どうもこんにちは。
労働キャンセルを続け早7年、あまぼしすずめ(@S_amaboshi)です。
そろそろ人生もキャンセルしそうで戦々恐々としております。
一体いつから広まった概念か定かではありませんが「お風呂キャンセル界隈」なる言葉があるじゃないですか。
(元ネタとなるツイートは2024年の模様。意外と最近だった)。
そんな言葉が流行る前から私は「カードを切る」と称してお風呂をキャンセルしていたわけですよ。
どうせ引きこもりだし風呂なんて入らなくてよくね?
とかなんとか、以前は連続キャンセルをしているときもありました。
が、「寝る前の入浴が睡眠の質を上げる」との話を数年前に知ってしまったからさあ大変。

睡眠教(新興宗教)の教祖としては放ってはおけません。
しっかり寝るために日々、がんばってお風呂へ入るようにしています。
で、調べてみたらどうも世の半数くらいは風呂面倒くせ~という気持ちに至っているらしいです。
実際にキャンセルするのは少数でしょうけど、今回はそんな少数の風呂障壁が高すぎる人に向けて、お風呂キャンセルをしない対策をまとめました。
高速マニュアルに引き続き、随分と程度の低い対策記事ですね。
当然、世にはもう風呂キャン対策記事は溢れていて、コスメ業界なんかが1本6,000円もするエッセンシャルオイルを紹介していたりするわけです。
風呂にも入れない人間がエッセンシャルオイルに6,000円も払える収入レベルのわけねえだろうが!(※個人の偏見です)
「この○○(入浴剤)で入浴タイムを楽しくしちゃおう♪」とか、そんなんで風呂に入れるようになる人種はハナから風呂キャンセルしてねえのよ。
入浴の楽しみどころか人生の意義さえ見つけられてねえような連中なんだからさ(※個人の偏見です)
てなわけで、この私がより実践的な低クオリティ入浴講座を開催します。
それではLet’s バスロマン!
Contents
風呂キャンセルをキャンセル! 対策10選
なんと、今回は10選+αの特盛!
書くの面倒だった~
まず髪を切れ

ズボラが髪なんか伸ばすんじゃねえ。
ロングヘアなんてものは一定水準のマメさを有した人間のみに許された、いわば贅沢品ですよ。
ペットみたいなもん。
「月収7万だけど犬飼い始めたんすよ~」みたいな人間がいたら正気か? って思うでしょう? そんな感じ。
とにかく風呂タイムにおいて髪がしめるウエイトはデカすぎるから、短いに越したことはない。
三十カ年瀬戸内寂聴計画中の私は、首筋が出るくらいまで短くなりました。のび太ママみたいな風貌です。
で、当たり前ですがロングヘアーのときと比べて段違いに楽なわけです。
学生時代はよく腰までダラダラ伸ばしてたなって関心します。当時はしょっちゅう枝毛の剪定をしてました。
まあ価値観は自由なので無理強いはしませんが、風呂に入れない人がまともに髪の手入れができるとも思えないんですよねえ……。
風呂のなにが面倒なのか?
もうちょっと実践的な、精神面からのアプローチをしていきましょう。
いったい何がそんなに風呂障壁を高めているのか――そこを深掘っていきます。
まずは私の風呂プロセスを細分化してみました。
- 風呂の準備(着替えの用意など)
- 部屋から浴室への移動
- 服を脱ぐ
- かけ湯
- 湯船につかる
- シャンプー
- リンス
- 体を洗う
- 顔を洗う
- 体の保湿剤
- タオルでふく
- 着替える
- 化粧水とか
- 部屋へ戻る
- 髪を乾かす
ゲェ……15項目もありますよ。そりゃ面倒くさいわけですわ。
とはいえ、この中で手間レベル(面倒くさい度)が高いものと低いものがあるはずです。
それを明確にして、手間レベルが高い行動を楽にする方法を考えていきましょう。
私はこんな感じ。

最初に重い腰が上がらず、洗う工程が面倒で、髪を乾かすのがダルイ。逆に湯船につかっているのは好き。
つまるところ私はやはり、風呂嫌いではなくただのものぐさってことですね。
風呂時間を決める
とにもかくにも、最初の腰をどう軽くするかが問題です。
効果は低めですが、まずは風呂時間をできるだけ固定します。
同じ時間・同じ場所で同じ行動を繰り返すことで習慣化しやすくなるためです。
私は夕食→小説を書く時間→日記→風呂の流れを金・土曜と外出時以外は崩さないようにしています。
風呂の時間がきたらアラームが鳴ります(高確率で無視していますが)。
主に風呂キャンが起きるのは、
①アホほど眠いとき
②風呂の前に漫画を読みだしたとき
③筆が乗ってるとき
です。
生活リズムが小学生なのか、ときどき夕食直後に眠くなるのは困りものです。
なかでも②が危険。
ただでさえ正常な判断のできない脳が夜は知能指数23くらいに落ち込み、低負荷なことをダラダラやり出します。
気づけば深夜になりかねないので、最近Rentaは土日の夜以外見れないようにブロックしました。
風呂キャンの要因になりそうなものを潰しておくのも有用です。
エーックスとかYouTubeとか何も開けなくなった大人しく風呂へいくやもしれません。
おすすめはChrome拡張機能のフェブブロッカー。
……まあ、PC使わずに読書しだす可能性もあるけど。
あらかじめ風呂セットを洗面所へ置いておく
夕方の、まだ意志力が辛うじて残っている時間に風呂セットを用意しておくと、夜の自分が助かります。
夜ってパジャマを棚から出すのも億劫だからね。
スマホを洗面所に放置する
問題は風呂場へ行くまでの道中なんですよ。とくに冬。
おまえの風呂はどこにあんねんって感じですが、たかだか数十歩の距離が千里の道にも思えてきます。
そんなとき、スマホが洗面所にあると渋々ながら取りに行こうと立ち上がります。
令和の参勤交代ですね。
ただしときには人質(スマホ)を見捨てて寝るときもあります。許せ。
ちなみにスマホ参勤交代はそれなりに有効なものの、浴室には持ち込まないでください。
一時期入浴タイムにスマホをいじってたからわかるのですが、余計疲れる。風呂は何もせずに浸かれ!
その方が圧倒的にリラックスできます。
電気を消して寝ない範囲で目を閉じるのがおすすめ。現代人は目を使いすぎ。
入浴記録をとる
もうここまで来ると小学生のそれですが、記録をつけましょう。
私は小さな手帳に、風呂だの運動だのの日常のあれこれができたかどうかをチェックしています。
それに手間取ると本末転倒なので、〇か×をつけるくらいのシンプルなものにしてください。
今日もお風呂に入れました、マル!
……馬鹿じゃねえのか。
泡で出るボディソープは楽
実際に洗いタイムを短縮するハックです。
今年から取り入れたのが、泡で出るボディソープ。

こんなの2秒くらいでびちゃびちゃになるんだろ……って信用していなかったのですが、ところがどっこい。
ちゃんとフワフワの泡を維持しているんですよ。ただ、泡は増えない。
もうボディタオルとかいらんから。女は黙って手。
未だにボディタオル派と手派が論争を起こしているが、勝手にやってろ。
濡れた状態で使える保湿クリームも便利

面倒くさがりのわりに肌を気にしているので、風呂上りに保湿クリームを塗っています。
が、これもタオルで拭いた後にぬりぬりするのが面倒だったんですよね。なんかベタつく感じがするし。
しかし、ビオレの濡れた肌に使えるクリームは、乾かす前に雑に塗ってタオルで拭き取るだけなので便利。
少々コスパは悪いかもしれませんが重宝しています。
どうでもいいけどビオレママって亀甲縛りとかして鞭で叩きたくなる顔してるよね。

あけみさんっていうらしい。ビオレママは総称なのか……一人ムンクの叫びみたいな造形のお母ちゃんおるやん……
オールインワン系の化粧品を使う
最近は使っていないのですが、化粧水やら乳液やらべちゃくちゃやるの面倒な人におすすめ。
私はなぜかこの工程にはあまり手間を覚えないため、水まがいのハトムギ化粧水と大豆のなんかを塗りたくっています。
速乾系タオルの活用
一番の難所、ドライヤー。
なぜ髪はあんなに保水力(?)が高いんでしょうねえ。
拭いても拭いてもどこからともなくにじみ出てくる水。
夏場はそれに加え汗がプラスされ、ドライヤーで乾かしているんだか湿らせているんだかよくわからなくなります。
それで髪は短い方がドライヤー時間が短縮できるので有利なわけですが、しっかりタオルドライをしておくのも重要です。
こちらのタオルを使い、ドライヤー前にできるだけ水分を取るようにしています。

ぶっちゃけ髪が短すぎてそこまで効果を実感できていない。
注意・オールインワン系シャンプーはいまいち
個人的にはオールインワン系のアイテムは推奨していません。
理由は髪がナスの漬物みたくなるからです。
まあ、個人の感想なので肌質や髪質にあうのなら良きアイテムかと思います。
番外①タイムアタックをしてみよう
ちゃんと風呂に入らなくては、という意識が風呂障壁を上げているんですよ。
そのため、ときにはクッソ適当な入浴で許す日を設けています。
どれだけ早く出られるかタイムアタックをするのです。
これは辛うじて元気があるときのみで、本当にダルイ時はそんな気もわきません。
頑張れば5分でいけますね。まさにカラス。
衛生面はゴミだけど入らないよりはマシってレベルです。夏場はこれだけでも寝苦しさの度合いが違います。
ただ、睡眠の質は上がらないでしょう。
番外②最悪、湯船につかるだけでいい
髪とか洗わなくていいから、湯船にだけつかる。
つまりお風呂のいちばんおいしい部分だけいただく入り方ですね。
髪の毛にまつわるあれやこれやがない分、非常に時短な入り方です。
「つかるだけでいいから……」って自分に言い聞かせると、風呂障壁も下がります。
しかも質のよい睡眠に必要なのは洗浄より深部体温を上げる方なので、睡眠という観点においてはシャワーより最適解かもしれない。
まあ、普通にきたねえけど。
髪は濡れないようにヘアキャップなどを被っておくとよいでしょう。
夏場は途中で耐えられなくなって「やっぱ髪洗おう」ってなるので結果オーライです。
というか夏場は風呂に入らないより悲惨なことになるので(ヘアキャップの中で汗かいて)、推奨できません。
冬は湯冷めの可能性が高まりますし、まあ奥の手って感じですね。
まとめ~いつから毎日の入浴が普通だと錯覚していた?~
世界的に見て、毎日の入浴が「常識化」されている地域の方が珍しいと思うんですよ。
アメリカやヨーロッパ、ロシアなんかは週に数回ですし、中国や韓国はシャワー派が多いらしいですし、そもそも途上国に至っては浴びるなら飲みたいでしょうし。
つまり1日くらい風呂に入らないのはグローバル目線だと問題ないわけです。
「お風呂キャンセル界隈は汚い」「不潔」など批判されたら、堂々と
でもそれって日本の常識ですよね?
と返してやりましょう。
するとあら不思議、周囲から人がいなくなります。
てなわけで、いろいろ対策して入浴しつつもやる気がない日は自信をもってキャンセルしちゃってください。
だがコミケで異臭を放つ徹夜組、おまえらは駄目だ。
それではよき風呂ライフを!
余談。
ビオレママメーカー、面白い。
アイキャッチのママもこれで作った。
昔は痩せていたのよ~
鞭。