どうもこんにちは。
空腹を紛らわすために草を食べ始めたあまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
春になってテンションが上がるのは草木と虫と、ときどき私。
社会的階級もイコールって感じですね。
早く人間になりたいよおおおお!
さて、今回はそんな庭にはびこる雑草集団をむしっている最中「ヨモギ」を発見したので、すかさず食材にしてやった話になります。
だんご粉とそこらへんで摘んだ草を使って作る、簡単なヨモギ団子のレシピを紹介します。
ヨモギ採取の注意点や、団子をつくるコツなどもセットで解説。
近年流行りの『ケンイセイ』なるものを示しておくと、雑に作る料理歴8年です。
ちなみに私は草食系男子より肉食系男子が好き……と見せかけて、ただのロールキャベツが好きです。
コンビニのロールキャベツ美味しいよね。
ではLet’s クックドゥー!
ヨモギ・ブタクサなどキク科のアレルギー(花粉症)を持つ人でも、ヨモギ団子や草餅を食することは問題ないと言われています
しかしアレルギーは人によって症状が異なるため、心配な人は医者に相談してみてください
よもぎ採取の注意点
まずはヨモギ団子の材料になるヨモギ採取を行いましょう。
注意点は以下の通りです。
- 摘み取る時期は3月~5月
- 人通りの激しい場所、車通りのある場所は避ける
- 根は残して葉の部分を摘み取る
ヨモギを知らない今時の都会っ子がいるかもしれないので簡単に解説すると、ヨモギはこんな感じの草です。
キョロ充なのか、基本的には群れを成しています。
トリカブトの葉と似ているのですが、
- 軽く揉むと独特の匂いがする
- 葉の裏に白い産毛が生えている
という2点で異なりますので、間違えて摘まないようにしましょう。
「いうてそこまで似てるか?」とも思いますが、隣にあったらうっかり摘んでしまうかもしれませんね。
根を残すことで翌年も生えてきますし、そもそも根まで一緒に摘むと洗う手間が2倍になるのでおススメしません。
初夏になると成長しすぎて固くなってしまいます。
食用に向いているのは春のヨモギです。
また人・車通りが多い場所のヨモギは単純に汚いので、出来る限り綺麗なところに生えているものを選びましょう。
私の家には、私という浄化神がいるためかとても柔らかそうで穢れのないヨモちゃんが生えていました。
よもぎ団子の作り方
ヨモギも摘めたところでさっそく団子を作っていきましょう。
所要時間は約30分。
必要な材料は材料はこんな感じ。
- 茹でたヨモギ 25g
- だんご粉 100g (今回は80gだんご粉+20g米粉で作りました)
- お湯 80cc
- ゆであずき(無い場合は砂糖20gを生地に混ぜる)
だんご粉は別件で買ったものだったのですが、今回意外な形で役立ちました。
白玉粉や上新粉などでも代用可能です。
ヨモギを茹でる
ヨモギは綺麗に洗ってから、塩または少々の重曹を入れたお湯で茹でます。
柔らかくなったら冷水に取り、軽くさらす。
たくさん採ったように思えても、茹でるとこれっぽっちです。
ヨモギを切る・する
水気を切ったら包丁でみじん切りにして、すり鉢ですります。
チョコレート以来、2度目の登場のすり鉢。
「ペースト状」とか説明しているサイトもありますが、こんなもんペースト状になる気がしません。
適当に叩いておくだけとなりました。
生地作り
ボウルに団子粉とヨモギを加え、水を少しずつ入れながら混ぜていきます。
柔らかさは「耳たぶ耳たぶ」と耳タコなほど書かれているのですが、私は耳たぶの柔らかさというのがイマイチわかりません。
幼いころお経を書き忘れたことにより耳がないからです。
さて、そんな感じで生地をこねたら、円く成形していよいよ茹でタイムです。
沸騰したお湯に団子を投入しましょう。
浮いてきてから2分ほど茹でれば完成のようですが――
は?
困りましたねえ。
そんなわけでよく分からないので15分ほど茹でてみました。
おそらく茹で過ぎです。
冷水にとって冷まし、水気を切ったら完成!!
……色うっす!!
実はこちら、ヨモギ25gに対してだんご粉100g×米粉100gで作った試作ver.だったのです。
どうやら草が少なかったようですね。
緑色が綺麗に出ませんでした。
しかも「耳たぶの柔らかさ」というよりも、成形時の感触が「油ねんど」くらいの固さだったためでしょうか……。
できあがった団子、ありえないほど固くなりました。
翌日見てみたら、それはもうどうみてもイシツブテ。
味も、江戸時代であればウケたかもしれないけど、飽食の令和人にはちょっと……という感じでした。
失敗したのでレッツリベンジです。
よもぎ団子 ver.2
気を取り直してもう一度草採取から。
今度は上記の通り、ヨモギ25g、だんご粉100gで作りました。
しかしこねている途中に、
と思い、50ccほど水を追加してしまったのですね。
これが失敗でした。
どうしてメシマズはレシピを守れないのでしょうか。
結果的にべちょべちょになり、耳たぶを通り越して干からび出したスライム。
粉を追加したりしているうちに何がなんだかよく分からなくなり、適当にちぎって鍋へ放り込みました。
そして出来上がったのが――これだ!!
いや、自分マジで料理下手なんか?
団子というか、衣つけ過ぎた葉物の天ぷらやん、これ。
近年流行りの『ケンイセイ』なるものを示しておくと、雑に作る料理歴8年です。
ゴミのような権威性。
というか、頭も悪けりゃ仕事もしてない、コミュニケーションも取れず汚い部屋と顔面晒しているメシマズとか、ようのうのうと生きていられるな。恥ずかしくないんか?
……いや、できる。
私だってやればできるもん!
水泳だってカナヅチだったけど6年スイミング通ったら泳げるようになったし、自動車学校だって通い直したら運転できるようになったし、オクラだって食べられるようになったもん!
やればできるもん!!!!
よもぎ団子 ver.3
というわけで三度目の正直。
よもぎを摘み過ぎて、「どれくらいの量が茹でた時に25gになるのか」がわかってきました。
そして水も少しずつ入れるように気を付けました。
結果――
お??
おお?
あずきをのせて……
おお!
完成です。
クック○ッドとか楽○レシピとかでギリギリありそうなレベルになりました!
相変わらずお菓子作りはコスパ悪いですねえ!!
ちなみにお味の方ですが、1度目はイシツブテ、2度目は風味ゼロ(ヨモギじゃない雑草だったのでは?)、3度目が強めの草感でした。
次の日には少々硬くなってしまったので、早めに食べることをおすすめします。
まとめ
- 茹でたヨモギ 25g
- だんご粉 100g (今回は80gだんご粉+20g米粉で作りました)
- お湯 80cc
- ゆであずき(無い場合は砂糖20gを生地に混ぜる)
だんご粉から作るヨモギ団子は、
- ヨモギを潰す
- 混ぜて成形
- 茹でる
という3ステップで、失敗のないレシピです。
(いや、2度も失敗したんだが)
春を感じたい時に作ってみてはどうでしょうか。
汚い場所のヨモギは本当に汚いので、それだけは気をつけてください。
「そこらへんの草なんて食べたくない!!」という人は、よもぎパウダーなるものがあるので、そちらで雰囲気を味わうのもアリですね。
私はこの1週間でだんご食べ過ぎにより2キロ増量したので、来週は断食でもしてみようかと思います。
それでは以上
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次は、おすすめのお団子屋さんの食レポおねがいします!(まずそ!!)
>ごっふぃさん
コメントありがとうございます!
ちゃんとしたお団子屋さんなら美味しいのではないでしょうか?
そもそも近所にある団子屋を知らないので探してみます~!!