どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
最近は異世界転生モノより女子高生の友情を見る方が現実との乖離を感じます。
おかしいですね。かつては女子高生だったはずなのに……。
さて、久々に聖地巡礼の記事です。
「ゆるキャン△」第1話、最初にして最強の地位を築いた舞台「浩庵キャンプ場」へ行ってきました。
今更!
実は「ゆるキャン△」巡礼は長野、山梨、静岡と2期分はほぼ終わっているのですが、全然記事にできてないんですよね……。
4期制作も決定しましたし、チョボチョボ更新していきます。
今回は浩庵キャンプ場も利用し、中まで見て参りました。
尚、カップラーメンを食べて車中泊(軽自動車)、というゴミみたいなクオリティのキャンプらしき何かもしてきたのでまとめます。
ゆるキャン△巡礼をしたい方や浩庵キャンプ場を利用したい方はご参考にどうぞ。
まずは本栖湖展望公園
長いトンネルを抜けると本栖湖であった――みたいな始まり方をする第1話。
身延の町中、下部方面から国道300号を上った中ノ倉峠に本栖湖は位置します。
ちなみに下部温泉駅のあたりからは約20km、高低差も500mくらい。内船からはなんとチャリで2~3時間近くかかるようです。
帰宅部女子が自転車で行ける距離だろうか?
チャリ乗りが得意?なバックボーンを持つなでしこはさておき、リンちゃんの脚力が怖い。
私は高校入学当初、自転車で家に帰る体力がなくて(3km)不登校になりかけました。
まずはトンネルを抜けた先にある本栖湖展望公園にて記念撮影。
カットとしては道路真ん中からだと思うのですが、いかんせん車通りが多くそんなところで撮影はできない。
ここからの本栖湖は、旧1000円札にも使われました。
駐車場はあるものの10台ほどしか止められず、休日や紅葉シーズンは路駐をしている車が多いため注意。
お姉ちゃんが待っていたのもこの駐車場です。
以前訪れたときは大盛うんこが落ちていました。
治安が悪いですね。
なでしこのベンチ
展望台から200mちょっと西へ行くと、浩庵キャンプ場があります。
その付近に、なでしこが寝ていたベンチとトイレ(本栖湖公衆トイレ)があります。
さすが観光地だけあって、富士五湖はトイレが整備されてていて助かりますね。
(本栖湖と精進湖のトイレは有料化されており50円が必要です)。
以前Googleマップを見たときには誰かがふざけて登録したのか「なでしこのベンチ」とのピンが立っていましたが、いつの間にか消えていました。
寝心地は悪そう。
というか、そうはならんだろ。なんで起きないんだよ。
この場所でトイレを撮っているか、反対側の本栖湖を撮っているかでオタクか一般観光者かが判別できます。
浩庵キャンプ場(外観)
受付前にキャンプ場へは乗り入れができないため、トイレ付近の駐車場に車を止めて受付をします。
店内は実際にこんな感じでした。
撮影は憚られたので撮っていませんが、「ゆるキャン△」グッズがいろいろ売っています。
ロッジ横にある受付専用施設にて受付。優しいお兄さんが丁寧に説明してくださいました。
ここは設営付近まで車が乗り入れできるオートキャンプ場のため便利。
車中泊もしやすいキャンプ場です。
そんなわけで受付が終わったら、いざサイトへ。
浩庵キャンプ場(内観)
ここからはキャンプ場を利用する人しか立入りができません。
チェーンを外して下っていきます。
出入口は20時で施錠されるため、以降は車の出し入れができないとのこと。
利用者以外は無断進入禁止らしいので、勝手に入って来たなでしこはアウト。
ちょっと坂になっており、凍結すると登れなくなるかもしれません。
ここで対向車とカチ合うと面倒そうなので、前方には注意しつつ進みます。
坂が終わると、駐車場と炊事場(+シャワー、トイレ)が見えてきます。
作中だとトイレなどはなく、またリンちゃんがわざわざロッジ横のトイレを利用しているためアニメ放映の後に作られた施設でしょうか。
(……まあ物語の構成上、ロッジ横のトイレへは行かないといけないのだけど)
ちょっと新しい感じはします。
画面端にあるボート?は別の場所に移動されていました。
小径を抜けていくと――
目の前に本栖湖と富士山!
物語では最初隠れていた富士山ですが、めちゃくちゃよく見えている!
やや終わりかけではあるものの、紅葉シーズンでもあり作中と同じ雰囲気が味わえました。
作中でも終始そのように描かれている通り、本栖湖ではリフレクションが見られません。
水深が五胡の中で最も深い点や、湖の大きさ、波立ちやすさなどが原因でしょうね。
深夜になるまでずっと波がぽちゃぽちゃ大きい音を立てていました。
水辺にあるのはボートではなくテントたち。
ちなみに、行ったのは2024年の11月28日。
作中日付は11月4日で、「シーズンオフ」「貸し切り最高」との発言があるが、そんなことはまったくない!!
キャンプブームかゆるキャン△効果か、浩庵キャンプ場は大人気となり、11月の終わりというクソ寒い時期でもキャンパーがうじゃうじゃ大勢います。
本当に貸し切りを味わいたいなら、1月あたりの厳冬期がよいかもしれません。寒そうだけど。
湖畔サイトはギリギリまで車の乗り入れが可能。
最前で写真を撮りたかったので、一番前にしました。
林間サイトや周囲は、作中同様に木々で覆われています。
松ぼっくりもたくさんあります。リスはいませんでした。
夜、カレーめんを食べる
さてさて、暗くなってきたところで晩御飯です。
ホモ・エレクトス以下の人間なので焚火はありません。
でもお湯を沸かすだけならガストーチでいいのです。これが令和のお食事戦略です。
リンちゃんが使っているのと同じSOのOD缶とコンパクトストーブにて湯沸かし。
以前、仕事で使って便利だったから買ったものの、お湯が沸くのに5分くらい掛かります。
火が弱いんですかね。もっとガスを全力開放しろってことかしら。
カップヌードルはカレー味を用意。
いやはや、このシリーズはカレーが至上です。次いでシーフード。
汁まで飲むことを考慮して、あっさりにしました。
女子高生と違い少しでも健康を気にかけたいお年頃です。
キャンプ場にいる皆さまはお肉でも焼いているのか、いい匂いが漂ってきます。
ぐぬぬ、格差社会か?
でもいいんです。これは巡礼だから。
本栖湖と月と富士山と
夜になると雲が晴れ、月に照らされた富士山が顔を出す――、という物語終盤の展開。
残念ながら真逆になってしいまい、夜になるにつれて雲が出てきてしまいました。
しかし月が昇ると、本栖湖にムーンロード紛いなものも映ります。
実際よりはやや上に月が画かれているものの、だいたいの位置は合っていますね。
周囲(風景)の明るさを見るに、この日の月は満月だったのではないか。そう仮定すると、舞台設定は2017年の11月4日土曜日では? などと想像できます。
月の位置からすると時間的には20時半前後でしょうか。
満月っぽくなるようにカット合わせをしましたが、この日の月は月齢27の細い月。
アップで見るとそれがわかります。
明け方5時頃に上ってきたところを、位置だけ合うように撮影しました。
まとめ
1話分でもめちゃくちゃ楽しめる、「ゆるキャン△」1話の本栖湖(浩庵キャンプ場)巡礼。
場内には炊事場やトイレが整備され、近くにはシャワーや売店付のロッジがあります。
キャンパーでないため詳しいことはわかりませんが、キャンプ場としても利便性の高い場所なのではないかと思います。
初心者向け、といいますか。
21時が消灯で、以降は静かになります。
近くにイビキ爆音オジサンはおりましたが、明らかに頭のおかしな人(歌い出すとかナンパとか窃盗とか)はいなかったので、治安もよさげ。
野生動物の心配がないわけではありませんが、この日は見ませんでした。人が多いため、その点も比較的安全です。
紅葉シーズンだったこともあり、景色も楽しめました。
今回は車中泊でブルブル震えいていましたが、いつかは家(テント)を建てて本格キャンプをしてみたいですね。
尚、勝手に入って写真だけ撮っていく行為はこのキャンプ場ではマナー違反になるので、ご注意を。
それではよきキャンプと巡礼ライフを!
\最新情報はTwitterにて/