どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
9月2日(月)~9月6日(金)にかけて行った4泊5日、初めての青春18きっぷ旅行の3日目についてまとめていきます。
熱帯低気圧だか前線だか台風だか知らないけど、雨降り過ぎー!!
2日目の夜も結局雨の中ホテルに向かいました。
今回の旅は天候に左右される場所ばかりをめぐるので、不安を抱えつつ、関西方面の旅が始まります。
Contents
青春18きっぷ3日目ルート
長野 → 金沢(1日目) → 鳥取(2日目)と、北陸を経由しながら山陰地方までやってきました。
いやー、遠かった!
3日目は山陰から近畿を経由し、南紀・和歌山県の串本町を目指します。
串本町は日本の最南端の町です。
初の「日本の最○○系」の場所なのでワクワクが止まりません。
START鳥取市 → GOAL串本町
【3日目の目標:鳥取砂丘に行く】
- 早朝の鳥取砂丘へ行く
- 智頭急行 鳥取から上郡駅へ
- JR山陽本線 相生駅~姫路駅へ
- JR神戸線新快速 大阪へ
- JR紀州路快速 和歌山へ
- JR紀勢本線快速 紀伊田辺へ
- JR紀勢本線 串本へ
3日目のルートは、鳥取砂丘に寄った後は午後のほとんどが移動、という感じですね。
電車に乗っている時間という点では、2日目と3日目が一番長かったような気がします。
朝の鳥取砂丘へ
起床6時。
相変わらず青春18きっぷ旅の朝は早いです。
前夜は雨でしたが、辛うじて雨は止んでいました。
朝食がおかしい。
前日明石駅の商店街で購入した明石ダコ。
朝から朝食が1000円というリッチぷりですが、さすがに朝っぱらから丸ごと食べるものじゃなかった……。
ちょっと胸やけをしてしまいました。
これ、絶対炊き立てのご飯と混ぜて食べたらもっと美味しかったんだろうなぁ。
少々悲しくなりながら鳥取駅を目指します。
県庁所在地のある駅にしたらつつましやかというかなんというか。
どうやら鳥取県は西部の方が栄えているようです。
7時台に鳥取砂丘へ着くことの出来る日本交通バス「岩美・岩井線」を利用しました。
実際に鳥取砂丘へ行った様子は下記の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
最近バスに乗っていなかったのでうっかりしていましたが、帰りのバスで財布見たら小銭足りないの。
途中アイス食べたからね。
数十円と五千円札しかなくてビビりましたわ。
昔は運転手さんに「五千円(一万円)しかなくて……」みたいに言っている人を見ると「なにやってんだよー」と思ってましたが、まさか自分がそっちサイドの人間になるとは。
運転手さんに言えば、まあ何とかしてもらえます。(いい顔はされませんが)
運転手さんが両替できない場合は、大きいお金を先に渡して、営業所でおつりを返してもらうというシステムをとっているようです。
迷惑を掛けつつなんとか助かりました……汗
第三セクター智頭急行
鳥取に別れをつげ、再び智頭急行に乗ります!
せっかくの青春18きっぷの旅なのできっぷを利用したいところですが、こればかりは仕方ないです。
恋がかなう「恋山形駅」
智頭急行の中でも有名なのが、恋が叶う駅と呼ばれている「恋山形(こいやまがた)駅」
全体的にどピンク!!
どうぶつのもりラブリーシリーズかな?
元々は「因幡山形駅」になる予定でしたが、「人か来るように(来い)」という地元の人の願いと、恋とをかけて名称を変更したのちに開業されました。
なぜこの駅がどピンクになっているかというと、駅名に「恋」がつく駅を持つ鉄道会社が集まり、「恋駅プロジェクト」を立ち上げることが始まりなのだといいます。
駅名に「恋」がつく駅は全国に4つあり、恋山形駅以外には、
- JR北海道 母恋駅(ぼこいえき)
- 三陸鉄道:恋し浜駅(こいしはまえき)
- 西武鉄道:恋ヶ窪駅(こいがくぼえき)
の3つです。
4社合同の「恋駅プロジェクト」第一弾として、恋の駅きっぷが2013年に発売されました。
メッセージカード付きの記念乗車券。
好評で話題にもなったことから、智頭急行は波に乗って同年6月、駅舎をピンクに塗り替えリニューアル。
「恋の駅」という位置づけで全国に売り出していくことになりました。
1日の乗降数は3人ほどと寂しい駅ですが、カップルが訪れる駅としてそこそこの知名度は得たようです。
恋山形駅にはこんなサービスが……
・外壁の大きなハートマークと一緒にツーショット撮影(セルフタイマーで撮影できるようにスタンド付き)
・ハートマークのモニュメントには、ハートマークの絵馬(智頭急行が販売)がぴったり入るように!
ここでも記念撮影ができます。
・ハート型の風景印(消印)が押してもらえる恋ポストの設置(日本郵便のものではないので、回収は週1)
などなど、独自のサービスを行っているようです。
ちょうど電車が出発するタイミングで1組のカップルが駅舎に向かっていましたが、男の人の方は恥ずかしいのか、彼女のだいぶ後ろを歩いていました笑
たしかにこれはちょっと恥ずかしいなぁ……。
あまつぼし
道中、夜空のような宇宙のような電車とすれ違いました。
調べてみたところ、イベント車両として使われてきたHOT3521が平成30年にリニューアルされ、「あまつぼし」の名前で運行しているようです。
名前の「あまつぼし」は天空の津(港)に集う天上の星たちをイメージしたとのこと。
いやー、いい名前っす!!
(とりあえず星と名がつくものがだいたい好き)
内装には地元の木材を使用し、外装は智頭線沿いの澄んだ夜空をデザインしたというあまつぼし。
星の中にハートをデザインするなど、話題性を高めることのできるような車体を目指したようです。
個人的にはもうちょっと紺色を強くした方がかっこいいと思うけど、今の電車は車体が暗い色のものはあまり見ませんよね……。
全面の黄色い線は流れ星の尾っぽ。
土星めっちゃでかく見えとるやん! というツッコミはさておき、いやー、これに乗ってみたかったなぁ。
※ あまつぼしは普段、普通列車として運行しています。
鳥取での曇り模様が嘘だったように、途中から晴れてきました。
電車内の冷房がえぐかったですね。寒すぎました……。
JR山陽本線→JR神戸線新快速→JR紀州路快速 和歌山へ
上郡駅にはなかなか良い感じの黄色い電車が止まっていました。
115系みたいです。
これに乗り相生駅を目指します。
13時48分、相生駅着。
姫路~大阪までは都会という感じのビル風景が続きます。
大阪まではあっという間に着いたという感じがしますね(寝てた)
15時23分大阪発の大阪環状線に乗車。
正式には「関空快速・紀州路快速」らしく、日根野駅で切り離し、前4両は関西空港へ、後ろ4両は和歌山へ行くことになります。
乗り間違えたら悲惨。
日根野駅までは「こっちであってるよな……?」と気が気ではなかったです。
正確な場所はわかりませんが、鉄橋からの景色が綺麗でした。
夕食は和歌山ちゃんぽん
無事電車は紀州を目指し、17時8分ごろ和歌山に着きました。
近畿方面から和歌山へ来るまでは問題ないのですが、和歌山から串本に向かう紀勢本線は、途端に本数が減ります。
和歌山からの出発までは約1時間半あるので、早めの夕食を済ませることにしました。
安価で美味しいものが食べたいなぁ……と彷徨い見つけたのが、
和歌山ちゃんぽんのお店「忠次郎」
和歌山駅(東口)から徒歩10分のところにありました。
昼間はちゃんぽんを中心に、夜には居酒屋としても営業しているお店です。
シンプルな和歌山ちゃんぽんをいただきました。(税別720円)
値段のわりにボリュームもあり、美味しかったです。
スープもまろやかだけと飲みやすい。
あと店員の方がとても爽やかで気持ちのいい接客でした。
長崎ちゃんぽんとの違いは正直よくわかりませんが、和歌山もちゃんぽんが有名なんだな~と思いつつ近所のスーパーで明日の朝食を購入。
駅前をふらついているうちに時間になったので、紀勢本線の電車に乗り紀伊田辺を目指します。
和歌山~紀伊田辺~串本 初のロングシート
18時50分。
帰宅ラッシュの時間だったこともあり、紀伊田辺行きの車内は混んでいました。
ボックス席で前に座っていた女子中学生のうち一人がずっと勉強していましたが、途中で寝落ちてました。頑張るなぁ~
随分長い間一緒に乗ってましたが、中学生のうちから電車通学1時間ってよくですよ。
私なんて走って10分の学校をいつも遅刻しかけていたというのに……。
鞄に「Shinai」が書かれていたので、調べてみたら信愛中学という中高一貫校の学校らしい。
中高一貫ってエリートのイメージですわ。
そんなことを思いつつ大体の時間を夢の中ですごして紀伊田辺。
時刻は20時25分。
ここから串本駅を目指すわけですが、今回の青春18きっぷ旅・初のロングシートです。
どうにも紀伊田辺駅から終着駅の新宮間は、現在ロングシートしか運行していないようです。
海が見えて景色のよい車窓がある線だけに、ちょっと残念ですよね。
(※ 翌日、ロングシートの紀勢本線でも目いっぱい楽しむ企画をしました。別記事にて紹介予定)
まとめ
ほぼ22時、日本の最南端串本駅に到着しました。
めちゃくちゃ疲れました!
めちゃくちゃ疲れたのに、そのあと20分以上かけて高台のホテルに行くという修行みたいなことをする。
楽天ポイントが貯まっていたことで、3000円くらいで宿泊できたホテル「ホテル&リゾーツ 和歌山 串本」
部屋によっては海岸が一望できるホテルになっています。
温泉が本当に良かったですねぇ…。
露天風呂もありましたし。
部屋はシングル料金でなぜかツインという。
贅沢な気分を味わいつつ、翌日も早いので日付が変わるころには就寝。
青春18きっぷ4泊5日の旅、3日目(関西方面)は
- 走行距離は約442キロ
- 乗降&通過駅は92駅
でした。
1番車内で寝て過ごした時間が長い日でしたね。(なんだその感想)
4日目はこの旅一番の目的でもあった和歌山・三重の旅になります!
つづく。
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