どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
年末ですね。
私は毎年新しいスポットを訪れたいな、と思っておりまして。
でも1年も経つとアホウだから自分がどこに行ったのかも忘れてしまったりして……。
そんなわけで、備忘録も兼ねてまとめてみました。
2022年に初めて訪れた、景色のよい場所10選です。
旅行の参考にでもどうぞ。
Contents
中綱湖(長野県大町市)
市だか町だか紛らわしい大町市に位置する、3つの湖――通称・仁科三湖。
「思索の青木湖」「釣りの中綱湖」「レジャーの木崎湖」と昔から呼ばれてきた湖で(ほんまかいな)、そのうち一番小さいけれど釣り人とカメラマンに愛されているのが中綱湖です。
パリピはいません。
春になると遅咲きのオオヤマザクラが湖面に写り、風がない日は見事なリフレクションを見せてくれます。
で、シーズン真っ只中に行ったら午前3時から駐車場が満杯でした。
は??? って感じじゃないですか。
ニワトリも寝ている時間に行動してるジジイやババア。
路駐は死罪だし、ほかに停める車を止める場所もわからないので昼間に出直しました。
写真自体は撮れたのですが、風が強くなりイマイチ。
ただ、山桜のひっそりと咲きつつも艶やかな色は素晴らしいですね。こういう木に首を括りたいものです。
来年は車中泊でもしてリベンジします!
野平の一本桜(長野県白馬村)
風景写真を撮っている人間が一度は目指す、ドドドド定番。
GWの前後になると、残雪の北アルプスを背景にどっしりとした一本桜が咲き誇ります。
特に美しいのは夕暮れ。
数年の間はコロナの影響か地元民以外の立ち入りを禁止していましたが、今年久しぶりに解禁されました。
以前は近隣の畑に立ち入る蛮族が問題視され、夜間に警察が出動するなどの騒動が起きた場所でもあります。
カメラマンの闇を煮つめて固めたような場所ですね。
この日も到着するやいなや、迎えてくれたのは注意喚起の看板。
社会に出て働けないけど日本語は読める私なので、手持ちで踏ん張り撮影をしていました。
んんん!?
自分の読解力が及ばずなのか、何か賄賂的なものを渡せば三脚を使っていいのか本気でよくわからず悩んでいるうちに日没。
道路のど真ん中でなければ恐らく許されるので、端にて星空撮影をして帰ってきました。
夜は20人くらいいる人の先陣を切って場所取りをしたのに、ポジションを間違えて変なところに天の川を配置してしまうミス。
こちらもリベンジしたい。
ちなみに中綱湖とは同じ日に行っているのだけど、
姉ちゃん、さっき中綱湖にいたよね?
そのズボン、見覚えあるよ
なんかやたらと目立つズボン履いていたっぽい。
青鬼の棚田(長野県白馬村)
あの化け物がやってきそうな字面の集落が、白馬村の山奥にはある。
50棟ほどしかない小さな集落で、私が住人だったら正直Amazonとか頼みづらい。
ちなみに読み方は「あおに」です。
5月の後半になると田植えが行なわれるわけだけれど、その水田に北アルプスの写る様がまあ美しい美しい。
ずるいです、白馬はずるい。
北アルプスの景色があるだけで、圧倒的な絶景具合を誇っているんですよ。
北アに生かされてるんですね。北アが消えたらたぶん消滅しますよ、この村(スキーがありおったか……くそう)
駐車場(有料)からは少し歩くのだけど、道中もよき日本の原風景という集落なので苦になりません。
小川のせせらぎ、草の匂いに満ちたあぜ道。
何かもう、すべてが懐かしい。
津金の棚田(山梨県北斗市)
たかだか田んぼを見るために、いよいよ他県へ出る始末。
朝もやの中、黄金色の朝日で水面が鏡のようにきらめく。
沿道に咲くポピーの花びらが日の光で透き通り、また初夏らしい。
ここの魅力は晴れていると富士山が見えることなのですが、残念ながらこの日は太陽が高くなるまで見えませんでした。
道が狭いので行くまでが少し大変。
なぜかカタコトの看板が迎えてくれます。
加太の町並みと友ヶ島(和歌山県和歌山市)
アニメ「サマータイムレンダ」にハマり、和歌山に行きたくて仕方ありませんでした。
そんなころ青春18きっぷのシーズンが訪れたので、勢いで買って旅立ってしまった和歌山旅。
目当てはモデルになった無人島・友ヶ島だったものの、周辺の町並みも思ったより風情があり……。
そもそも海なし県の私は海が大好きなんですね。
海を見るだけでテンションが上がります。
考えてみれば無人島とか初じゃね??とはしゃいでましたが、全体的に薄暗くて気味悪さがありました。
よい意味で雰囲気があります。
なかなか見られる景色でもないので、ランクイン。
友ヶ島の記事を書くとかいって書いてないけど、だいたいのことはこちらでまとめています。
まいめの池(長野県松本市)
乗鞍高原の一部にあたるであろう、まいめの池。
水深が浅いのかリフレクションが美しい池です。
春は残雪の水芭蕉、秋は冠雪の紅葉。どちらも行きました。
今まで行った場所の中で屈指の星空なのですが、暗すぎて死ねます。恐怖死です。
おまけに熊の生息地で、実際に現地で会ったオジサンは「去年そこで熊を見た。死ぬかと思った」とか恐ろしい発言をしておられました。
春はそのオジサンたちと撮影をしていたので良かったのですが、秋は途中から一人になってしまったうえに三脚が凍り付くほど寒く、途中でライトもぶっ壊れたため断念して帰ってきました。
熊にビビったわけじゃないですよ!!!!
あ~、こんなん絶対効かないだろ……。☆じゃねえんだよ。
渋峠(群馬県中之条町・長野県山ノ内町)
数年前からずっと行きたかった憧れの渋峠へ!
本当は5月ごろに雪景色と天の川を撮りたかったのですが、「雪道が怖い」とか日和ったことを言って見送りました。
長野と群馬の県境にある、国道最高地点ですね。弱ペで見た!
長野と群馬の県境に建つホテル。コナンで見た!
紅葉の時期に合わせるつもりが、どうも1週間ほど早かったの紅葉感はありませんでした。
サンセットで夕陽を眺め、夜は星空撮影。
想像以上に南東の光害が強いので、雲海が出てくれないと撮影がしづらくて仕方ありません。
個人的には朝の景色が一番好きです。
異世界のような、日本離れした景色が眼前に広がります。
余談ですが横手山~渋峠は夜間に入れるトイレがない(閉鎖してる残酷)ので、頻尿マスターの私だけでなく一般人も携帯トイレを持参した方がいいかもしれません。
自然湖(長野県王滝村)
1984年の「長野県西部地震」によって生まれた湖です。
その際に沈んだであろう立ち枯れた木々が、物静かにそびえて趣を作り出します。
紅葉の季節に行ったら、毛嵐とカヌーを漕ぐ人々が絵画のようでした。
ちなみに本来であれば5台くらいしか止められない駐車場付近に、午前4時から20台ほどの車が押し寄せる大混雑。
ニワトリも寝ている時間に以下略。
木曽付近だけあってめちゃくちゃ空が暗いです。
で、また熊出没注意の看板がありました。
こんな真っ暗な場所で熊に会ったら知らんわもう。踊るしかないよ。
木が朽ちるまでの景色、近い将来失われるであろう風景。ゆえに美しいもの。
涸沼(茨城県茨城町)
魅力度ランキング7年連続最下位を記録した茨城県へ行ってきました。
正直私も「茨城ってパッとしねえんだよな……」と思っていた一人で、嫁いだ友人に聞いてみたところ、
6年住んでるけど何もない
袋田の滝も行ってないし
とのこと。
生まれも育ちも茨城の現地人に訊いてみても、
ひたちなか海浜公園いいよ
あとジョイフル本田
マジで茨城県民、ひたちなか海浜公園とジョイフル本田しか推してこない。大丈夫かよ。
そんなわけで色々調べてみたところ、想像以上によさげな場所が多そうで、とりあえず涸沼に行きました。
読み方は「ひぬま」です。
白鳥が見られるらしく、ワクワクしてたのですが泳いではおらず、ノシノシと歩いてはそこらへんの草をむしり取っていました。
すぐ近くを車が走っても逃げません。
うーん……見たかったのはこんなふてぶてしい白鳥じゃないんだよなあ。
夕方になると、筑波山を背景に夕日が沈んでいきます。
水平線が近いせいなのか太陽が大きく感じられました。
茨城県、可能性を秘めていそうです。
精進湖(山梨県富士河口湖町)
富士五湖のひとつ、精進湖。
30年生きてきて初めて知りましたが「しょうじこ」なんですね。「ン」はいずこへ?
星空の写真を仕事で撮らなくてはいけなくなったものの、ギリギリまで天候が優れず「山梨」しか晴れてないので急遽行きました。
何気に山梨は泊まりで遠征するのは初。近いと逆に行かないものですね。
圧倒的富士山!
精進湖の空は大して暗くなかったのですが、富士山があるだけで美しい景色になりました。あ~、羨ましいね。
12月の半ばではありましたが、まだ雪が降っていなく風も弱かったせいか全然寒くありませんでした。
逆さ富士。ボートと湖畔。
夜も朝も昼間も楽しめる。
千円札になっている本栖湖にも寄りました!
明らかに人間のものと思しきうんこを駐車場で発見!
間に合わなかったんだろうなあ……。
以上、2022年に行った景色の良い場所10選でした。
最後をうんこで締めてしまい申し訳ございません!!
運気を高めつつ、来年もまだ見ぬ景色を求めて生きていきたいです。
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