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鳥取砂丘観光は早朝がおすすめ! 駅からのアクセスと魅力をまとめてみた

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どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

4泊5日青春きっぷの旅3日目で鳥取の砂丘を訪れたので、今回は感想をまとめていきたいと思います。

想像以上に広くて、日本とは思えない非日常感を味わうことができました!

しかも平日の早朝ということもあり、貸し切りのような状態。

鳥取駅からのアクセスもまとめたので、バスで向かう方は参考にしてください。

鳥取砂丘とは?

鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市の日本海岸沿いに広がる砂地で、南北に2.4km、東西に16kmの広さを有する日本で2番目に大きな砂丘です。

案外知られてないみたいですが、実は一番じゃないんですよね。

日本で一番大きな砂丘は、青森県にある猿ヶ森砂丘。
こちらは鳥取砂丘の約3倍の面積を誇っています。

しかしほぼ全域が防衛装備庁の弾道試験場になっているため、一般人が立ち入ることはできません。

そのため、人が立ち入ることが出来る砂丘としては鳥取砂丘が日本最大であるといえます。

他にも日本には下記のような砂丘が存在しているのですが、やはり知名度はダントツで鳥取砂丘がトップです。

日本の代表的な砂丘
  • 石狩砂丘(北海道)
  • 紅葉山砂丘(北海道)
  • 庄内砂丘(山形県)
  • 志多見砂丘(埼玉県)
  • 鷲宮砂丘(埼玉県)
  • 高野砂丘(埼玉県)
  • 内灘砂丘(石川県)
  • 中田島砂丘(南遠大砂丘)(静岡県)
  • 浜岡砂丘(南遠大砂丘)(静岡県)
  • 鳥取砂丘(鳥取県)
  • 古浦砂丘(島根県)
  • 吹上浜(鹿児島県)

こう見ると意外と日本にも砂丘は多いんですね。

以前から一度行ってみたいと思っていた鳥取砂丘、今回ついに行くことが出来ました!

鳥取砂丘までのアクセス

地図で見ると、鳥取市の市街地から大して距離のない場所に位置しています。

鳥取駅から5,6km。

車だと鳥取駅から15分程度で行くことができます。かなり立地条件のよい観光地ですね。

鳥取砂丘までのアクセスは徒歩、自転車、車、バスなどさまざまですが、徒歩は駅から1時間以上かかるので少し遠く感じるかもしれません。

自転車で行く場合

自転車は狭い道が多いことに加えて、袋川を越えたあたりから厳しい登坂が続きます。

普段自転車に乗り慣れていない人だと、恐らく厳しいです。

それでも自転車を使いたい場合は、電動自転車を使用するとよいでしょう。

駅前の観光案内所では、レンタルサイクルの貸し出しも行っているようです。

観光レンタルサイクル

  • 料金:(1日1回につき) 電動自転車1回1,000円/普通自転車1回500円
  • 営業時間:8:30~18:30(年中無休)

車で行く場合・駐車場

鳥取砂丘に車で行く場合は、所要時間が駅から15分。

また、有料駐車場だけでなく無料駐車場もいくつかあるため、車がベストな選択ではないでしょうか。

鳥取砂丘を利用する際に使える駐車場は以下の5つです。

砂の美術館や砂丘センターの駐車場は、施設を利用しない場合少し停めづらい雰囲気がありますね……。

休日は混雑が予想されますが、早朝や平日の場合は空いており、早めに行けば駐車所も確保できそうです。

鳥取砂丘の駐車場
平日朝はガラガラ

バスで行く場合

情報は執筆・修正時(2022年8月)のものです
最新の時刻や運賃と異なる可能性がありますのでご了承ください

鳥取駅まで電車やバスで来る方の多くは、鳥取砂丘までの交通手段はバスになるかと思います。

路線にもよりますが、バスを利用すると鳥取駅から所要時間約30分。

私も今回はバスを利用しました。

日本交通の路線バス「32.33番:岩美岩井線」

バスで最も朝早い時間に行けるのは、日本交通の路線バス「岩美岩井線」(下り)です。

7時発に鳥取駅発のバスに乗ると、7時20分には「砂丘東口」につきます。

乗り場は3番で、私もこちらのバスで行きました。

ロッカーを利用するのであれば、駅のロッカーより安い右側のものがおすすめ。

なお鳥取駅から砂丘東口までの運賃は380円です。

時刻表・料金は改正することがありますので、コチラからご確認お願いします。

日ノ丸自動車「39番:砂丘線」

また、日ノ丸自動車の「砂丘線」でも行くことができます。

始発は9時10分と少々遅いですが、こちらは展望台、砂の美術館、砂丘会館と3つの場所に停まってくれます。

こちらは鳥取駅バスターミナル0番からの発車です。

鳥取駅から砂丘までの料金は、日本交通と同じく380円(砂丘会館まで)です。

日ノ丸自動車(株)公式サイト

日本交通・日ノ丸自動車「ループ麒麟獅子バス」(土日)

土日と夏休み期間のみですが、鳥取市内の観光地を巡る「ループ麒麟獅子バス」が運行されます。

鳥取駅から乗る場合、乗り場はバスターミナル0番。

1日に40分~50分に一本出ており、乗車賃は一律大人は300円、子供は150円とお得なバスです。

また、600円の乗車券を買うと1日乗り放題なので、そのほかの観光地を見たい方にもおすすめ。

土日に訪れる人はこちらを利用してみても良いのではないでしょうか。

ループ麒麟獅子バスについて

日本交通「湯村温泉ゆめぐりエクスプレス」

日本交通の「湯村温泉ゆめぐりエクスプレス」も鳥取砂丘会館前に停まってくれますが、こちらは1日の便が少なめ。

→2021年3月で廃止されました。残念……。

「とにかく早い時間に行きたい!」と思ったのでタクシーの利用も考えましたが、結果的に7時台のバスでも全然問題なく早朝の鳥取砂丘を楽しめました。

鳥取砂丘の魅力・早朝がおすすめ

さて、ここからは実際に鳥取砂丘へ行ってみての感想を書いていきましょう!

平日の朝7時台ということもあり、人は少なめでした。

砂丘東口でバスを降りると、バス停の裏側が2本の分かれ道があります。

直接砂丘に向かう場合は県道319号線を上り(左)、見晴らしの丘や砂の美術館へ行きたい方は右の坂を上っていくと目的地に着きます。

私は道がよくわからなかったので、前に居た男の人2人について行きました笑

するとまだ開店前の見晴らしの丘と砂の美術館前に到着。

誰もいないし、何も無いし……。

やはり適当に人について行ってはいけませんね。

展望台からは晴れていたら海と砂丘が一望できます。残念ながらこの日の天気は曇り空。

うさぎ……おまえ食われとるんやで。

展望台横にあるリフトは、直接砂丘まで連れて行ってくれます。
目前に海と砂丘の広がる景色は美しいとのことですが、運行は9時から。

砂の美術館横に抜け道を発見したので、こちらから砂丘の入口を目指します。

なんとこの道は、ラクダも歩く通路のようです。

帰りがけにちょうど歩いてくるラクダを見かけましたが、写真撮影は有料らしく諦めました。

そもそも砂丘外のところでラクダを撮影してよいのかわかりません。

鳥取砂丘入口

鳥取砂丘の入り口

早速GO!

山陰海岸国立公園および国指定天然記念物であるため、砂の採取はできないみたいです。

甲子園ごっこはできないですね……。

入口付近は緑も多く砂丘という感じはあまりありませんが、少し奥に進むと広々とした砂の地面が広がります。

鳥取砂丘

てっきり全面が砂なのかと思っていましたが、意外と草地面が多くてびっくり。

鳥取砂丘は早朝がおすすめ

鳥取砂丘

砂丘を訪れる時間ですが、おすすめの時間帯は早朝。

混んでいないからという理由だけでなく、風が乾いた砂地を吹き抜けることで出来る「風紋」と呼ばれる筋状の模様を見ることができます。

しかし、砂が乾いていることが前提条件なので、雨の日や砂が湿っている日は風紋を見られません

前日の夜が大雨だったため残念ながらを見ることはできませんでした。

全体的に砂が固まっていたように思います。
……まあ、歩きやすい感じはしましたが。

また、早朝だけでなく日本海に夕陽が沈んでいくタイミングや、光源が少ないため広がる満天の星空などもよいロケーションではないでしょうか。

冬には降雪地帯なので一面の雪景色も楽しむことができます。

一度は見てみたいものですねえ。

馬の背

鳥取砂丘には日本海と平行して3本の砂丘列があるわけですが、中でも一番有名なのが「馬の背」と呼ばれる第二列です。

一番大きく、入口からすぐ見える位置にあるので目立ちます。

鳥取砂丘

まるで山のようですね。

写真では見にくいかもしれませんが、頂上で少し出っ張って見えるゴマ粒のようなものは人です。

入口からはすごく遠く見え、実際に入口から馬の背までは約400~500メートルとのことです。

折角来たので登ってみることにしました!

馬の背は標高47メートル、斜度32°と険しい丘ですが、砂の表面を上り下りすることができます。

下りている人を見た時は「危なくない?」と思いましたが、実際には足が沈んだり崩れたりすることなく歩けてしまうんですね。

転がってみたい! と思いましたが、多分それは普通に痛いです。

滑り台みたいにシートをひいて滑ったら楽しそうですけどね。

砂とはいえ砂丘面に落書きをするのは禁止ですので気をつけましょう。

鳥取砂丘頂上からの景色

鳥取砂丘と海

馬の背を上り頂上です!

こんなにも日本海が近くにあるとは思っていなかったので、広がる海に驚きました。

砂の山を下りたら、すぐ砂浜と海です。

鳥取砂丘と海

いやー、もう本当に綺麗なんです、海!

惜しむべきは天気が曇りだったので、抜けるような青空や海! というロケーションが楽しめなかったことでしょうか。

それでも押し寄せる白波と砂浜のコントラストが美しく、潮風も心地よかったですね。

恐らく夏場は、天気の良い日だと日中は灼熱地獄のようになるのではないでしょうか。

そんな時に当たるここの風は最高だと思います。

9時を過ぎたあたりで、増えて来る観光客。
外国人観光客が多いように感じました。

バスの時間があるので馬の背を下りる。

やはり斜面をずぶずぶ下っているうちに靴に砂が入って来てしまったので、裸足になりました。

気温が高すぎなかったこともありますが、気持ちよいです。

小学校の校庭を思い出しますね。
運動会の組体操なんかは裸足だった覚えがあります。

砂丘横にあるビジターセンターでは長くつの貸し出しを行っていますし、足を洗う水道場も設けてあります。

面倒だったので砂が乾いたころ手で払ったら問題なく落ちたので、そのまま靴履いちゃいましたが。

鳥取砂丘の周辺スポット・楽しみ方

鳥取砂丘は歩く、観る以外にも様々な楽しみ方があります。

ラクダに乗って遊覧することもできますし、初心者でもパラグライダーを楽しむことができます。

時間があれば砂の美術館や鳥取砂丘こどもの国、ふれあい会館で温泉に寄るのもいいでしょう。

周辺には飲食店も多くあります。

今回は滞在時間2時間でしたが、砂丘を歩いているだけで終わってしまったので、このようなスポットに行けば1日楽しめるのではないでしょうか。

定食からお土産なども扱っている道沿いのお店「砂丘フレンド」に入る。

鳥取は梨が有名なので、梨とバニラの半々ソフトを食べました。

何だかんだ暑かったので、やっぱりアイスですね~。

まとめ

突発的に決めた今回の鳥取砂丘旅行。

下調べ無し&低予算のため周辺のレジャー施設や飲食店は回れなかったものの、砂丘を歩くだけで十分楽しめました。

本当に素晴らしい景色!

手軽に非日常の気分を味あわせてくれます。

時間帯や季節によってまた別の景色が見られそうなので、ぜひまた訪れてみたいです!

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