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飛騨高山観光 ー冬の服装と1日のおすすめコースを紹介ー

飛騨高山冬のおすすめ
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どうもこんにちは、あまぼし(@S_amaboshi)です。

1月8日から2泊3日の岐阜旅行へ行き、2日目は飛騨高山の町をめぐりました。

高山市は国際会議観光都市に選ばれ、今も残る城下町の姿から「飛騨の小京都」とも名高い町です。

すずめ
すずめ
本当に観光客が多い!
とくに海外の人
むしろ日本人の方が少ない

京都もそうでしたが、海外の人は日本の古い町並が好きなんですね。

そんな人気の観光地を訪れたので、感想を書きつつ1日で巡れる『おすすめコース』を紹介します。

朝の8時半~14時にかけて回ったので、だいたい6時間コースになります。
日帰りでも大丈夫ですね。

以下のことが気になる方は、読んでみてください。

  • 1日で巡れる飛騨高山の旅行コースが知りたい
  • 低予算でも魅力的な場所へ行きたい
  • 冬でも楽しめるのはどんなところ?
  • 雪が多いって聞くけど寒い? 服装は?

ではLet’s Read and go to Takayama!

飛騨高山 1日のプラン

午前中 高山駅

飛騨国分寺

宮川朝市

高山陣屋

さんまち通り
駅前(駅から徒歩15分圏内)に密集しているので、まとめて回ることができます。

午後 飛騨の里

高山駅を出発

高山駅2016年に新駅舎になったばかりの、綺麗な駅です。
通路には煌びやかな祭屋台。

高山駅
高山で祭りといえば、高山祭(山王祭と八幡祭)ですね。
京都の祇園祭、秩父の夜祭と並び『日本三大曳山祭』とも称されている大祭なので、高山らしさが全面に出された駅舎となっています。

と言っても他に見る場所はないので、駅はこのくらい。
一階に設置されているトイレが綺麗でした。

午前中 9時~飛騨国分寺

飛騨国分寺The☆商店街という感じの駅前商店街(国分寺通り)を東へ徒歩5分。
飛騨国分寺へ着きます。

高野山真言宗の寺院であり、飛騨では唯一の塔建築である三重塔。

国分寺の創建は757年ころですが、燃えたり台風でやられたりと、現在の塔は文政4(1821)年に竣工されたものです。

飛騨国分寺
この大樹はイチョウの木なので、秋になったら美しいでしょう。
(国指定天然記念物・樹齢1200年)

すごい仏閣好きで拝観までしなければ、10分くらいで見終わってしまう場所です。

物拝観:9時~16時
料金:大人300円 小中学生250円

午前中 9時~宮川と朝市

宮川朝一国分寺からさらに東へ行くと、宮川沿いで「朝市」が開催されています。

宮川朝一
前情報をなしに見ると「え? なにこれホームレステント?」などと思わなくもないですが、市場。

毎朝7時から12時まで開催されています。
(12月~3月は8時から)

地元の方が、果物や野菜、漬物などの加工品や手作りの民芸品を売っていました。
すごいガッツだな。
私なら寝坊して3日も続かん。

外国人を中心に観光客の姿も多く見られました。

とくに何か買わずとも、一周雰囲気を見るだけでも楽しめますね。
ちょっと洒落た店も……。

宮川朝一
朝市だけでなく、飲食店やお土産屋さんも並ぶ通りです。

9時30分ごろ~高山陣屋と朝市

高山陣屋宮川朝一の場所から10分ほど川沿いを南下すると、高山陣屋に着きます。
ここでも朝市(陣屋朝市)。
どんだけ市場が好きなんだ、高山の民は。

高山陣屋――前の登場人物多すぎる説明文。
高山陣屋
読むまでにカップラーメンができ上がった。

江戸幕府が飛騨を直轄領にしていたころ設置された、代官所・郡代役所です。
今でいう市役所的な。

戦後も県事務所として使われていました。
陣屋は廃藩置県後にバンバン取り壊されたため、高山陣屋は旧幕府領として建物が残っている唯一の陣屋になります。

時間の都合でスルーしたものの最終的に余裕があったので、中まで見てみることをおススメします。

公開時間:3月~10月 8:45~17:00
11月~2月 8:45~16:30
入場料金:430円(団体390円)

宮川橋

飛騨宮川橋高山陣屋前にある赤い橋(宮川橋)は、冬季の間ライトアップされます。
泊まりの方や、夜まで滞在する方はぜひ立ち寄ってみてください。

飛騨宮川橋雪があれば綺麗なのですが、残念ながら雨。

川縁に降りられるので、そこから写真を撮ると橋全体が収められます。

飛騨宮川橋

宮川橋・ライトアップ期間:12月~2月 16時30分~21時30分まで

10時~ さんまち通り

さんまち通り陣屋前の宮川橋を北上していくと辿り着くのが、さんまち通りです。

とにかくどこ見てもアホみたいに勧められている古い町並。
定番中の定番なので、行っておいて損はないでしょう。
というか、やはり評判がよいだけあって、風情ある素晴らしいスポットでした。

商人町としても栄えた高山の町は、今でも古い町並が残っています。
中でも「上三之町、上二之町、上一之町」を総称した呼び名が「さんまち通り」

店や観光客のほとんどが上三之町地区に集まっていたので、上三之町が実質のさんまち通りと言えるのかもしれません。

伝統工芸の店、酒屋、食事処、食べ歩き……
さまざまな店が、長い区間に渡って続きます。

こういう町並を普段見る機会はそうないので、歩いているだけでも楽しい。

少ない予算の中で食べたグルメやおすすめをいくつか紹介します。
(予算1500円)
食べ歩き系の店は10時以降でないと開いていない店もあるので、要注意。

坂口屋 牛にぎり

飛騨と言ったら飛騨牛。
というわけで牛にぎりが食べられる店を探す。

『こって牛』さんが一番混んでいました。

さんまち通り こって牛

営業時間:10:00~17:00
定休日:なし

しかし私はあえて、行列ができていない『坂口屋』さんのにぎりを頼む。
さんまち通り 坂口屋
明治創業の老舗。
にぎりを薄せんべいに載せた食べ歩きスタイルを開発したお店です。

一番安い赤身の握り、500円也

回る寿司で考えたらトンデモない値段なのだけど、「お、安い!」と思えてしまうあたり金、銭感覚がイカれる恐ろしい町ですねえ。

坂口屋さんは隣が食事処になっており、にぎりを買うと店内を利用できます。

さんまち通り 坂口屋
写真がまったく美味しそうではありませんが、美味でした。
上に塗られたタレとワサビが絶妙なんですね。

ただ手が汚れるので、食べ歩くより店内で食べる方をおすすめします。

食事処では郷土料理が堪能できます。

営業時間:10:30~15:00
定休日:火曜日

また少し外れた位置にある『たぶら』さんが地元の人には人気なようです。
開店が11時からとやや遅い。

ジュゲム 牛串とコロッケ

さんまち通り じゅげむ
すずめ
すずめ
牛串だ牛串だ! 

と、楽しみにしていた店へ足を運びました。
さんまち通りの外れにある、『六拾番』(ろくじゅうばん)さん。

さんまち通り 六拾番なんでも私のフォロワーさんであるfuchiさんが、「人生の中で一番おいしかった牛肉」と太鼓判を押していたため、かなり楽しみにしていきました。

……が、まさかの臨時休業。
/(^o^)\ナンテコッタイ

営業時間:10:00~16:00
定休日:不定休

というわけで『ジュゲム』さんに入り、牛串とコロッケを買いました。

さんまち通り じゅげむ
さんまち通り じゅげむのコロッケ

券売機システム。注文苦手な人にもありがたいよね。
個人的には牛肉コロッケの方が美味しかったです。

営業時間:9:00~18:00(火・水は17:00まで)
冬季 9:00~17:00
定休日:年中無休

大井屋 朴葉味噌まんじゅう

さんまち通り 大井屋「ここにしかない!」という謳い文句に惹かれて買った『大井屋』さんの朴葉味噌まんじゅう
ここは和菓子屋さんです。

飛騨牛に押されやや影は薄いですが、高山の名産である朴葉味噌。

この朴葉味噌を使った饅頭。

さんまち通り 大井屋
まさかの朴葉おにぎりをまんじゅう生地で包む、というものでした。
ほんのり甘く、優しい味がします。

味の濃い物が多いので、ここで胃を小休止させるのもアリ。

営業時間: 9:30~17:30
(カフェ 10:00~)
定休日:不定休

その他喫茶店や造り酒屋もありましたが、今回はお昼ご飯に留めておきました。

午後 飛騨の里(飛騨民俗村)

飛騨の里午後は飛騨の里に向かいます。
ここは昔の飛騨の暮らしを再現した、集落型の博物館になります。
合掌造りの家や水車などがあり、

白川郷まで行く時間はない~ 

という人におススメです。
(高山駅から白川郷までは、バスで片道50分・運賃2,600円)

高山駅から車で10分の場所で、白川郷っぽい飛騨の雰囲気を楽しむことができます。

営業日:年中無休
開館時間:8:30~17:00
入館料:大人700円 小人(小・中学生)200円

冬季ライトアップ:1月11日~2月29日(※2020年の情報)
開催時間:17:30~20:30

飛騨の里アクセス

徒歩でも30分ほどで行けるのですが、山がちでもあります。
高山駅から出ている『さるぼぼバス』を利用しました。
市内バスで、一律210円
さるぼぼバス
高山駅を出て、左手のバス乗り場より、1番線。
降車場所は「飛騨の里」

飛騨の里 所要時間

館内は広く、中央の池周辺をまわるだけであれば約15分
じっくり一周すると1時間くらい必要になります。

飛騨の里

私は12時9分着のバスで来て、13時29分発のバスで高山駅に戻ったため、だいたい1時間滞在しました。
しかし最初の方をゆっくり見過ぎて、後半は駆け足になってしまいました。

飛騨の里 見どころ

ここがですね、期待以上に良かったんですよ。
雪が無い点はかなりガッカリだったのですが、そればかりはどうしようもありません。

春には桜、夏は深緑、秋は紅葉と四季折々楽しめる景色になっています。

平日だったこともあり、人が少なく静かにのどかな時間を過ごせました。
なんというか、すごい昭和感。というか、もっと昔かもしれない感。
平成生まれだけど。

国指定の重要文化財や、有形民俗資料がいくつもあります。

冬は積雪のため立入禁止区域がいくつかありました。
まあ、その雪がないんだが。

合掌造りや風車などの原風景。
飛騨の里車田。

飛騨の里外の景色だけでなく、家の中も楽しめます。

おばあちゃん家感。飛騨の里
旧新井家の機織り。

飛騨の里
こういうところで火にあたりながら読書をして1日を終えたい。

飛騨の里家屋内は暗いので、カメラを持って行く人は手持ち夜景モードなどを用いた方がいいかもしれません。
普通の設定だと撮影しづらかったです。

軒先に在りし日のトイレ。

飛騨の里またも在りし日のトイレ的なあれ。

飛騨の里落ちたら死ぬ自信あり。

館内は絶えず水の流れる音が響いていて、それがまた癒しでした。
水車の水もそうですし、屋根から雪解けの水か雨水も滴っていました。

飛騨の里
どこが何家なのか途中からわからなくなってしまいましたが、どの家も丁寧に昔の暮らしが再現されています。

途中に休憩場もあります。
やたらとある自販機。

飛騨の里
小学校のような水道。
飛騨の里

観光地をまわりっぱなしで疲れた!

という方は、ぜひ飛騨の里に赴いてみてください。
近くでは思い出体験館もあります。

時間が余ったら

今回電車の都合で14時に高山駅へ戻り、飛騨高山めぐりは終わったのですが、まだ時間に余裕がある場合……。

高山駅に戻らず、さるぼぼバスに乗って「まつりの森」や「茶の湯の森」をまわるのもよいですね。

祭りの町である高山の、伝統品を見てまわるのもまた一興。
茶の湯の森ではその名の通り、茶の湯文化に触れることができます。

飛騨にきたので温泉に入るというのも選択肢に入れてもいいかもしれません。

1日でも飛騨の魅力的な場所をいくつも回ることができたので、飛騨に来た際には立ち寄ってみてください!

飛騨高山 冬の気温と服装

高山は積雪地帯で、冬場はかなり冷え込む地域です。

例年の1月の平均気温は

  • 最高気温 1~2℃
  • 最低気温 -6~-7℃

私の住む町とだいたい同じ気温なので、家を出る時に寒くない格好を選びました。

薄手のキャミソール+ユニクロの極暖+ポリエステルとナイロン素材の厚手パーカー+ダウンジャケット
下は裏起毛のレギンス+ズボン。

かなりの重装備です。

しかし今年は暖冬ということで、私が高山に滞在した日の気温は
最高気温 8.6℃
最低気温 1.6℃
とかなり温暖な1日だったようです。

実際まったく寒くなく、むしろ日中は暑いくらいでした。
とはいえコートを脱げる暑さではありません。

基本的に高山は寒いので、厚着をしていくことが望ましいです。
道行く人はたいていダウンジャケットを着用していました。

まとめ

飛騨高山を1日でめぐるおススメコースの紹介でした。

名古屋から特急列車が直通しているため、電車でも来やすい観光地になります。
(鈍行列車だと岐阜市から4時間ほどかかるので少々苦行……)

また積雪を生かし、冬でも楽しめる景色があります。
(今回は全然雪なかったけど!!)

冬の小旅行先に迷ったら、飛騨高山の街を訪れてみるのはどうでしょうか。

以上です。

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