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【トラベル三脚おすすめ10選】軽量で安い三脚を耐荷重(パイプ径)別に紹介!【2020年】

おすすめのトラベル三脚
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どうもこんにちは、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。

旅行は身軽で行きたいけど、できれば三脚を持っていきたい 

そんな風に思う時があるかと思います。
今回はリュックに入るサイズの、コンパクトかつ安価なトラベル三脚を紹介します。

紹介するトラベル三脚
  • 2万円以内、もしくは2万円台前半で買えるもの
  • 収納時の長さが42cm以内のコンパクトなもの
  • 重さ1,5kg以内の軽量なもの
  • 最長の高さが130cmを越えるもの

ミラーレス、APS-C機、フルサイズなど、機材によって選ぶ三脚も変わってきますので、およその目安ごとに10個選びました。

それではLet’s choose a sankyaku!!!!

トラベル三脚選びでチェックしたい5つのポイント

トラベル三脚は折りたたんだ時のサイズが小さく、持ち運びに優れた三脚です。
重さも1kg台であるため、旅行に持っていってもかさ張りません。

一方で、安定性や高さは普通の三脚に劣ってしまう点もあります。
そんなトラベル三脚を選ぶ際にチェックしたい5つのポイントはこちら。

  1. 高さ(全高)
  2. 重量(自重)
  3. 縮長(収納時の長さ)
  4. 素材
  5. 耐荷重(パイプ径)

具体的にどのようなものが良いのか、私の理想とともに説明していきます。

「おすすめのトラベル三脚を早く!!」という方は下記のボタンから飛んでください。

おすすめトラベル三脚10選へ

1.高さ(全高) 1300mmはあるほうがよい

三脚の高さ

全高とは、三脚の足をすべて伸ばしたときの高さです。
トラベル三脚はこの高さが低いものが多いのです。

遮へい物、人混みなどで「上手く撮れない!」とならないよう、高さは最低でも130cm以上のものを選ぶと良いでしょう。

2.重量 1.5kg以内

車移動なら問題ありませんが、電車や自転車を使う場合、重い三脚は負担になります。

リュックなどに入れて持ち歩くのであれば、1.5kg以内のものを選びましょう。
女性であれば1.3kg以内くらいがよいと思います。

3.縮長(収納時の長さ) 400mm以内

収納時の長さが30cm~40cmのものが多いトラベル三脚。
自分のバッグやリュックに入る大きさを選ぶのがベストです。

mkeles5bk-bh Manfrottoトラベル三脚

私は40cm以内に納まる長さがよいかな、と思っています。

4.素材 カーボンがよい

三脚は主に「アルミ製」「カーボン製」「プラスチック製」のものに分れます。
それぞれ【強度】【値段】【自重】が変わってくるため、素材もチェックしておきましょう。

強度(耐久性) 値段 自重
アルミ
カーボン
プラスティック

一番のおすすめはカーボン製
とはいえ高価なものが多いため、予算に合わせてアルミ製を選択するのもありですね。

アルミ製・カーボン製・プラスチック製の長所と短所
  • アルミ製 … やや重いが強度がしっかりしている。値段も手ごろで、コスパのよい三脚が多い。気温が低い所だと尋常じゃなく冷たいので、冬の夜や山での使用はおすすめできない
  • カーボン製 … 強度にも優れ軽量、もっとも優れたタイプ。難点は高価なものが多い点
  • プラスチック製 … 数千円で買えて軽量ではあるが、強度が低い。トラベル三脚としても普段使いの三脚としても正直おすすめできない

 

5.耐荷重(パイプ径) 自分の持っている機材に合わせて

メーカーでは「耐荷重」という言葉を使っているところが多いですが、どれくらいの重さを載せられる三脚であるのか知っておかなくてはいけません。

耐荷重1.5kgの三脚に2kgの機材を載せたらふつーに倒れます。
耐荷重以内でもあってもギリギリの重さであると不安定になってしまいます。

そのため、載せる機材の2~3倍の重さまで大丈夫な三脚を選ぶのがベストです。

また「耐荷重」という言葉はメーカーによって設定する基準が異なるため、あまりアテになりません。

パイプ径(最も太い部分の脚の径)で、およその耐久性を測る方法をおすすめしています。
当記事もその基準で三脚を選んでいます。

+α 余裕があれば見ておきたいポイント

特に重要なのは上記2点ですが、

  • 雲台の形式(自由雲台は3wayか)
  • 固定方法(ロックレバーorツイスト)
  • 折り畳みの段数(4段が安定する)

などを考慮すると、さらに自分好みの三脚を選べます。

とはいえ、すべてをカバーする三脚を見つけるのは、「高学歴で高身長で背が高くて、でも座ると背が低い男の人を探してるの~」というくらいの高難易度。
どこかで多少の妥協は必要かもしれません。

おすすめトラベル三脚(脚径20mm) ミラーレス向き

まず脚径20mmのトラベル三脚。
このクラスは重量が1kgを切るものも少なくありません。
しかしとにかく華奢なので、ミラーレスや高級コンデジ用の三脚になります。

【SLIK】エアリーL100 WQ

【SLIK】エアリーL100 WQ

日本の三脚メーカー・SLIK(スリック)が開発したトラベル三脚「エアリー」シリーズ。

全長が1543mmまで伸びるのに、重量が1kgを切ります。
最低高が17cmとかなり短いので、ローアングルからの撮影をしたい方におすすめです。

クイックシュー(三脚とカメラを合わせる部品)が2つセットなのもありがたいポイント。
これ無くしたり忘れたりすると、この三脚使えませんからね……。

クイックシュー

自重998gと軽量
最低高170mm、ローアングルの撮影可能
華奢なので一眼レフ向きではない

【SLIK】エアリーL100 WQの詳しいスペックを見る

おすすめトラベル三脚(脚径22mm~24mm) 一眼レフ(APS-C機・中型フルサイズ)もOK

ミラーレスはもちろん、一眼レフでもAPS-C機や中型のフルサイズであれば問題なく載せられます。
フルサイズ機×望遠レンズや重いレンズを付けるのはちょっと不安定かもしれない……というクラスの三脚です。

【Manfrotto】Befreeアドバンス (MKBFRTA4BK-BH)

イタリアの三脚メーカー・マンフロットの「befreeアドバンス」シリーズ。

トラベル三脚でありながら耐荷重は8kgとかなりの強度。
とはいえパイプ径が22.5mmとやや細いため、このカテゴリーにしました。

デザイン性に優れ、カラーバリエーションも豊富です。
ネリッシモだけやや高いですが、他は約17,000円。

品番の見方は、
『MKBFRTA4(4段)BK(色によって変わる)-BH』
こんな感じ。

4段構造のため、脚径のわりに安定性がある
自重1.49kgとやや重い

【Manfrotto】Befreeアドバンスシリーズの詳しいスペックを見る

【Amazon】Amazonベーシック トラベル三脚 130cm

Amazonのオリジナル商品。
コスパが良すぎて、だいたいの人がおススメに挙げてくる三脚です。

カーボンでありながら1万円を切る価格に、フルサイズ機も載せられる耐久性。
さらに縮長も310mmとコンパクトで軽量です。

カーボン三脚に手を出したいけれど予算が……という人の最初の1本におすすめします。

安い
コスパ最高
重めのカメラは雲台がズレやすい(雲台の作りがしょぼい)

Amazonベーシック トラベル三脚の詳しいスペックを見る

【SIRUI】T-05Xシリーズ(T-005BX+C-10S)

中国のメーカー・シルイの「T-05X」シリーズ。

重さ・耐久性・縮長など全体的にバランスがよい三脚です。
これといった欠点はありません。

Amazonベーシックとスペックや金額が似ていますが、コチラの方が最低高が20cmを切るためローアングルからの撮影が可能です。

ローアングルから撮影できる
値段のわりにバランスがよい

【SIRUI】T-05Xシリーズの詳しいスペックを見る

【Manfrotto】Elementスモール(MKELES5BK-BH)

mkeles5bk-bh Manfrottoトラベル三脚

イタリアの三脚メーカー・マンフロットの「Elementスモール」シリーズ。

折りたたんだ時の長さが32cmとめちゃくちゃコンパクトです。
そして何より1万円を切る値段で買えるお手ごろさ。

実際に使ってみたレビューを書いていますので、参考にしてみてください。

mkeles5bk-bh Manfrottoトラベル三脚
【mkeles5bk bhレビュー】マンフロットのトラベル三脚(Elementスモール)が旅行に最適だった!旅行用のトラベル三脚として、Manfrotto(マンフロット)のElementスモールを購入しました。安価ではあるものの自重は1,15kgと比較的軽く、耐荷重も4kgという優れもの。実際に旅行に持っていった感想や使い勝手を紹介していきます。...

フルサイズ機だと重いレンズを載せると安定性に欠けますが、標準ズームであれば問題ありません。

カーボン製もあり自重が100g軽くなりますが、金額も7,000円ほど高くなるためアルミ製の方がおススメです。

品番の見方。
MKELES5(5段)BK(色・ブラック)-BH

縮長が320mmでコンパクト
安い
耐荷重のわりに華奢

【Manfrotto】Elementスモールの詳しいスペックを見る

【king】X4I-E

浅沼商会キングの「fotopro」シリーズ。

こちらもバランス型です。
推奨耐荷重は2.5kgで脚径も22mmであるため、フルサイズ機だと少々不安かもしれません。
(センターポールにフックがあるため、重りをつけて安定させることができます)

1万円台前半で買えるお手軽商品です。

縮長315mmでコンパクト
安定性にかけるためミラーレス推奨

【king】X4I-Eの詳しいスペックを見る

【Velbon】UT-43Ⅱ

日本の三脚専業メーカー・ベルボンのUTシリーズ。
小型性能で人気を博した「UT-43」の新モデルです。

なんといっても携帯性がピカイチで、縮長は275mmと30cmを切ります。
軽量さを第一に考える人におすすめの三脚です。

一方コンパクトさ実現のため、脚が6段式で風が強い時など不安です。
とはいえ推奨の積載量は2kgなので、ミラーレスや小型の一眼レフを使用する人であれば問題はありません。

縮長275mmというコンパクトさ
6段式でやや不安定

【Velbon】UT-43Ⅱの詳しいスペックを見る

おすすめトラベル三脚(脚径25mm~26mm) フルサイズでも望遠ズームを付けられるレベル

トラベル三脚・小型三脚の中でもしっかりとした安定性があるものです。
フルサイズ機での望遠ズーム・重めのレンズを使用しても問題ないレベルになります。

【Manfrotto】Element ビッグ (MKELEB5CF-BH)

上記で紹介したマンフロットelementのビッグバ―ション。

耐荷重が4kgから8kgとなっており、安定性が増しました。
全高が1640mmもあり、トラベル三脚の中では随一の高さです。

またビッグシリーズは一脚として使用することもできます。
アルミタイプもありますが、重量が1.5kgを越えてくるためカーボン製がおすすめです。

全高が1640mmと高い
安定している
1.4kgと少々重い

【Manfrotto】Element ビッグの詳しいスペックを見る

【VANGUARD】VEO 2 265CB

中国の三脚メーカーであるヴァンガードの「トラベル三脚VEO」シリーズ。
人気あるシリーズで、軽量でありながら脚がしっかりしており耐久性に優れています。(耐荷重8kg)

最低高は193mmであるため、ローアングル撮影も可能。

短所の少ないバランス型で、強いてあげるなら他と比べて価格がやや高い点がマイナスになります。

脚径25mm・耐荷重8kg安定性がある
2万円を超える価格

【VANGUARD】VEO 2 265CBの詳しいスペックを見る

【VANGUARD】VEO 2GO 265AB

同じくヴァンガード社の「VEOシリーズ」

安定性とコンパクトの両方を兼ね備えています。
「VEO 2 264CB」より使用時の長さを短くして脚を5段構造にすることで、縮長を325mmまで短くしています。

上記と比較すると、安定性より持ち運びやすさを取ったという感じでしょうか。
とはいえ今まで紹介してきた三脚の中では、上位の安定性を誇っています。

一本外して一脚としても使えますが、六角レンチが必須なので手軽には変形できません。

とにかくコンパクト
アルミ製にしては価格がやや高い

【VANGUARD】VEO 2GO 265ABの詳しいスペックを見る

トラベル三脚のおすすめ10選のスペック比較

上記10点のスペックを比較してみました。
プラスポイント、他と比べて優れている点は青文字で、逆に短所になる点は赤文字で表記してあります。

品名 エアリーL100 Befreeアドバンス
(MKBFRTA4BK-BH)
T-05Xシリーズ
(T-005BX+C-10S)
Elementスモール
(MKELES5BK-BH)
X4I-E Amazonベーシック
トラベル三脚 130cm
UT-43Ⅱ Element ビッグ
(MKELEB5CF-BH)
VEO 2
265CB
VEO 2GO
265AB
メーカー スリック マンフロット シルイ マンフロット Fotopro Amazon ベルボン マンフロット バンガード バンガード
全高 1543mm 1500mm 1390mm 1430mm 1370mm 1300mm 1460mm 1640mm 1500mm 1430mm
重量 980g 1.49kg 1.03kg 1.15kg 1.2kg 1.11kg 1.08kg 1.4kg 1.3kg 1.4kg
縮長 417mm 400mm 335mm 320mm 315mm 310mm 275mm 420mm 415mm 325mm
最低高 170mm 400mm 195mm 360mm 345mm 305mm 247mm 415mm 185mm 210mm
素材 アルミ アルミ アルミ アルミ アルミ カーボン アルミ カーボン カーボン アルミ
パイプ径 20mm 22.5mm 22mm 22mm 22mm 23mm 24mm 25mm 26mm 26mm
耐荷重 1.5kg 8kg 4kg 4kg 2.5kg 3.6kg 8kg 8kg 8kg 5kg
雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台 自由雲台
ロック式 レバー式 ツイスト ツイスト ツイスト ツイスト レバー式 ウルトラロック ツイスト ツイスト ツイスト
段数 4段 4段 5段 5段 5段 5段 6段 5段 5段 5段
価格 ¥14,914 ¥17,573 ¥11,868 ¥9,900 ¥10,504 ¥8,980 ¥17,518 ¥20,160 ¥21,980 ¥21,060
販売サイト
(Amazonへ
飛びます)
エアリーL100 Befreeアドバンス
(MKBFRTA4BK-BH)
T-05Xシリーズ
(T-005BX+C-10S)
Elementスモール
(MKELES5BK-BH)
X4I-E Amazonベーシック
トラベル三脚 130cm
UT-43Ⅱ Element ビッグ
(MKELEB5CF-BH)
VEO 2
265CB
VEO 2GO
265AB

※価格は2020年5月現在、Amazonでの販売価格になります。

PDFで見たい方は下記よりご覧ください。

おすすめトラベル三脚のスペック一覧

まとめ

「安くて軽いおすすめのトラベル三脚10選」でした。

いろいろあり迷ってしまいますが、

  • 自分の機材
  • 訪れる場所
  • 撮りたいもの

などを考えながら、自分の中での優先順位を決めてベストな三脚を見つけていきましょう。

すずめ
すずめ
え? 私は何がいいかって? 

そうですねぇ……
これ欲しいですねぇ!!(錯乱)


GITZO 三脚 トラベラー 1型 カーボン 5段 QDボール雲台キット GK1555T-82TQD

以上!

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