとるやないか! タピオカでんぷんが!!
これはもはやタピオカ風マンナンではなく、タピオカマンナンでいいよ。
だってタピオカはいってるもん。
まあ、普通のタピオカよりこんにゃく(マンナン)分が高いため、200gあたりのカロリーは98kカロリーと低カロリーになています。
100gにしたら49kカロリー。
キャッサバから作るタピオカが100gあたり346kカロリーであることから比較しても、如何にタピオカ風マンナンがローカロリーか分りますね。
参考までにご飯普通盛(140g)のカロリーは235kカロリーくらいだそうです。
タピオカやばくないか?
100gで菓子パン一個分かよ。でも普通のドリンクはたぶん100gも入ってないから、一杯にするとそれほどでもないかも。
タピオカ風マンナン 見た目はタピオカ
水きりをして使用するようですが、思った以上に……タピオカ……です。
開けた時のにおいは蒟蒻でした。
マジもの蒟蒻ほど強くはないですが、「あ、蒟蒻のにおい」って感じでしたね。
市販のミルクティーと融合させるとこんな感じ。
ええやんええやん。こりゃ世のJK騙せますわ。
飲んでみた(食べてみた)感じはちょっと弾力のないタピオカという感じです。
おおよそ予想通りという感じでしょうか。
市販で買ったタピオカドリンクの中に、たまに死んだようなフニャチンタピオカがいるんですよね。それ。
牛角やバンビクレープのバリカタタピオカが好きな人には物足りないかもしれませんが、コンビニなどの柔らかめタピオカが好きな人にはアリだと思います。
コンビニのタピオカは蒟蒻粉が入っているから若干柔らかめですしね。
こいつの親戚みたいなもんです。
味に関してもシロップ漬けされているので、タピオカとほぼ一緒。
そもそもタピオカも蒟蒻も、両者そのものに味はない。
マンナンはタピオカの代わりになりうるか? まとめ
結論。
タピオカ風マンナンはタピオカの代わりになるの?
個人的には余裕でアリです。いや、全然面白い展開にもならず、普通に美味しかった。
別の会社からも出ていたりと、やはり皆目をつけるところは同じなようです。
しかも乾燥タピオカを買って湯戻しするより、手間が省け便利。
ペットボトルのミルクティーにマンナンタピオカを入れておけば、いつでもタピオカミルクティーが飲める。これは素晴らしい。
でもぶっちゃけミルクティー自体のカロリーも結構えぐいわけで、やっぱ飲み過ぎはいけないんでしょうねぇ。
以上です。
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