消してぇ~リライトしてぇ~
どうもこんにちは。
あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
ブログのリライト、しているでしょうか?
ぶっちゃけ私はあまりしていないのですが、気まぐれにリライトした記事はその後だいたい伸びています。
「時間が経てばアクセス増えるに決まってるやろ」というのはさておき。
巷では「表示順位をあげるリライト方法!」とか、「リライトしてアクセス数UP」という話を聞きますが、それはあくまで結果に過ぎません。
リライトの本質は、ユーザーの満足度を高めるためにあります。
読み手が「面白かった」「ためになった!」「役立った」と、プラスの感情を抱く記事が、本当によい記事なのではないでしょうか。
そのため今回はGoogle先生に媚びるリライトではなく、記事そのものの質を上げるリライト方法を解説します。
という方向けに、実際の記事を例にしつつ7つのポイントを紹介します。
ぜひ今後のブログライフに役立ててください。
Contents
リライトのタイミング
というのが最強ですが、さすがに人間技ではないので次のタイミングでのリライトをおススメします。
- 記事を更新してから2,3ヶ月後
- それなりの順位に表示されるようになってから
- ある一定のアクセスが見込めるようになってから
更新してから1ヶ月以内にリライトをする意味はほとんどありません。
よほど書き足したい内容があるか、記事にこだわりがある場合を除き、とりあえずは放置で様子見をしましょう。
検索ページである程度の順位(30位圏内)に表示され、少しずつアクセスが見込めるようになったあたりがリライトのタイミングになります。
1日のPV数が1とか2の記事をガッツリリライトをするのは、わりに合わないからです。
『ある程度の人に読まれるようになったから、より良いものを提供する』くらいの心持ちでしょうか。
外に出るからお化粧する、みたいな――と言おうとしましたが全然違いますね。
リライトで意識したい7つのポイント
では、具体的に何を意識してリライトすれば良いのか解説していきます。
1. ユーザーが求めている情報と記事内容は一致しているのか?
ある程度アクセスが増えてくると、Googleサーチコンソールで、『ユーザーがどんなキーワードで検索して記事に辿り着いたのか』知ることができます。
2~3ヶ月放置した方がよい、と言ったのはこのためでもあります。
この国は大丈夫か?
いらすやで裸の画像を探すな!笑
この画面は公開しない方がよいです。
記事をパクられてしまう可能性があるので。
私はまあ、パクられても構わないので公開していますが。
例えば、
『○×(※飲食店)へのアクセス! 山奥にある古民家風の食堂』
みたいな記事を書いた場合、記事内容はアクセスが中心になっているかと思います。
違うようであればタイトル詐欺なので、変更してください。
しかし実際に検索されているワードが、
- 『○× カツ丼』
- 『○× 天丼』
- 『○× メニュー』
だった場合、ユーザーはアクセスよりメニューや、その内容を知りたがっている、ということがわかります。
そのためそれらの情報がないと記事を開いた人は、
とガッカリしたまま帰っていきます。
そうならないためにも、これらの情報を追記する必要があります。
自分が意図していた記事内容とユーザーの需要がずれる場合は、2つをすり合わせてより理想的な記事に近づけましょう。
極端に表示の少ないワードまで拾う必要はありません
また、情報過多になるようでしたら、別記事を作るなどした方が良いです
2. 導入部分を見やすくする
導入部分……最初の見出しが出てくるまでのところです。
ここが意味不明だと、記事を開いた人は帰って行ってしまいます。
何の記事かわけわからないので。
リピーター向けの記事なら良いですが、新規を狙う場合は特に注意です。
小説も冒頭で読むか読まないかを決めたりしますが、ブログも同じですね。
そのため『簡潔に・見やすく』、記事の内容を伝える必要があります。
実際にの記事をリライトしてみたので、参考にしてみてください。
Before
After
パッと見、見やすくなりました。
改善点をいくつか書きました。
『文字バーン』『真っ黒な画面!』みたいな絵面は、苦手な人が多いです。
(昔のhtmlサイトなんてひどいものでしたが……)
個人的にはそういうサイトも読めるのですが、そうでない方の方が圧倒的に多いということを頭に入れておきましょう。
導入部分は、
- 簡潔に、見やすく
- 記事が『どんな内容なのか』『どういう人に向けた記事か』説明する
3. 読みやすい文章を心がける
内容が良くても文章が読みにくいと、離脱されてしまうこともあります。
そのため文章は易しく、中学2年生が理解できるものを心がけるのが理想です。
具体的に次の3点を意識しましょう
- 一文の長さは短く
- 連続した語尾や単語を避ける
- 漢字とひらがなの割合は3対7
一文の長さは短く
以下のような文章は読みにくいです。
『今回は記事そのものの質を上げるリライト方法を解説しますので、「リライトって具体的に何をすればいいの?」と疑問に思っている人は、これから説明する7つのポイントを意識しながら、今後のブログライフに生かしてください』
ブログにおいては、次のような文章が「読みやすい」と言われます。
- 一文は2行以内
(PCの場合。文字数でいうと、50文字~60字程度) - それ以上長くなるようであれば、句点(。)で一度区切る
- 読点(、)は一文に多くて2つまで
- 一文書いたら改行
- 2,3行~5行書いたら行間をあける
初期のころは一文を長く書いてしまう傾向にあるので、見直してみることをおススメします。
『僕は○○川で魚を見つけ美味しそうだと思ったので、網を使って獲ろうとしましたが、逃げられてしまいました。』
みたいな文章は、
『僕は○○川で魚を発見しました。
美味しそうだと思い網で獲ろうとしましたが、逃げられてしまいました。』
といった感じに分割するとスッキリします。
ただしこの作業、突き詰めると終わりがない沼なのでほどほどにした方が良いです。
連続した語尾や単語を避ける
「~~です」「~~です」「~~です」
タラちゃんか!
という文章にならないよう、語尾の重複を避けます。
「です」「ます」口調の場合は次のような表現を使うと良いですね。
- です
- ます
- でした
- かもしれません・ありません
- でしょうか・でしょう
- ですね・ますよ
- ください
- 体言止め
体言止めがなかなか便利ですが、使い過ぎるとラッパーみたいになるので注意。
――そうそう、こんな感じで。
漢字とひらがなの割合は3対7
一般的に読みやすい文章は、漢字とひらがなの割合が3対7と言われています。
ブログはもう少しひらがなが多くてもよいかもしれません。
基本的に難しい熟語は避け、砕けた表現に直します。
以下のサイトが漢字とひらがなの割合を算出してくれるので、気になる方は利用してみてください。
https://akind.dee.cc/kanjiritsuchk-input.html
4. 追加できる情報を追加する
不足している情報があれば追記します。
たとえばこの部分。
100均の圧縮袋を押していますが、具体的にどんなものなのかわかりません。
そのため、商品名を記載し画像を貼って、読み手にわかりやすくします。
After
読み直して不親切な点、時間が経ってわかった新たな発見があれば、どんどん追記していきましょう。
5. 見出し、画像やボックス、箇条書きで装飾をする
1と同じ内容ですが、昨今はCSSでブログの装飾が簡単にできます。
- 見出しを付ける
- 画像を挿入する
- ボックスで囲む
- 文字の強調をする
- 吹き出しを利用する
- 要点を箇条書きにする
などを意識し、真っ黒な文字だけの画面が続かないようにします。
ただしボックスや文字の装飾はやり過ぎるとうるさいので、加減が難しいところです。
6. つまらない話をカット・修正する
と思って書いた文章がのちのち読みかえすと面白くない、ということはままあります。
『夜書いたラブレタークソ現象』と名付けました。
そんなわけで、読んでいてクソみたいなくだりはカットします。
特に検索流入を意識した記事では、無駄話は削った方が良いかもしれません。
こういう記事でそれをやると、記事そのものが消滅するのでやりません。
7. 関連記事やアフィリエイトリンクを追加する
数ヶ月すると関連記事が書けている時があるので、それを追加します。
また、商品リンクが貼れるけれど貼っていないものがあれば、アフィリエイトリンクも貼ります。
ぶっちゃけ自分のためですが、ユーザー目線からもすぐリンクがあれば便利だしね!
まとめ
以上、リライトをする際のコツ7点でした。
- ユーザーが求めている情報と記事内容は一致しているのか?
- 導入部分を見やすくする
- 読みやすい文章を心がける
- 追加できる情報を追加する
- 見出し、画像やボックス、箇条書きで装飾をする
- つまらない話をカット・修正する
- 関連記事やアフィリエイトリンクを追加する
これらを意識しながらリライトすれば、ユーザーも満足させられる記事になること間違いなし! ……なはず。
なにより自分の力にもなります。
……というか。
まずはこのクソだせえアイキャッチどうにかしろよ。
以上!